蒲蒲線の費用対効果を示すB/C(ビーバイシー)は、1.5から2に増えたそうです。
コストが分母で効果が分子なので、効果が大きくなったということです。
蒲蒲線が良い事業で行うべき、という根拠のひとつがこのビーバイシーで、建設費より売り上げが高くなったと思えば、良い事業なのかもしれません。
ところが、人口も生産年齢人口も減って、鉄道に乗る人が減ってきているうえ、テレワークなど、移動しない労働環境の整備も進みつつあります。
なぜ、B/Cが増えたか大田区にききましたが、
回答が得られませんでした。
大田区と東京都で作ったB/Cなのに不思議です。
B/Cには、単なる金銭的な価値だけでなく、路線がつながったことによる効果も
含めていいのだそうです、
この線路がつながったことによる効果がこのB/Cビーバイシーどう影響するかも
大田区から具体的に示されていません。
いま、大田区にB/Cを算出した事業者に聞いてもらっています。
採算性の取れる良い事業だと思ったら、川越から羽田空港まで、7分速く着くことに
大きな評価点を与えているかもしれません。
日常的に新空港線を使う区民は、多摩川線をほぼ素通りされて、不便になるかもしれないのに