いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

コロナ変異種。 variational corona virus

2020-12-23 19:56:13 | 日記
 (1)新型コロナウイルス感染拡大が続く欧州で新型ウイルスの「変異種」(variational corona virus)が検出、確認されて、変異種の感染急増の英国ではジョンソン首相が「古い種よりも最大で7割伝染力が強まっている」(報道)としてロンドンの都市封鎖(lock down)を発表して不安が広まっている。

 (2)英科学者からは変異種が子どもに感染しやすい可能性の指摘もあるが、WHOのテドロス事務局長からは「ウイルスは徐々に変異していくもの」(報道)との発言もあり、事の真相、深層はよくわからないまま、よくわからないから不安がまた募るというスパイラル(spiral)だ。

 新型コロナウイルス変異種は欧州中心から南アフリカでも検出、確認されており(同)、英国のものとは別ものだとみられる。日本でも「(コロナウイルスの表面にある)スパイクたんぱく質のアミノ酸に英国とは別の変異が確認」(同)されている。

 (3)中国武漢市から発生したとみられる新型ウイルスが瞬く間に急激に世界に感染流行拡大した「強さ」、「持続力」、「感染力」を示す変異種の検出、確認だ。現在研究開発し実用化が進んでいるワクチンの効能には問題はないという専門家の見解もあり、WHOでは「現時点では重症率や致死率を上げる根拠はない」(報道)としている。

 (4)感染コロナウイルスが新型からまた複数の変異種に変化していく生存力、感染力に驚かされるが、英国ではジョンソン首相も以前の新型ウイルス陽性反応感染者で今度も国内の変異種感染急増で感染対策に問題がないのか、寒い国で感染影響力が強い環境社会にあり、世界は英国との出入国規制に乗り出しているがこれまでの経過、経緯からは変異種の感染拡大は広がりをみせることは考えられる。

 (5)英国は現在EU離脱に向けて貿易協定の交渉の大詰めを迎えているが、EU理念のヒト、モノ、カネの自由往来が感染原因につながっているのか、英国としてはさらにEU離脱の正当性を確認するような事態であり、世界の金融市場といわれるロンドンの都市封鎖は深刻な世界市場に影響を与えるものだ。

 (6)英国といえば自由な気風の王室を思い浮かべるがウイルス感染対策はどうか、またポール・マッカートニーさんが居住しておりしばらくはロンドンを離れることはできずに自粛生活の中で思いやられる。

 来年に向けてもコロナウイルス感染の影響は引きずってワクチン開発の実用化効力に期待したいが、日本も東京五輪、衆院選挙と節目の年でもあり気持ちを引き締めての感染対策、国民支援、協力が求められる。

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