
ヒシカミキリ Microlera ptinoides (北海道)
[分 布] 日本各地
[食 樹] 広葉樹各種
[時 期] 4月~6月
※ 体長は約3㎜~5.1㎜前後のカミキリムシ科フトカミキリ亜科に属する甲虫。
日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数はやや少ない。
小型のカミキリムシで、各種広葉樹の枯れ蔓や枯れ枝に集まる。
ヒシカミキリの後翅は退化しており、翅の基部が狭くなっている。
上翅はゴツゴツとしており、黒い。肩の部分に白い[L字]模様と後方には白色横帯が目立つ。
手足・触角は赤褐色をしており、パッと見るとアリの様に見えるカミキリらしからぬカミキリがこのヒシカミキリです。

広葉樹の枯れ枝に付いていたヒシカミキリ


3匹がくっついて行進、ヤナギの枯れ枝にて

ヒシカミキリ
オニグルミの枝にしがみ付くヒシカミキリ

ヒシカミキリ
網でツルのブッシュを救うと、小型のヒシカミキリが入った。
小さいけど見つけると嬉しいカミキリムシです

2014年 北海道 ヒシカミキリ Microlera ptinoides
柳の枯れ枝にいたヒシカミキリを採集後に撮影

2014年 [羽 化] 北海道産 カシワ材 ヒシカミキリ Microlera ptinoides
カシワの細い枯れ枝から羽化してきたヒシカミキリ。

2010年 北海道 ヒシカミキリ Microlera ptinoides
ハマナスの花にいたヒシカミキリを採集し撮影した。
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