議員になってからの活動を本にする過程で、二つのことが見えてきました。
ひとつが、主権者に発意が無いこと、
もう一つが、主権者の発意でないことが、ほぼそのまま決まっていくこと
これで国民主権の民主主義と言えるでしょうか。
議員になってからの毎日は、フェアな民主主義のための闘いの日々です。
この出版を記念し、内田樹さんをお招きして出版記念講演会します。ぜひ、ご参加ください。
2月13日(月)18時半~
大田文化の森
参加費¥2000 著書付き
申し込みは、メールか電話で
office@nasurie.com
03(6303)8671
提案されることの多くは、区民、住民の声が大きくなって出てきたことではなく、ある日突然、出されます。
そこに、区民、住民からの発意を制度にするしくみがありません。
仮に、選挙で選ばれた首長や議員が区民住民の声で提案したとするなら、その前に、議会などでの問題意識が発言されてもいいかと思いますが、そうした場面も、無い、あるいは、非常に少ないと思います。
それでも、選挙で選ばれた議員や首長の提案は、区民・住民を代表しているというなら、それが議論の過程で、区民・住民の声が反映され、修正されたり、否決されてもいいと思いますが、そうした仕組みになっていません。
提案から可決までが短すぎるのです。