こんちゅう探偵団

日本各地の昆虫好きが集まる謎の探偵団結成・・・!?
Let's 昆虫採集!! Since in 2013.10.12

ビロードスカシバ飼育 < 羽 化 >

2018年08月11日 | 飼育日記
今年の在庫から・・・
北海道某所で採集した不明幼虫を飼育したら
ビロードスカシバが羽化しました ( ^-^)o-o<※ ☆ パンッ




ビロードスカシバ 羽化
7月:柳の枝の中にいた幼虫を採集してから約1カ月で成虫が羽化しました。
4年前の2014年に成虫を採集した事があり、今回同じ場所で幼虫を採集しました。
本種を見るのは今回で2度目となりますが、割と少ない種の様です。
国内では北海道のみに分布し、柳類をホストとしています。

それにしても前回も、今回も胸部が剥げているのが残念です。
幼虫の写真も撮影しておけばよかったなぁ、成虫も早い段階で気づけば
胸部が剥げずに綺麗な個体を撮影出来たので、
また機会があればトライしたい種です ヾ( 〃∇〃)ツ ♪♪♪ 

トビマダラシャチホコ飼育 < 羽 化 >

2018年08月10日 | 飼育日記
今年の在庫から・・・
札幌市内で採集した不明幼虫を飼育したら
トビマダラシャチホコが羽化しました ( ^-^)o-o<※ ☆ パンッ


トビマダラシャチホコ 幼虫
7月:自宅の近くの柳の葉の上で不明幼虫を採集しました。
シャチホコ系の幼虫なので飼育して観察してみます。



トビマダラシャチホコ 蛹化
7月:飼育ケースを見たら、底の角で蛹になっていました。
蛹の周りに軽く糸を紡いで外繭の様なものを作っていました。



トビマダラシャチホコ 羽化
7月:幼虫を採集してから、約20日程度で羽化しました。
種が分からなかった幼虫はトビマダラシャチホコでした!!



羽化不全なので分かりづらいですが、本来はこんな感じの蛾です。
写真は過去に撮影したものです。

普段良く見る種でしたが、飼育して見たのは初めてだったので
とても面白かったです、やや羽化不全だったのが心残りでした ヾ( 〃∇〃)ツ ♪♪♪ 

DX-9さんから頂いたイガブチヒゲハナカミキリ

2018年08月09日 | 雑談日記
今年の在庫から・・・
本日は友達のDX-9さんから送って頂いた
イガブチヒゲハナカミキリを掲載させて頂きます ( ^-^)o-o<※ ☆ パンッ


イガブチヒゲハナカミキリ
北海道では見られないカミキリムシで、国内では本州・四国・九州に分布します。
近似種で北海道にもブチヒゲハナカミキリがいますが、実物を比べて見るとやはり違いがわかりますね!!



材上でも撮影して見ました、イガブチヒゲハナカミキリは見るのも撮影するのも
初めてのカミキリムシで、以前から実物を見て見たかったのでDX-9さんに感謝です 。。。 ♪(*'-^)-☆パチン

今回も貴重なカミキリを頂き本当にありがとうございます!
この場を借りてお礼申し上げます ヾ( 〃∇〃)ツ ♪♪♪ 

ヤマナラシモモブトカミキリ

2018年08月08日 | 探索日記(生物)
今年の在庫から・・・
久しぶりにヤナナラシモモブトカミキリを探しに
行って来ました。数年振りに本種を見たくなったので・・・ ( ^-^)o-o<※ ☆ パンッ


ヤマナラシモモブトカミキリ
いいですねぇ、ヤマナラシモモブトカミキリ!!

個体数も多く、楽しい散策でした。
もうすぐお盆休み、いよいよ夏も終盤ですね ヾ( 〃∇〃)ツ ♪♪♪ 

ヤナギトラカミキリ

2018年08月07日 | 探索日記(生物)
今年の在庫から・・・
本日はヤナギトラカミキリです。
御三家の2つ目ですね・・・ ( ^-^)o-o<※ ☆ パンッ


ヤナギトラカミキリ
かなり小さい個体でしたが順調に発生していました。

今年はヤナギトラが少なく感じましたが
出会えたので良かったです、いつかクワヤマトラカミキリを見たいですね ヾ( 〃∇〃)ツ ♪♪♪ 

オクエゾトラカミキリ

2018年08月06日 | 探索日記(生物)
今年の在庫から・・・
毎日暑いですねぇ。。。
そんな暑い日にはオクエゾトラがいい感じです・・・ ( ^-^)o-o<※ ☆ パンッ


オクエゾトラカミキリ
今年もオクエゾトラカミキリに会って来ました!!

今年は発生も良くかなりの数を
見つける事が出来ました ヾ( 〃∇〃)ツ ♪♪♪ 

カタキカタビロハナカミキリ

2018年08月05日 |  ●カミキリムシ科


カタキカタビロハナカミキリ Pachyta lamed (北海道)

[分 布] 北海道
[食 樹] エゾマツ・アカエゾマツなど
[時 期] 8月~9月
※ 体長は約11㎜~22㎜前後のカミキリムシ科ハナカミキリ亜科に属する甲虫。

北海道に分布しており、山地に生息し局地的で個体数は少ない。
成虫は日中にエゾマツやアカエゾマツの衰弱木、伐採木・倒木などで見られる。
体は黒色で頭胸部・体裏側に白金色の毛が生えている、♂では上翅が赤褐色~黒色・またはその中間色が見られ
♂は上翅が黄褐色で肩から斜後方に向かう1紋と中央後方の1大紋が黒いが、やや色彩に変異が見られる。
『パキタ』の愛称で親しまれているカミキリムシで、♀は大きく胸板の厚い魅力的なカミキリムシです。
なかなか本種好みの衰弱した新しめの木が見つからないが、そうした木や伐採木などがあれば
日中に次から次へと飛来する。



