ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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仮面ライダーギーツ 第31話「慟哭Ⅶ:天国と地獄ゲーム♡」

2023-04-16 09:36:26 | 仮面ライダーギーツ
仮面ライダーギーツ 第31話「慟哭Ⅶ:天国と地獄ゲーム♡」

 ジャマトグランプリ最終戦「天国と地獄ゲーム」において人々は空に浮かぶ街に閉じ込められてしまうことに。地面には様々な色・大きさの円が設置され、その上に立っていれば天使ジャマトの襲撃は受けないものの、一定時間が経過すると邪神が定めた「地獄の色」の円の上にいた人は落下……と。
 舞台が空中ということもあり、ルールを把握する前にコマンドツインバックルを使用するあたり、景和も戦い慣れしてきたことが伺えますね。また、ブーストマークⅡ相手に道長が思いのほか善戦していましたが、距離を詰めれば得意のスピードを生かせないと踏んだのでしょうか?レーザーブーストは好きですが、ブーストマークⅡにもまだまだ無双して欲しいなって……まぁ、未だにフィーバーやコマンドツインバックルが活かされている本作ですから、その点の心配はしていませんが。

 また、創世の女神が世界を変える際の原動力やデザグラ敗者や救われなかった人々の幸せの行方、英寿の出自などが明らかにされていきましたが、ここら辺の展開が少々唐突に感じられたのは気のせいでしょうか。特に景和。いくら英寿が創世の女神の子供とはいえ、英寿自身が他人の幸せを奪って幸せになりたいと思っていたわけではないでしょう。景和もそれは理解しつつも、行き場の無い怒りを英寿にぶつけるしか無かったのかもしれませんね。

 そして、幸せは誰にだって平等にあるべきだと願う景和の願いも空しく、自身の幸せのために他人を蹴落とす一般人の姿が……そもそも円の大きさからしても、いつか「安全と思しき円から相手をはじき出す」などの行為も行われていたことでしょうから、時間の問題だったろうなぁ……と。
 平等な幸せが実現されたとしても、よりよい幸福を望む人が出てくるでしょう。景和の願いは一見幸せそうに思えますが、誰もが不幸になってしまう、あるいは今に満足してしまい、停滞した世界になるのではないかと……

 そんなこんなでまた次回。次回は思いのほか早くサポーター再登場!
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仮面ライダーギーツ 第30話「慟哭Ⅵ:手紙の中の王子様」

2023-04-09 09:37:22 | 仮面ライダーギーツ
仮面ライダーギーツ 第30話「慟哭Ⅵ:手紙の中の王子様」

 IDコアに触れることで記憶が蘇る設定をこういう風に使うとは……優しい声色から一変して迫真の「あなた誰!?」が突き刺さります。しかしそれでも「祢音」と呼んでいたことから、共に過ごした記憶が消えたわけではないのでしょう。家を出ていこうとする彼女を止めたのはその記憶故でしょうか。それにしても、家出とは帰る家があるからこその行為。そもそも家が無ければ家出ではない……ルパパトの「強制帰宅ビーム」を思い出しますね……
 
 祢音ら他人の不幸=自分にとっての幸せを願うベロバのような存在がいるからこそ、不幸の連鎖は続く。「全ては幸せを願う人間のエゴが招いた不幸だ」そう語る道長の目的が、仮面ライダーのみならずデザイアグランプリをも破壊することにあることが明らかに。多少株は上がったようにも思いますが、まだどこかフワフワしている感じがしなくもなく。今回もギーツの弱点を見せてあげると言われてすんなり見ていましたし、もうちょっとプライドというか、自分の力で打開しようとして欲しかったところでもあります。

 そして「誰かの不幸が自分の不幸」であることを知ったキューンは、遂に本心を「読む」のではなく口にすることで祢音も奮起。戦いを引き分けに持ち込みこそすれ、まだまだ心の傷は癒えないまま。それでも、自分に気を遣わずに素直な想いを口にしてくれる存在はありがたいのでしょうね。
 しかし様々なものを失ってしまった祢音ですが、それ故に「血筋や身分に関係ない愛」に気づけそうというのが何とも……

 また、参加者の理想を見守る務めがナビゲーターにある……のに、何故「ツムリ」という「目を閉じる」名前をしているんでしょうね?

