非常勤の先生が担当する教科の教科書は、担任の先生が教えていないのだから、それを借りればいいと言います。
調べたら、小学校の教科書は、1年~6年生、前期20,788円。後期7,739円。
前期、後期合わせて28,527円です。
非常勤の先生で教える教科は、1教科と聞いています。
いちばん安いと1冊85円
高くても1,049円でした。
でも、大田区は、買わない。
大田区立小中学校の司書の先生は、小学校59名、中学校28名の定員のところ、1名欠員で86名。
東京都採用の非常勤の先生は、小学校14名、中学校27名、で41名。
いずれも、会計年度任用という働き方の非常勤の先生です。
およその試算をすると
中学校の教科書の価格表はいただいていないので、
小学校の司書全員に買うと、28,527円×59人=168万3,093円
非常勤の先生は、教科の先生ですが、一番高くて1049円、後期も買うとすると、2千円と少し。
2千円×14名=2万8千円です。
小学校の非常勤の先生の教科書で、200万円にはなりません。
中学校は、人数で半分、学年で半分、
価格表がでていましたが、小学校より大きく増えることはないと思います。
それでも、大田区は買いません。
一方で、先生の教え方が書かれている「指導書」は、区長という教育からの中立性を求められている機関が、機械的に買い与えます。
59校の教師用指導教科書 6,935冊
1億9,069万5,890円也。
そのうち、議員の議案への考え方まで、「指導」する本、与えたりしないですよね?