いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

元検察官大統領なら、日本は。if the president of the ex-public prosecutor , japan is

2024-07-25 20:32:38 | 日記
 (1)ここに来てのバイデン大統領の大統領選撤退を受けてハリス副大統領が民主党候補として指名される(それしかない)状況が生まれ、はからずも初めての米国女性大統領誕生の可能性が出てきた。

 (2)共和党トランプ候補としては8年前の民主党ヒラリー・クリントン候補と同様の女性大統領候補との対決となり、その時の経験値を練り直しているのだろうか。ヒラリー・クリントン候補とは米国社会をリードする社会富裕層のエスタブリッシュメント(establishment)との対決を演出して、恩恵を受けてこない白人マイノリティ層の岩盤支持を強固にして流れをつくりメディアも予想を誤るトランプ大統領誕生を実現した。

 (3)今回候補の民主党ハリス副大統領は黒人系女性副大統領で従来の民主党支持を支える地盤であり、8年前のヒラリー候補との対決と比較してトランプ候補は当時は政治経験もなく泡沫候補という一方的な挑戦しかない状況と違って今は元大統領としての政治経験も積んでこれまでもバイデン大統領をわずかでも上回る支持率の有利な選挙戦を展開している。

 (4)さらにハリス候補は検察官出身ということから、いくつもの訴訟を抱えるトランプ候補とは検察官対被告(犯罪者)という対比、演出を強調(報道)するものとみられている。米国大統領選での検察官対被告(犯罪者)という候補者の立場もスケールの小さい話で、ハリス候補も副大統領として政策偏向発言や担当する移民問題で成果がみられずに、バイデン大統領の大統領選撤退でハリス候補の民主党大統領候補として結束は伝えられているが国民支持、人気は乏しいとみられている。

 (5)米国政治もトランプ時代から米国第一、保護主義で世界の覇権国家主義から国益優先の内向き政治姿勢がみられて、Gゼロ時代の印象を強くしている。大統領選を通しても政治家の人材不足はあきらかで、米国政治のスケールが小さくなった印象だ。

 (6)トランプ前大統領が返り咲けば日本に米軍基地経費負担増を求めるだろうし、米中経済貿易戦争の再来で世界経済への影響も大きく、仮にハリス大統領となった場合、初の黒人系女性大統領で検察官出身ということが現在の世界政治地図、状況そして日本の米軍支配、日米安保、同盟、不平等で一方的な沖縄問題に変化がでるのか、注目、期待はしてみたいところだ。

 

 

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夏の風物詩。 the natural season of the summer

2024-07-24 20:55:57 | 日記
 (1)地球温暖化のせいか梅雨明けも全国的に早く、日本全国猛暑に見舞われて、熱中症搬送者もここ1週間は今シーズン2番目の多さだ。能登地震被災者への影響も大きく、関連死亡者の認定審査より被災者の暑さ対策、医療体制、環境対策を急がなければならない。

 (2)少し緯度は上がるが世界的な暑さの中でパリ五輪が開幕し、開会式では選手はセーヌ川を船で進む趣向で少しは暑さも和らぐのか、しかしいつまでこの猛暑の7月に五輪開催を続けるのか、米国多額資金供与のメディアスポンサーの意向といわれているが、IOCの体質改善から必要な真夏の五輪開催だ。

 (3)他人ごとではなく、日本でも8月に全国高校野球選手権大会が甲子園で開催されて、夏休み期間ということもあり高校生の夢を追う、熱意、期待、願望が暑さとともに全国、地域の「夏の風物詩」(the natural season of the summer)となってやってくることにすでに「社会問題」として考えなければならない地球温暖化の時代だ。

 (4)五輪にしろ、甲子園にしろ選ばれたステータスが限界を超えて突破し、躍動することに夢を重ねる爽快感、達成感を味わうのだが、今はメタバース(アバター)、AIの時代、社会でもありそれならそれで真夏の開催でも地球温暖化対策に配慮した、考慮した自然と融合できる方法論(川での船による開会式、早朝、夜のゲーム開始)はできてもいると考えるべきで、それがレガシーとなるべきだ。