 そんなこんなで次回は英寿が母親の真実を知らされることに。
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仮面ライダーギーツ 第29話「慟哭Ⅴ:サプライズ!闘牛ゲーム♡」

2023-04-02 09:42:48 | 仮面ライダーギーツ
仮面ライダーギーツ 第29話「慟哭Ⅴ:サプライズ!闘牛ゲーム♡」

 ベロバさんの役者さん、今15歳なの!?あの悪女の雰囲気が15歳で出せるの!?すっげぇ……

 さも当然のことのように昔の風習について尋ねる景和。「英寿は英寿だろ?」と普通に受け入れてくれるのが、英寿にとっては余程嬉しいことだったのか、明るい笑顔を見せていました。「大抵の不幸は経験した」というのであれば、「前世の記憶がある」と告白して受け入れられなかった、気味悪がられた過去もあるのかもしれませんね……

 さて今回開催されたのは闘牛ゲーム。景和、祢音、英寿がそれぞれルーク、ビショップ、道長と戦い、負け越したチームは全員脱落……バトルフィールドとシチュエーションから、「仮面ライダービルド」のギュインギュインのズドドドド戦を思い出します。
 しかし道長はともかく、ベロバは最初から1対1などやる気無し。全てはギーツと戦わずして英寿を脱落させるために仕組まれたゲーム。ベロバや大智はご満悦でしたが、道長は不服気味。自分のゲームを勝手に改変されたうえに、英寿との戦いを回避させられたということは、自分が負けるかもしれないと言われているようなものでしょう。それだけに、祢音の代わりに英寿が出てきた時の「謀ったな、ギーツ」はどことなく嬉しそうでした。

 祢音に代わり「忘れ形見は使わせてもらうぞ、タイクーン」とマグナムとニンジャのバックル使ってギーツに変身する英寿。古代魚ジャマト登場後はブーストマークⅡを使用していましたが、相手が一体ならばこのフォームで片がついていたでしょう。二段構えのライダーキックもカッコいいし、リボルブオンがまたかっこ良いなぁ!
 ……と楽しい時間もここまで。祢音の正体がベロバによって望まぬ形で明かされることになるや否や、無言でレーザーブーストに変身する英寿。仮面の下の表情は見えませんが、全身から怒りのオーラがみなぎっているのが伺えます。祢音の想いを踏みにじったこと、そして自分とある意味では自分と似た境遇である彼女が批判されたことは耐え切れなかったのでしょうね……

 光聖がデザイアグランプリのスポンサーになることと引き換えに願ったのは「理想の娘・祢音」。何故亡くなった娘・あかりが生きている世界を望まなかったのか、何をもってして「理想の娘」なのか。元の娘・あかりは理想ではなかったのか?など、謎が残る願いですね。
 また、亡くなった娘・あかりに手向けられていたのは白いチューリップ。花言葉には「失恋」「新しい恋」などがあるそうで……

 祢音が作られた存在であると知るや否や、手のひらを返して祢音の批判に回るオーディエンスたち……虚構を楽しんで何が悪いんですかね……?

 真実を知ってしまった祢音はどうするのか。素直になれないキューンは本音をさらけ出せるのか。そんなこんなでまた次回。
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仮面ライダーギーツ 第28話「慟哭Ⅳ:絆のレーザーブースト!」

2023-03-26 09:41:11 | 仮面ライダーギーツ
仮面ライダーギーツ 第28話「慟哭Ⅳ:絆のレーザーブースト!」

 ベロバさんびゃくごじゅうさい。

 英寿とジーンの危機は景和と祢音の活躍で回避されました。ブーストマークⅡが出てもなお、景和が使ったコマンドツインバックル、英寿が使ったパワードビルダーバックルが現役であることを実感させてくれるの、良いよね……

 さて、ある日突然命が失われる恐ろしさを、たった一回味わっただけで耐え切れない想いをしたジーンの一方、「大抵の不幸は経験したよ。死ぬことにはもう慣れてる」とサラッと言ってのける英寿……ただの「不敗神話」であれば純粋に楽しめたでしょうに、「死の苦しみや恐怖も含めた前世の記憶あっての不敗神話」となればねぇ……いくら好きな相手でも知りたくなかったことって、ありますよね。私は制作の裏側を知りたくない派。提示された完成品だけを楽しみたい派です。

