下の畑に行く途中、見慣れんもんがぶら下がってる。
なんじゃろか。
大根のように見える。
映画「リトル・フォレスト」に出てきた「凍み大根」みたいなもんやろか。
その家の婆ちゃんがちょうど表に出てはったんで、聞いてみた。
「タコ干しや」
婆ちゃんが言う。
よう見てみたら、
ほんまや。
タコの足みたいに切れ目入ってる。
もうちょっと干して、しなっとなったら、いっぺん蒸すとか、
吊るす紐は、稲ワラやないとうまいこと通らんとか、
婆ちゃんはいろいろ教えてくれる。
挙句の果てに、「そこの何本か抜いたるから持って行き」と、でかい大根5~6本引っこ抜いてくれた。
「いっぺんに食べへん分は、土掘って埋めといたらええで。春までらっきゃ(大丈夫や)」
こんだけ丁寧に教えてもろたんやから、今年は是が非でもタコ干しに挑戦せねば。
また夜なべやな。
なんじゃろか。
大根のように見える。
映画「リトル・フォレスト」に出てきた「凍み大根」みたいなもんやろか。
その家の婆ちゃんがちょうど表に出てはったんで、聞いてみた。
「タコ干しや」
婆ちゃんが言う。
よう見てみたら、
ほんまや。
タコの足みたいに切れ目入ってる。
もうちょっと干して、しなっとなったら、いっぺん蒸すとか、
吊るす紐は、稲ワラやないとうまいこと通らんとか、
婆ちゃんはいろいろ教えてくれる。
挙句の果てに、「そこの何本か抜いたるから持って行き」と、でかい大根5~6本引っこ抜いてくれた。
「いっぺんに食べへん分は、土掘って埋めといたらええで。春までらっきゃ(大丈夫や)」
こんだけ丁寧に教えてもろたんやから、今年は是が非でもタコ干しに挑戦せねば。
また夜なべやな。