 (5)地球温暖化時代は若さの突破力、躍動、反発(resilience)だけが力、能力ではなく、世界はカーボンニュートラル目標を掲げてCO2排出削減、ゼロに向けて動きだしており、そういう機会、場所での「現実問題」を検証して考える必要がある。

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魔の空白、ITとパーソナルエラー。 a blank of the devil , IT & personal error

2024-07-23 20:32:18 | 日記
 (1)新幹線は「300キロ」の超スピードで線路上を連なるように運行して安全運転が確保されるコンピューターシステム管理というのもすごいものだが、静かな終電から始発までの深夜時間に危険が潜むというのも人間社会のパラドックス性(paradoxical)を見る思いだ。

 (2)新幹線が眠りについた午前3時すぎに線路のメンテナンス車両(9両)が合流のために待機していた砂利作業車両に衝突、脱線事故を起こした。メンテナンス車両には自動ブレーキが搭載(報道)されていたが作動せずに、手動でブレーキをかけた(同)が減速せずに時速「40キロ」で衝突し脱線した。

 (3)新幹線線路としては別次元の世界での午前3時すぎの事故が、しかし終日運転見合わせで25万人に影響の出る大事故となった。新幹線コンピューターシステム管理も24時間安全運行作動できないのかと思うが、現実的に一車両編成で通常より5両程度少ないメンテナンス車両が終日運転見合わせ事故を引き起こす事態になった。

 (4)非常事態の自動ブレーキも作動せずに、手動でも間に合わずに衝突したというところにコンピューターシステムに管理された人間社会のパーソナルエラーの魔の時間、空白が潜んでいた。
 コンピューターシステム管理とパーソナルオペレーションが混在するシステム上の管理問題が浮上する。今年は1月2日に羽田空港で着陸するJAL機と出発する海上保安庁航空機が同じ滑走路で衝突し炎上する事故が発生しており、パーソナルオペレーションの安全管理、確認、確保の問題が浮上しており人間社会に警鐘を鳴らしていた。

 (5)人命にかかわる問題事象は「間違っても安全」(fail safe)が基本だが、コンピューター管理安全社会ではパラドックスとして人間らしいIT信頼の魔の時間、空白が潜んでいることがある。
 19日午後には世界の70%近くが利用するOS「ウィンドウズ」の世界的な不具合が発生して、世界ITシステムに打撃、混乱を及ぼしたばかりだ。
 魔の時間、空白を予想し、フェイルセーフに努めなければならないだろう。
 バイデン大統領が大統領選からの撤退を表明した。どこかにパーソナルエラーがあるのではないか。


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自由気分主義。 liberalism of a mind

2024-07-22 20:18:59 | 日記
 (1)民主党バイデン大統領の言い間違いが増え、セキ込むなど精彩を欠いた姿に、民主党議員からも11月の大統領選から撤退することを求める声が増えて、バイデン副大統領時のオバマ元大統領も大統領選を戦うのは厳しいとの声もあるとの報道で、一方でクリントン元大統領、ヒラリー元国務長官夫妻はバイデン大統領の選挙継続を支持する報道も伝わって、近々バイデン大統領も決断をするといわれている。

 (2)ニューヨークタイムズ電子版もバイデン大統領の選挙戦撤退を求める記事を書いているが、米国メディアは大統領選では支持する政党、候補者をあきらかにして報道する。これも米国自由主義だということなのだろうが、日本でメディアが特定の政党、候補者支持を打ち出せば偏向報道として批判されるだろう。