 しかしジーンはその経験を糧として成長。感動が決して楽しいものだけではないこと、今を生きることの大切さを教わったジーンから託されたレーザーレイズライザーを用いて、レーザーブーストフォームにパワーアップ!レーザーレイズライザーの「理想の自分をデザインする力」でブーストマークⅡのデメリットを抑える……強力な力を他のアイテムで制御する、というのはセイバーのプリミティブドラゴン&エレメンタルドラゴン、ビルドのハザードトリガー&フルフルボトルを思い出しますね。
 ブーストマークⅡの追加装甲として展開され、スピードはそのままにパワーは絶大。おまけにジーンが持っていた能力も使えるとなれば向かうところ敵なし!ブーストマークⅡの時差ボケが改善されたとなれば、他のフォームを使う理由も無くなりそうですが、どう差別化を図ってくるのかも楽しみです。

 
 今を生きる決意をしたジーンとはここで一旦お別れ。しかしいつかまたギーツ公認サポーター第1号として、ここぞという時に駆け付けてきて欲しいですね。具体的には……ヴィジョンドライバーのジーン版とか、レーザーレイズライザーの反対側にジーン専用のバックルを装備とか……?

 そんなこんなでまた次回。しかし道長は一体どこに行こうとしているのか……いや、目的はハッキリしているんですけど、妙にしっくり来ないというか、何というか。
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仮面ライダーギーツ 第27話「慟哭Ⅲ:たのしい戦国ゲーム♡」

2023-03-19 09:33:18 | 仮面ライダーギーツ
仮面ライダーギーツ 第27話「慟哭Ⅲ:たのしい戦国ゲーム♡」

 たのしい戦国ゲーム、天下分け目の戦い……鎧武とウィザードのMOVIE大戦も懐かしいなぁ……ウィザードアームズの出番は一瞬だったなぁ……(汗。あと、しんちゃんがシン仮面ライダーコラボからの戦国時代の話とか、狙ったかのような流れですね。

 さて「訳の分からない変身」「何故真っ赤なキツネに変身出来たのか」と称されたブーストフォームマークⅡ。いくら大智でも「前世の自分から受け継いだ力」なんて想像出来ませんよね。その力は圧倒的でしたが、当の英寿は「昼寝」という極めて珍しい行為を取っていました。
 いつジャマトグランプリが開催されるともしれないこの状況下で、英寿が望んで取った行動とは思えません。結果、ブーストフォームマークⅡの反動、極限のスピードについていけていない、本人曰く時差ボケであることが明かされました。
 

 そんな時に始まった新たなジャマトグランプリ・戦国ゲーム。ニラムを現場に引っ張り出すために戦国ゲームという趣向は敵ながら天晴れですね。
 そして英寿は躊躇なくブーストマークⅡを使用。自身の異変を理解していないはずがないのに、この決断の速さ。世界を救う覚悟が決まっているというのを改めて実感させられますね。たった一人で戦局を変える力を奮う様は頼もしいですが、その反動で英寿は……

 ここでオーディエンスとして知りえた情報と、祢音が個人的に聞いた「英寿が母に会いたいと書いたが却下された」という情報を合わせて、英寿の真実に迫るジーン。彼が「ようやく君の正体がわかったよ、英寿」と笑顔で語り出すのは少々不気味でした。「君の全てを知ってるよ!」とか言われたらゾッとしますって……
 ジーンは英寿のサポーターではあるものの、求めるのは感動。それが生き様と死に様のいずれでも構わず、英寿の願いを「ドキュメンタリー」という娯楽にしてしまう。そんな彼を英寿が信用しきっていないのも納得です。
 極めつけに今回のラストで英寿が危機に陥った時に発した言葉は「嫌だーー!!」。あれ、多分「(こんな感動の無い結末は)嫌だーー!!」なんだろうなと。推しの死を嫌がったというよりは、自分の望まぬ結末を拒んだのでしょう。自分の感動ありきで動くジーンと如何なる絆を結ぶのか。

 一方でベロバはチラミの指紋をコピー。吐き捨てるように「あんたの汚い指なんていらないわよ」と言い放ったのが印象的です。
 グレア2への変身能力を獲得したことにより、ジャマトライダー共々、不調の英寿を助けに入ったジーンをも圧倒。ハッキング能力もフルに使っていましたね。本当、ヴィジョンドライバーは最終的に何人のライダーに変身出来るようになるのでしょうか(汗。

