(1)コロナ社会の今年は年末の3次補正と3度の補正予算編成となった。コロナ感染流行拡大を受けて今年は補正予算が必要な緊急事態ではあるが、1次、2次補正で対応する、できる見込みがなかったのか見通しの甘さは指摘される。
あげくに2次補正では膨大な予備費が盛り込まれて補正の意味、使途、目的が不明だとして国会でも問題になったがこれは問題外として、さらに3次補正となると補正予算の意図、意味がルーズでふくらむ財源確保も国債発行(借金)に頼らざるを得ずに政府の財政見通しの甘さは指摘される。
(2)財源としてさらに100兆円規模の国債発行となり、赤字財政悪化、財政健全化が遠のくばかりだ。もちろん予測不能の世界的新型コロナ感染流行拡大で緊急性、必要性は高かったが、政府はあわてふためいて混乱の中国民一人当たり10万円支給、中小企業、個人事業支援策など盛り込んでさらに膨大な予備費まで用意しての年中補正予算編成では、財政規律、健全化の重要性、必要性がないがしろにされて一方的に国民投資(税負担)の負担が大きくなり財政有効活用性が損なわれるものだ。
(3)コロナ中小企業支援策の持続化給付金では30億円の不正受給に70億円の自主返還があり、支援制度として緊急性、必要性、有効性に応えるものとはならずに政府の計画、対応が問題化している。
東日本大震災でも財政支援策の使途基準を制限したため使いきれずに億単位で予算が残リ、一方復興、復旧は進まないというジレンマ、非効率、非有効性がみられた。今回のコロナ3次補正予算は来年度予算との連結で15か月予算だ。
(4)予算を複数年で使うことは順応性、応用性、効率性、有効性がありムダがなく予算執行方法論としては意味はあるが、今回のように来年度予算の先取り項目も含まれるとなると補正予算の緊急性、意味に即したものなのか使途、手法、活用に問題がある。
安倍政権時代に年中国会開催という考えもあったが、年中補正予算となると国民投資(税負担)への負担も大きく、緊急性、計画性、見通しの甘さで赤字財政の増大を招くだけで財政規律、健全化が遠のくばかりだ。
(5)3度の補正予算は政府の安易な国民投資(税負担)頼り、負担増大を押しつけるものであり、近年の政府の財政に対する甘い認識、理念を示すものだ。
あげくに2次補正では膨大な予備費が盛り込まれて補正の意味、使途、目的が不明だとして国会でも問題になったがこれは問題外として、さらに3次補正となると補正予算の意図、意味がルーズでふくらむ財源確保も国債発行(借金)に頼らざるを得ずに政府の財政見通しの甘さは指摘される。
(2)財源としてさらに100兆円規模の国債発行となり、赤字財政悪化、財政健全化が遠のくばかりだ。もちろん予測不能の世界的新型コロナ感染流行拡大で緊急性、必要性は高かったが、政府はあわてふためいて混乱の中国民一人当たり10万円支給、中小企業、個人事業支援策など盛り込んでさらに膨大な予備費まで用意しての年中補正予算編成では、財政規律、健全化の重要性、必要性がないがしろにされて一方的に国民投資(税負担)の負担が大きくなり財政有効活用性が損なわれるものだ。
(3)コロナ中小企業支援策の持続化給付金では30億円の不正受給に70億円の自主返還があり、支援制度として緊急性、必要性、有効性に応えるものとはならずに政府の計画、対応が問題化している。
東日本大震災でも財政支援策の使途基準を制限したため使いきれずに億単位で予算が残リ、一方復興、復旧は進まないというジレンマ、非効率、非有効性がみられた。今回のコロナ3次補正予算は来年度予算との連結で15か月予算だ。
(4)予算を複数年で使うことは順応性、応用性、効率性、有効性がありムダがなく予算執行方法論としては意味はあるが、今回のように来年度予算の先取り項目も含まれるとなると補正予算の緊急性、意味に即したものなのか使途、手法、活用に問題がある。
安倍政権時代に年中国会開催という考えもあったが、年中補正予算となると国民投資(税負担)への負担も大きく、緊急性、計画性、見通しの甘さで赤字財政の増大を招くだけで財政規律、健全化が遠のくばかりだ。
(5)3度の補正予算は政府の安易な国民投資(税負担)頼り、負担増大を押しつけるものであり、近年の政府の財政に対する甘い認識、理念を示すものだ。