仮面ライダーギーツ 第41話「創世Ⅲ:漆黒の将軍」
ジットの猛攻で思い出すのは「仮面ライダーカブト」終盤に登場した乃木。ガタックを容赦なくボッコボコにするシーンは今でもたまに見たくなるくらい、敵ながら惚れ惚れするカッコよさでした。
さて大智が仕掛けたパラサイトゲームにおいて、ステージ2への移行は時間ではなく寄生したジャマトの数に由来するもの。故に寄生直後に倒せば良いというわけでもなく、寄生された数が多かった時点で現状手出しが出来ない。おまけに外見はステージ1・2ともにポーンジャマトであるために区別がつきづらいというのが更に面倒くさいですね。しかも消えた人々は木の養分になっているようで、人面樹と化している描写まで……悪趣味極まってんなぁ……多分、あの木に生えた実が人間の記憶何でしょうね……「知恵の実」とはよくいったもので。
英寿は救う手立てが見つかるまでは手を出さないことを選択しましたが、一方の道長は犠牲を払ってでもジャマトを倒し続けていました。とはいえ道長自身、覚悟が決まりきったわけではなく、たびたび沙羅の幻影に苦しめられる様が見られました。ここら辺は「仮面ライダー鎧武」で兄・貴虎を手にかけてしまった弟・光実を彷彿とさせられます。「ミッチ」と「ミッチー」で相性が似ていますね。
他人には強がって見せるものの、内心穏やかではない道長。そんな彼の前に現れたのはケケラにそそのかされて、復讐の鬼と化した景和でした。世界平和も姉のためだったことも明かされ、姉がいない今となってはそれを願う意味すら見失ってしまうほど。昨年冬に公開された映画「MOVIEバトルロワイヤル」において、影を背負った景和が描写されていましたが、それが今回の景和に繋がっているのかなと。
本作における「仮面ライダー」は「理想の世界を叶える戦いに参加する権利を得た者」であり、数多くの仮面ライダーが誕生してきました。しかし、ここに来て祢音のように「願っても簡単になれるものではない」存在として描かれるとともに、道長のように「犠牲を払ってでも戦い続けなければならない者」という負の側面も描かれ始めたのは面白いですね。
そんな中で景和はツムリの力を利用して「大事な者を奪われた復讐のために戦う者」として仮面ライダータイクーン・ブジンソードへの変身を果たすことに。これこそがケケラが望んだ「仮面ライダー」なんでしょうね。確か仮面ライダーV3も家族を奪われたんでしたっけか……立場だけならウェザー・ドーパントに家族を奪われた仮面ライダーアクセルが近しいかなとも。
鞘を捨てたことから最早景和の復讐の刃が止まることは考えられず。容赦ない攻撃で道長を追い詰めていく様は正直カッコよすぎましたね(苦笑。画面が黒く塗りつぶされる描写、待機音、黒マント、全部がカッコいい……公式サイトによると、この上各種レイズバックルのデュアルオンまで可能とのこと。ビートバックルを使ったら和楽器が武器になったりするんでしょうか?
しかし元凶は道長じゃないのに、彼を狙うのはやや筋違いな気も……と思いきや、大智も倒す模様。そこで終わるとも思えず……ラスボスは彼ですかねぇ……
「誰もが幸せになれる世界を創るために、仮面ライダーは戦っている」何とも皮肉なナレーションが流れたところで、また次回。
ジットの猛攻で思い出すのは「仮面ライダーカブト」終盤に登場した乃木。ガタックを容赦なくボッコボコにするシーンは今でもたまに見たくなるくらい、敵ながら惚れ惚れするカッコよさでした。
さて大智が仕掛けたパラサイトゲームにおいて、ステージ2への移行は時間ではなく寄生したジャマトの数に由来するもの。故に寄生直後に倒せば良いというわけでもなく、寄生された数が多かった時点で現状手出しが出来ない。おまけに外見はステージ1・2ともにポーンジャマトであるために区別がつきづらいというのが更に面倒くさいですね。しかも消えた人々は木の養分になっているようで、人面樹と化している描写まで……悪趣味極まってんなぁ……多分、あの木に生えた実が人間の記憶何でしょうね……「知恵の実」とはよくいったもので。
英寿は救う手立てが見つかるまでは手を出さないことを選択しましたが、一方の道長は犠牲を払ってでもジャマトを倒し続けていました。とはいえ道長自身、覚悟が決まりきったわけではなく、たびたび沙羅の幻影に苦しめられる様が見られました。ここら辺は「仮面ライダー鎧武」で兄・貴虎を手にかけてしまった弟・光実を彷彿とさせられます。「ミッチ」と「ミッチー」で相性が似ていますね。
他人には強がって見せるものの、内心穏やかではない道長。そんな彼の前に現れたのはケケラにそそのかされて、復讐の鬼と化した景和でした。世界平和も姉のためだったことも明かされ、姉がいない今となってはそれを願う意味すら見失ってしまうほど。昨年冬に公開された映画「MOVIEバトルロワイヤル」において、影を背負った景和が描写されていましたが、それが今回の景和に繋がっているのかなと。
本作における「仮面ライダー」は「理想の世界を叶える戦いに参加する権利を得た者」であり、数多くの仮面ライダーが誕生してきました。しかし、ここに来て祢音のように「願っても簡単になれるものではない」存在として描かれるとともに、道長のように「犠牲を払ってでも戦い続けなければならない者」という負の側面も描かれ始めたのは面白いですね。
そんな中で景和はツムリの力を利用して「大事な者を奪われた復讐のために戦う者」として仮面ライダータイクーン・ブジンソードへの変身を果たすことに。これこそがケケラが望んだ「仮面ライダー」なんでしょうね。確か仮面ライダーV3も家族を奪われたんでしたっけか……立場だけならウェザー・ドーパントに家族を奪われた仮面ライダーアクセルが近しいかなとも。
鞘を捨てたことから最早景和の復讐の刃が止まることは考えられず。容赦ない攻撃で道長を追い詰めていく様は正直カッコよすぎましたね(苦笑。画面が黒く塗りつぶされる描写、待機音、黒マント、全部がカッコいい……公式サイトによると、この上各種レイズバックルのデュアルオンまで可能とのこと。ビートバックルを使ったら和楽器が武器になったりするんでしょうか?
しかし元凶は道長じゃないのに、彼を狙うのはやや筋違いな気も……と思いきや、大智も倒す模様。そこで終わるとも思えず……ラスボスは彼ですかねぇ……
「誰もが幸せになれる世界を創るために、仮面ライダーは戦っている」何とも皮肉なナレーションが流れたところで、また次回。