アカガネカミキリ Plectura metallica (北海道)
[分 布] 北海道
[食 樹] ハンノキ類・ミズキ・ヤナギ・シラカバなど
[時 期] 5月~10月
※ 体長は約9㎜~12㎜前後のカミキリムシ科フトカミキリ亜科に属する甲虫。
北海道に分布しており、低山地~山地に生息し個体数は普通。
アカガネカミキリは低山地から山地に生息し、翅が退化しているため数少ない「飛べないカミキムシ」の1種です。
その為、地域によっては個体変異がありコレクションとしてはなかなか面白いカミキリムシなのかもしれない。
北海道では秋頃になると山地の枯れ枝を叩くと以外と簡単に落ちて来るので割と身近なカミキリムシの一つでもあります。
体は赤銅色で淡い黄色の微毛を生じる、胸部側面には強い突起がある。
成虫で越冬するが、春~夏の時期などはおそらく倒木下や落葉下などに潜んでいると思われる。
♀の触角は翅端までは届かないので♂との区別は容易です。
※ 北海道以外のカミキリムシは「ホンドアカガネカミキリ」とされる。
2011年7月 北海道 イタドリの葉の上で枯葉を食べていた
2011年8月 北海道 山地の枝にしがみついている様子
2013年6月 北海道 倒木上で発見した本種
2011年9月 北海道 枯れ枝のスウィーピングで得た個体
2012年9月 北海道 ハンノキ幼木の多い林縁で見つけたアカガネカミキリ
2009年8月 北海道 葉の上で休んでいるアカガネカミキリ
2012年9月 北海道 枯れ葉に隠れているアカガネカミキリ
2012年9月 北海道 生息地風景
この様な枯れ枝があればまずは叩いてみるベシ!!
[採集時のアカガネカミキリ]
[アカガネカミキリの標本]
アカガネカミキリ
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