タイショウオオキノコ Episcapha morawitzi
2011年8月 北海道
分 布[日本各地] 時 期[6-9月] 体 長[11-14㎜]
ホスト[サルノコシカケなどのキノコ類]
写真の個体は日中山地の木材置き場で見つけた、タイショウオオキノコを撮影。
日本各地に生息するオオキノコムシ科に属する甲虫の仲間。
この手のグループの中では割と珍しい虫でミヤマオビオオキノコに良く似ている。
本種の特徴は肩の赤い紋が鮮やかな赤橙色をしており、ミヤマオビオオキノコはどちらかと言えば黄色と言える。
個人的にはこの赤紋がミヤマオビよりも、より太くなっているように感じます。
また、素人目では解りづらいが複眼の間が複眼の3倍以上離れているそうです。
成虫は6月~9月かけて見られサルノコシカケなどのキノコ類の傘下を食べる。
日中はこうしたキノコ類などの傘下や樹皮下に隠れている事が多く、夜間に出歩いているところを良く見かける。
おそらく灯火になどにも飛来する習性があるようです。
幼虫もキノコ類を食べて育ち、樹皮下や土中で蛹化する。
※ 図鑑などでは『タイショウオビオオキノコ』と記載されているものが多い。
2010年8月 北海道 タイショウオオキノコ Episcapha morawitzi
海岸部で夜間外灯付近の壁に張り付いて個体。
左:2013年7月 北海道 タイショウオオキノコ Episcapha morawitzi
右:左の写真の個体が見つかった木材置き場
2013年8月 北海道 タイショウオオキノコ Episcapha morawitzi
赤い紋が目立つタイショウオオキノコ
[タイショウオオキノコとミヤマオビオオキノコの区別画像]
左:タイショウオオキノコ 右:ミヤマオビオオキノコ
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