 
 次回はレーザーブースト登場!実弾のマグナムから光線のレーザーへの進化との指摘を見て、すげぇ納得しました。
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仮面ライダーギーツ 第26話「慟哭Ⅱ:真紅のブースト!」

2023-03-12 09:42:11 | 仮面ライダーギーツ
仮面ライダーギーツ 第26話「慟哭Ⅱ:真紅のブースト!」

 「古事記にも記されてる」ってセリフ、ネタじゃなくて真面目な流れで言っているの初めて聴いた気がする。

 さて、現在はジャマトグランプリが開催中、つまりプレイヤーは道長らジャマト側。故にOPでプレイヤーが映るシーンでは、道長たちが先に登場してるんですかね?
 道長らジャマト側の猛攻によって景和と祢音は負傷。ジーンはもっと本気を出しても良いとは言っていましたが、英寿は「本気で世界を守る気もない」ジーンたちの手を積極的に借りる気はない様子。同じ時代を生き、本気で戦う景和や祢音たちは信じられても、いつ見限るとも知れないジーンたちを信じろという方が難しいでしょう。

 そして英寿は人々の命だけではなく、お祭りに願いをかける子供たちの気持ちも守ろうと決心。子供相手には化かそうとせず、真っすぐで分かりやすい言葉で励まそうとするの、良いよね……
 景和たちの力も借りてお祭りを開催。祢音のSPもいるのは、有事の際に頼りになるからですかね?しかし、お祭りに参加している人こそ多いものの、戦えるのは英寿のみ。心配するツムリに「いいから、キツネに化かされとけ」とデコピン……ここら辺の英寿の頼もしさが半端なかったです。
 
 しかし道長と透ジャマトの前に苦戦を強いられた英寿が、気合の叫びと共にブーストバックルを点に掲げると……!何と女神起動!更にブーストバックル大集合!からのブーストマークⅡ!「BOOST」の文字が5つも並ぶ様は圧巻でしたね。
 「仮面ライダーギーツ……その言葉を、お前は信じるか?」変身時に発したその言葉の意味は、ニラムの「存在するはずの無い男」と関連するのでしょう。ニラムが手にしていた4枚のデザイアカードには「エース」の名を持つ4人のデザ神が「生まれ変わった俺がいつか、世界を守る覚悟を決めた時、それを実現する力」と書かれていました。つまり英寿は、何世代にも渡ったデザ神の生まれ変わりであり、デザイアグランプリにおける不敗神話は、浮世英寿一人のものではなく、歴代エースの結晶ということに?果たして何人のエースを経て、今の英寿がいるのか。何人もの母親がいるからこそ「母親に会いたい」という願いが却下されたのでしょうか。

 「狐」で思い出されるのは九尾の狐。今回は4人のデザ神と英寿の力が融合し、実質五尾の狐みたいなものだとすれば、残る四尾を景和、祢音、道長、ジーンが補って、最強フォームに!……的な流れなんですかね?
 ブーストマークⅡの戦闘力は凄まじく、これだけで完成された感がありますが、まだ上があるという恐怖。最早デザイアグランプリが復活したとしても、英寿の勝ちは決まったようなものですが、果たしてどうなることやら。

 また、透ジャマトと親交を深めていたかに見えた道長。最近はベロバの手ごま感が否めませんでしたが、実は透ジャマトを利用していただけだった、という点はちょっとポイント高かったです。


 そんなこんなでまた次回。
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仮面ライダーギーツ 第25話「慟哭Ⅰ:ジャマトグランプリ♡」

2023-03-05 09:32:02 | 仮面ライダーギーツ
仮面ライダーギーツ 第25話「慟哭Ⅰ:ジャマトグランプリ♡」

 ベロバ主催により開幕したジャマトグランプリでは、相手の大事なものや仮面ライダーを壊せばポイントが貯まる仕組み。そこにはジャマトと化しつつある道長のみならず、かつてデザグラに参加していた道長の友人・透……が変貌したジャマトの姿もいました。
 更に、ジャマト側に英寿たちが使用していたモンスターやフィーバーのバックルが提供されるという有様。仮面ライダーといえば、敵と近しい力を用いて戦う存在。このジャマトグランプリにおいては、ジャマトたちこそが「仮面ライダー」だと考えるとこの展開にも納得です。こういう形で雑魚戦にも幅を持たせるうえに、既存のバックルにも出番を持たせるの、面白いなぁ!