アカエゾマツに産卵に来たカタキカタビロハナカミキリの♀





衰弱したアカエゾマツに産卵に来ていたカタキカタビロハナカミキリの♀



林道脇の葉に静止していたカタキカタビロハナカミキリの♀



胸部頭部は白金色の毛が生えている


[♀のカタキカタビロハナカミキリの写真]

 
 
 


[♂のカタキカタビロハナカミキリの写真]

 
 


[カタキカタビロハナカミキリの標本]

 
2018年に初めて採集する事が出来た記念すべき1匹
全身黒色のブラックパキタ♂


[採集時のカタキカタビロハナカミキリ]

 
左:カタキカタビロハナカミキリ ♀
右:カタキカタビロハナカミキリ ♂(茶褐色タイプ)

 
左:カタキカタビロハナカミキリ ♂(ブラックタイプ)
右:カタキカタビロハナカミキリ ♂(ブラックタイプ)
雌の色彩は安定しているが、雄の色彩には茶褐色・黒色のタイプとその中間のタイプまで見られる。


本日は当ブログにご訪問下さりありがとうございます。
また明日もどうぞ、宜しくお願い致します ・・・ 

河川敷で見られた昆虫

2018年08月05日 | 探索日記(生物)
今年の在庫から・・・
本日は河川敷で見られた昆虫たちのご紹介です。
クワガタや、ハムシ、カミキリムシなど多彩な昆虫が見つかりました・・・ ( ^-^)o-o<※ ☆ パンッ


ミヤマクワガタ
トップバッターは子供たちのアイドル、ミヤマクワガタです(≡^∇^≡)ニャハハ
山で見るイメージがありますが、割と河川敷などの柳でも見られます。
初夏から見ることが出来き、樹液に付いている姿は子供心に戻りますね!!



エゾドウイロミズギワゴミムシ
続いて登場したのは、河原の湿地で見られた小型のゴミムシです。
日本では北海道にのみ分布しています、とても小さいくすばしっこいので撮影が大変でした。



カメノコテントウ
こちらは柳の葉の上で見られた大型のカメノコテントウです。
大きいものでは12㎜位もあります。



クロモンハムシ
クロモンハムシも柳の葉の上で見られました。
こちらもエゾドウイロミズギワゴミムシと同様、日本での分布は北海道のみです。
斑紋の変異も色々あり、なかなか面白いハムシです。





コニワハンミョウ
続いて、開けた明るい河原の砂地で多数見られたコニワハンミョウです。
近寄ると前方へパッと飛び立ち、地面に着地します。これを何度も繰り返し、
その様子が道を教えてくれている様で、ハンミョウの仲間の事を別名『道教え』とも呼ばれています。



ハギツツハムシ
柳の葉の上で多数見られたハギツツゾハムシ。
ハギや柳をホストとしている、体長4㎜前後のツツハムシです。
翅は黒地に黄金模様が入りなんともゴージャスなハムシですね ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪



ラストは柳の衰弱した枝や枯れ枝などで良く見られるヒトオビアラゲカミキリです。
カミキリ初心者の頃はこの子を見るだけでもとっても嬉しかったものです。
今では多すぎて普段は撮影もしませんが、模様や体型もなかなかいい感じのカミキリなんです。

本日はここまでとさせていただきます。
続きはまた今度時間のある時に掲載致します ヾ( 〃∇〃)ツ ♪♪♪ 

ノミバッタ

2018年08月04日 | 探索日記(生物)
今年の在庫から・・・
本日は泥炭地で見られた、ノミバッタのご紹介です・・・ ( ^-^)o-o<※ ☆ パンッ


ノミバッタ
ノミの様にピョンピョン跳ね回るとっても小さいバッタです。
体長5㎜程度しかないので、見つけるのも一苦労です。
日本各地に分布するバッタですが、札幌市内では見られる環境はかなり限られております。





こうして泥炭地に紛れるとまだ分かりますが、これに小石が絡んでくると
なかなか探すのは容易ではありません、幸い管理人自身は目が良いので
多数のノミバッタを確認出来ました。



ノミバッタの体は黒光したブラックボディでまるでロボットの様です。
近付くとピョンと跳ねて逃げてしまいます、地面に小さいドーム型の巣穴を作る様です。
以前札幌市内の裸地で小さいドーム型の巣を見つけた事がありますが
そのドームの入り口から出入りをしていました。

見られる環境も減っている様ですが、地方へ行くと
まだまだたくさんのノミバッタに出会う事が出来ます ヾ( 〃∇〃)ツ ♪♪♪ 

ヒザクロナキイナゴ

2018年08月03日 | 探索日記(生物)
今年の在庫から・・・
本日は草原で見られた、ヒザクロナキイナゴのご紹介です・・・ ( ^-^)o-o<※ ☆ パンッ


ヒザクロナキイナゴ
北海道に分布しているが、札幌ではまず見ることが出来ないバッタです。
道東では個体数が多いのか、ヒザクロナキイナゴばかり見かけます。
エゾコバネヒナバッタ(チシマヒナバッタ)と言うバッタもいるそうですが
こちらはまだ見たことがありません。



後ろ脚の膝にあたる部分が黒くなっています、これが名前の由来です。
翅は特徴的で幅広く、短いです。フワっと盛りがあっている様な印象です。

道東に行く機会があれば是非このバッタを探して見て下さい!!
なかなか普段見慣れないバッタだけに心がときめきますよ ヾ( 〃∇〃)ツ ♪♪♪