航空機事故が起き、設置された「大田区羽田空港航空機事故対策準備室」ですが、大田区は、1月5日(金)で廃止する連絡を4日朝一番のメールで議員に送ってきました。
4日早朝と言えば、事故原因の解明もまだなどころか、C滑走路は閉鎖されたままで、復旧の目途もたっていませんでした。
大田区は、空港立地自治体として、航空機や空港供用の安全を守るため、大田区が果たすべき役割を早々に放棄してしまったのです。
非常に残念であり、住民として口惜しい想いです。
区長からのコメントの内容と、実態があっていなくて、怖くなります。
私たちが付託している行政とは、こんなに軽いものだったのでしょうか。
以下に大田区からのメールと区長のコメントをご報告いたします。
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1月2日(火)に設置した大田区羽田空港航空機事故対策準備室は、区民への情報提供について必要な事項が収束していることから、1月5日(金)をもって、準備室の廃止することを決定いたしました。
今般の事故を受け、本日以下のとおり、大田区長のコメントを報道機関に発出する予定です。予め情報共有をさせていただきます。
(大田区長コメント)
今回の事故は、は、能登半島地震における被災地支援に向かう海上保安庁の航空機と日本航空機の衝突事故であり、海上保安庁の職員5名がお亡くなりになられたことは大変残念であります。心よりご冥福をお祈りいたします。
また、日本航空機の乗客・乗務員計 379 名全員の無事が確認されたことにつきましては、乗員の適切な判断による避難誘導及び乗客と連携した冷静な避難が着実に行われたものと思います。
対応にあたっていただきました消防、警察をはじめとする全ての関係機関の皆様、医師会並びに搬送先の区内の病院関係者の皆様におかれましては、この場をお借りし、心より感謝申し上げます。
羽田空港を有する地元自治体といたしましては、原因究明と事故の再発防止、そしてより一層の安全対策の徹底を国に強く要請をしてまいります。