こんちゅう探偵団

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フタスジハナカミキリ

2016年06月09日 |  ●カミキリムシ科


フタスジハナカミキリ Etorofus vicaria (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] 各種針葉樹・シラカバ・イタヤカエデなど
[時 期] 6月~8月
※ 体長は約14㎜~20㎜前後のカミキリムシ科ハナカミキリ亜科に属する甲虫。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は多い。
日中は花に良く飛来する。
胸部の中央に大きな黒紋があり、上翅は黄色地で中央と翅端に黒帯が走る。
[フタスジ]の由来はこの2本の黒帯によるものと勝手に解釈している。
上翅斑紋・色彩の変異があり、全体的に黒い個体なども見られる。
触角は黒と黄色のまだら模様と、黒一色のタイプを確認している。



2015年 北海道 フタスジハナカミキリ Nakanea vicaria
標高800M前後の道路脇のフキの葉の上にいたフタスジハナカミキリ。



2011年 北海道 フタスジハナカミキリ Nakanea vicaria
道路沿いのセリ科の花の上で交尾中のフタスジハナカミキリ、3匹が連なっている不思議な光景をたまに見る事がある。



2011年 北海道 フタスジハナカミキリ Nakanea vicaria
日中に山地の花の上で交尾中のフタスジハナカミキリ。



2011年 北海道 フタスジハナカミキリ Nakanea vicaria
写真の個体は夕刻に山地の針葉樹の土場に飛来したフタスジハナカミキリの♀を撮影。
上翅中央の黒帯は会合線に向い細くなるタイプ。



2011年 北海道 フタスジハナカミキリ Nakanea vicaria
日中山地の花に飛来したフタスジハナカミキリの♂。上翅中央の黒帯が会合線まで一様に太いタイプ。


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