 (3)米国の自由主義も本当に何ものにも左右されずに自由に自主規制もなく考え、思想、信条を表現できる自由が存在していることをうかがわせるものだ。裁判にしても大陪審の裁判官は時の大統領が指名、任命することから大統領に有利な判決を導くともいわれて、公平で公正であるべき社会正義、社会思想、規律にまで自由が保障された影響力を及ぼしている徹底ぶりだ。

 (4)この米国社会をトランプ前大統領は利用して、自身に対する批判、非難、中傷をすべてフェイクだとして逆攻撃材料として自らの正当性、判断、価値を支持層、社会に植え付けている。  こういう米国自由主義はこれまで米国繁栄の恩恵を受けてこなかった白人マイノリティ層の強固な岩盤支持を受けており、政治経験のなかったトランプ氏を前回大統領選では大統領に押し上げて今回11月の大統領選でも優位な状況をつくりあげている。

 (5)日本の自由主義は岸田内閣支持率が2か月ぶりに21%とわずかに上昇したが、不支持率が73%と圧倒しており、本来なら進退問題に及ぶところだが岸田首相はまるで意に介さない自由もある。
 メディア報道は公平、公正が求められて、事実を伝えることが仕事であり、論調も国民意思をリードすることはなく、国民意思を独自解釈で自社製に色付けするだけの抵抗感だ。もちろんそれぞれに社会思想、伝統、歴史、国民性が背景にはあり、自由、自由主義も際限なくほんろうされてきた。

 (6)日本も報道の自由はあり、米国自由主義の自由かっ達、時には自主理念、主張の強い報道があっても世の中おもしろい自由気分(liberal mind)ではある。
 バイデン大統領は大統領選からの撤退を表明した。何でもありの米国自由主義だが、覇権国家としての世界に対する責任と自覚が問われることになる。

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19才と20才のギャップと別れ目。 a gap & a turning point at the age of 19 years & 20 years

2024-07-21 20:24:08 | 日記
 (1)政治家のドーピング(カネ)違反は寛容なのに一スポーツ選手の未成年での喫煙、飲食には極めて厳しい国家、社会というのも割が合わない。儒教思想に根差した社会の善と悪の基準が個人の責任よりは社会、組織、集団の判断に重い、キツイ社会思想が反映されている。

 (2)近年、大学スポーツ部員の大麻所持、使用の法令違反が目に見えて増えている。大麻は国によって合法のところもあり、ネットで容易に手に入る情報化、グローバル社会の影響もあるのか、日本では非合法、法令違反であるにもかかわらず違反者が若者中心に増えて社会問題化している。

 (3)単に健康上の問題だけでなく、反社会勢力の資金源となることから非合法、法令違反としていることもあるが、ネット社会ではそれを経由しない特に若者の守れる基準、価値判断に響くあらたな規制なり、許容なり理由が必要になっているともいえる。

 (4)今問題になっているのが、19才の五輪選手の喫煙、飲酒だ。19才は「ダメ」で20才は「いい」というのはなかなか規制判断、理由がむずかしいところで、社会で生きていく上での適性能力、判断がためされているようでもあり、成人が18才に引き下げられても法令上は喫煙、飲酒は20才からに維持されたのはこれまでの社会秩序、規範の維持が考えられる。

 (5)喫煙、飲酒年令の別れ目が経済自立力という基準なら、19才と20才で変化があるのか、どちらにしても決めなければならずに社会への適性能力、判断がためされているだけだ。
 日本社会は社会思想的に個人の責任よりも社会、組織、集団の判断が重いと書いたが、喫煙、飲酒は個人の法令違反問題であり、社会、組織、集団の問題とはかかわりがなく、本来は社会、組織、集団がこれらを処分、処罰する立場にないが、上述したように個人の責任よりは社会、組織、集団の判断が重い日本社会の社会思想の特徴がみられる。

 (6)どちらを擁護しているわけでもなく、守るべきものは守る、守れない、守りたくない、守る必要のないものは変えていくことを考えていかなければならない。
 法治国家、法律というものは、それが守れなければ、守れるものでなければ意味がない。

 

 

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