こんちゅう探偵団

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ビャクシンカミキリ

2015年01月02日 |  ●カミキリムシ科


ビャクシンカミキリ Semanotus bifasciatus (北海道)

[分 布] 北海道(南部)・本州
[食 樹] ヒノキ科(ヒノキ・アスナロ・スギ)・マツ科(カラマツ)など
[時 期] 3月~5月
※ 体長は約7㎜~18㎜前後のカミキリムシ科カミキリ亜科に属する甲虫。

北海道・本州に分布しており、平地~山地に生息し局地的だが個体数は多い。
成虫は夜間に針葉樹などの伐採木・薪などで見られる。
北海道では南部で記録があり、局地的だが状態の良い伐採木などがあれば個体数は多い。
ヒメスギカミキリは日中活動するのに対し、ビャクシンカミキリは夜間活発に活動します。
その為日中は樹皮の裂け目などに潜り混んでいる様です。
上翅は上から暗赤色・白帯・黒色・白帯・黒色の順に綺麗に分かれている、全体に短い毛を生じる。
色彩・斑紋の変異が多く、時に上翅全体が黒い個体など(黒化型)も現れる様です。







ビャクシンカミキリ Semanotus bifasciatus (北海道)
北海道南部で初めて見る事が出来たビャクシンカミキリ(2014年)











ビャクシンカミキリ Semanotus bifasciatus (北海道)
夜間針葉樹の伐採木で見られるビャクシンカミキリ(2020年)



ビャクシンカミキリ Semanotus bifasciatus (神奈川県)
道外では割と各地で多く見られるらしいビャクシンカミキリ(2018年)



ビャクシンカミキリの標本画像


[本州産のビャクシンカミキリ]



    
※ 画像をクリックすると拡大致します。
友達のDX-9さんから頂いたビャクシンカミキリ、北海道産よりもちょっと大きく感じました。


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