こんちゅう探偵団

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エゾカミキリ

2013年12月28日 |  ●カミキリムシ科


エゾカミキリ Lamia texor (北海道)

[分 布] 北海道
[食 樹] ヤナギなど
[時 期] 5月~8月・秋
※ 体長は約24㎜~34㎜前後でカミキリムシ科フトカミキリ亜科に属する。

国内では北海道のみに分布し、平地~山地まで広く分布しているが個体数は少ない。
主に柳の生える河川敷や開けた草原などで見らる。
北海道固有種で、RDBでは準絶滅危惧種に指定されている。
翅は退化し飛ぶ事が出来ない為、歩いて移動する。
日中はヤナギの根元や石や流木の下で休んでいる、夕刻になると枝に登りヤナギをかじっている姿が見られる。
また交尾も夕刻から夜間にかけてヤナギの枝で行っている姿を見る事が出来ます。
割と開けた環境を好み、ヤナギの幼木が好きなのでそうしたヤナギの幼木があれば見る事ができます。



柳の枝で交尾するエゾカミキリ









日中に柳の生える河川敷で発見したエゾカミキリ



夕刻、柳の枝に登り樹皮をかじるエゾカミキリ





日中にはこうして地面を歩き移動するエゾカミキリがたまに見つかる。



ヤナギの根本付近の枯葉下にいたエゾカミキリ



日中にヤナギ幼木の根元に隠れるエゾカミキリ



ゴツゴツした体で、立派な太い触角を持つ



原始的な容姿のエゾカミキリ



ヤナギ幼木の枝で交尾をするエゾカミキリ



倒木を歩くエゾカミキリ♀



ヤナギ幼木の葉にしがみつくエゾカミキリ♂



朝方ヤナギの枝を囓るエゾカミキリ、当日は曇空で気温もそれほど高くない日でした。





ヤナギの枝にいたエゾカミキリ



エゾカミキリの食痕




エゾカミリが羽化したヤナギの枝



ヤナギの枝から羽化したエゾカミキリ


[2022年に撮影したエゾカミキリ]






[エゾカミキリの生息地]

 
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