今の政治には、おおきく2つのことが足りないと思います。1つが効果の検証であり、もう一つが根本的原因の解明です。結果、政治は対症療法に陥っています。
こどもの貧困は、親の貧困です。
こどもの貧困と言ったとたんに、雇用や社会保障の問題が不問になります。
空家対策は、過剰な住宅供給の結果起きていますが、空家の安全管理や有効活用ばかりが取り上げられます。
一方で、過剰な住宅供給が続き、東京一極集中など、都市に人口を集中させる政策は止みません。
あたらめるべきは、税制や都市計画や建築関係の法令です。
対症療法の政治は、税金がそこに投入され、結果、誰かの利権に繋がります。
私たちの税負担は増え、誰かのポケットがふくらむことになります。
格差はこういうところでも拡大しています。