1月13日リニアシールドトンネル工事が止まっていることについての説明会があり、行ってきました。
説明会は、シールドトンネル工事の調査が止まっているため行われたものですが、
リニア中央新幹線やリニア技術など、今回の肝心の説明とは関係ない説明がほとんどでした。
そもそも、工事が1年近く停まっているにも関わらず、説明会の名称自体、あいまいにしていて、
誠意を感じられません。
結果、最も重要な、品川工区の大深度シールドトンネル工事が、なぜ止まっているかの説明が、埋没していました。
説明をうかがってわかったのですが、
昨年、工事が遅れて工事事務所に行った時、すでに、機械の調子が悪かったにも関わらず、
・シールドマシンが効率的に動いていないことが判明していながら、そのことについて触れていませんでした。
しかも、機械の調子が悪かったのに、原因究明せず、長期間放置し、原因究明に時間がかかったのも問題だと思います。
不具合を放置し、原因究明していなかった、ということです。
これで、安全な工事を任せられるでしょうか。
これだけ社会的に注目されている大事故を起こした後のリニア事業ですが、
今回の不具合に対する対応があまりにずさんで、本気で、シールドトンネル工事の安全を確保し、鉄道開通を目指しているのか、疑問を持ちます。
私は、リニア事業は、譲渡され、放射性廃棄物の廃棄場所として使われるのではないかと、かねてから指摘しています。特に、長野県のあたりですね。
色々と「不可抗力が起きて仕方なかったことにして」安全のため、などと言って、撤退するのではないでしょうか。
リニアが都心部を通らないのは、悪くありませんが、放射性廃棄物の破棄場所になるとしたら、問題ですから、そこもきちんと見ていこうと思います。
一方、
3兆円の財政投融資は、今回の物価高騰のずーっと前の2017年に完了しています。
3兆円うけながら、工事はほとんど進んでいませんから、何に使っているのでしょう。
財政投融資は、30年元金返済不要で、0.8%の利子だけ払えば良い条件です。
今も貨幣価値は下がっています。
30年後の3兆円は、どれほどの貨幣価値でしょうか。