ヒゲナガゴマフカミキリ Palimna liturata (北海道)
[分 布] 日本各地
[食 樹] ブナ類・カシ類・シデ類など
[時 期] 7月~9月
※ 体長は約11㎜~24㎜前後のカミキリムシ科フトカミキリ亜科に属する甲虫。
日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は少ない。
ブナやカンバ類の多い林に生息し、倒木や伐採木に集まる。
個人的には札幌ではシラカバの伐採木などで見つける割合が高い。
いる所では少ないながらも見つかる為産地はやや局地的に感じます。
♂の触覚は長く、体長の約3倍ほどあります。上翅は白と黒のホルスタイン模様で
体の横の部分が黄色個体などもいる。なかなか格好良いカミキリムシです。
シラカバの樹にいると保護色になりなかなか見つけづらいです。
2014年 北海道 ヒゲナガゴマフカミキリ Palimna liturata
1枚目の画像と同じ個体で、シラカバ材の上にいたヒゲナガゴマフカミキリ。
2010年 北海道 ヒゲナガゴマフカミキリ Palimna liturata
低山地のシラカバの大木の樹皮で交尾中のヒゲナガゴマフカミキリを撮影。
2011年 北海道 ヒゲナガゴマフカミキリ Palimna liturata
山地の土場で、シラカバ材の上を歩いていたヒゲナガゴマフカミキリを撮影。
2011年 北海道 ヒゲナガゴマフカミキリ Palimna liturata
上記画像と同じ個体、どうやらシラカバが好きな様です。
2010年 北海道 ヒゲナガゴマフカミキリ Palimna liturata
ハンノキの伐採木にいたヒゲナガゴマフカミキリ。
2015年 北海道 ヒゲナガゴマフカミキリ Palimna liturata
カエデの衰弱樹に無数の本種が張り付いていた、こんな光景は初めて見たのでビックリしました。
交尾中のヒゲナガゴマフカミキリ。
[標本と生態の雌雄]
※ 画像はクリックすると拡大します。
左:標本画像 左から♂:♀:♀:♀
中:♂のヒゲナガゴマフカミキリ Palimna liturata
右:♀のヒゲナガゴマフカミキリ Palimna liturata
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