いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
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コワモテ石破首相の弱気な発言。 negative speaking of premier ishiba of a grim face

2025-01-29 20:17:59 | 日記
 (1)石破首相の国会答弁が聞かれたことに答えない、わかりにくいのは少数与党として野党の意見に耳を貸さなければならない国会事情はあるのだろうが、それだけではない。石破首相は顔はトランプ大統領、習主席同様コワモテだが、そういう人によくある気はやさしいところは見受けられる。
 トランプ大統領との関係強化を聞かれて、会って話をしてみなければわからない旨の発言をしていた。

 (2)それはそうだが、世間話ではないのでこちらも日本の首相として国家、国民を代表して話題のトランプ大統領と初めて首脳会談をしようという時に、会って話をしてみないとわからないでは心もとない。
 話し合う前から手の内はみせられないということはあるのだろうが向うは相当に個性の強いはっきりした主張を述べているのだから、こちらも日米関係、政治、経済、貿易、防衛問題で協力関係を深めるために会おうというのだから会ってみなければわからないでは済まない。

 (3)日米関係を対等な立場から議論を深める決意、意欲はみせてもらわなければならない。会って話をしてみなければわからない発言からは、そういう決意、意欲はみられない。石破首相は就任時には12年に当時野党だった自民党が解散総選挙で大勝して安倍第2次政権が誕生した時に返らなければならないと決意を述べていたのが印象的だった。

 (4)石破氏は当時安倍野党の幹事長として夜行列車を乗り継いで全国選挙区を応援演説で回り大勝して安倍第2次政権誕生に結びつけたエネルギーがコワモテ石破氏の真骨頂と思っていたし、本人も裏金問題で揺れる自民党がそこに戻らなければならないと発言していたのでそうかと思っていた。
 しかし、本人か自民党執行部の思惑かわからないが首相就任早々の解散総選挙で敗北して少数与党となり、その後発言からは自信がみられなくなり随所で前言撤回が続き弱気な姿勢が目につく。

 (5)それがそのままトランプ大統領との初の会談に臨む印象発言となってあらわれている。ノーベル平和賞授賞の被団協との面会でも質問時間はなかったといわれて、その後政府は国連の核禁条約参加を見送る方針を示した。
 石破首相はかっては自民党保守派に根強くある抑止力としての核保有論者であり(今はわからない)核禁条約不参加は予想されたものだが、政策通とみられる石破首相の思想、信条、理念が発言から分からない弱気の姿勢、不安も大きい。

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