 また、ジーンやケケラの口から、未来がどのような世界なのか語られることに。未来は家族や恋人などを好きなようにデザイン出来てしまう世界であり、生まれた瞬間から理想が叶い、寿命も設定されているから死に哀しみも無い……となると「誰と家族になるか分からない」「いつ死ぬか分からない」デザイアグランプリは、英寿たちの理想を叶える大会であると同時に、オーディエンスたちの欲望を満たすためにはうってつけの舞台なんだなと、改めて感じられました。
 そして、景和たちが古代文明の暮らしを詳しく知らないように、ケケラたちも景和たちの暮らしに詳しくはないことも明らかに。古代文明の暮らしを調べる手段があったとしても、それを調べる興味が湧くかどうかはまた別の話でしょうしね。


 早く世界を作り変えなければ、ジャマトの存在が更に大勢の人間に知れ渡ってしまう。ニラムたちがこの世界から手を引けば、祢音の理想は叶わない……と、珍しく焦る光聖。ここでニラムの口から祢音の意外な出自が明かされました。前回デザイアグランプリに勝って「子宝」を手に入れた者がいた、という話題は出ていましたが、まさかそれが……彼女にも何か特別な力が宿っていたりするのかな?


 そして英寿&ジーンVS道長&透ジャマトの戦いが繰り広げられましたが、その最中で道長らはコマンドツインバックルを初使用。使い方が良く分かっていなかったのか、レイジングソードをぶん投げる一幕も。しかしコマンドツインバックルの力を引き出すために自らを傷つけるとは……道長らしいというか、何というか……

 そんなこんなでまた次回。
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仮面ライダーギーツ 第24話「乖離SP:緊急特番!デザグラのすべて!」

2023-02-26 09:32:30 | 仮面ライダーギーツ
仮面ライダーギーツ 第24話「乖離SP:緊急特番!デザグラのすべて!」

 通信の不調を叩いて直そうとするツムリちゃん好き。

 ベロバによって中断させられた今回のデザイアグランプリ。運営側は緊急特番デザグラスペシャルを放送……言ってしまえば番組中盤の総集編ですが、徐々に明らかになるデザイアグランプリについて改めて情報をまとめるにはちょうど良いタイミング。それを緊急特番という形で振り返るのは面白い試みですね。良かった。「暴太郎戦隊ドンブラザーズが最終回?なら俺たちも最終回だ!」っていう流れじゃなくて(笑。
 
 ジーンにとっての英寿はデザイアグランプリにエントリーしていなかった頃からの推し。一般人の頃から目をつけていたのか……理想の願いをかなえるチャンスを与えてくれたといえば聞こえは良いですが、気に入った一般人を勝手にゲームの駒にして楽しんでいると考えると、割と悪趣味な気がしないでもない。
 また、デザイアグランプリは景和たちの時代のみならず、過去・未来問わず様々な時代で行われており、その中には「かけがえの無い子宝に恵まれた者」もいるとのこと。それが英寿の母親でしょうか?ヴィジョンドライバーを使って創世の女神に不正アクセスした可能性もあるかと思ってましたが、案外正当な理由で参加していたり……?
 振り返る過程で英寿の初変身も描かれていましたが、「この時代の人間ではない」と推測された英寿が普通に学生をやっていたところを見ると、「景和たちと同じ時代の人間ではない」というだけで「遥か昔の人物ではない」のかな?


 そんな中、ベロバによる電波ジャックで新たに「ジャマトグランプリ」の開催が決定。本来デザイアグランプリの敵役として作られたジャマトが、今度は「ジャマ神」になって理想の世界を叶える権利を手に入れようとする……ここに来て人間とジャマトの立場が逆転するという展開は面白いですね!
 デザグラと違って戦っても見返りはない戦いに挑む英寿たちですが……今回はギーツのアクションが冴えわたってましたねぇ!膝蹴りと銃撃の合わせ技、からのジャマトライダー相手の近接戦と、迫力バッチリでした。

 一方サポーターたちも推しのために一斉返信!景和のサポーター・ケケラは巨大なカエルに、祢音のサポーター・キューンは……キマイラでしょうか?「仮面ライダービースト」のキマイラを思い出しますね。で、ベロバが巨大なロボットに変身している様を見ると、ジーンだけが異質なんですよね。「推しと一緒に戦いたい」からこそ、ライダーの姿を取っているのかなと。


 デザイアグランプリに代わって開催されるジャマトグランプリ。次回は道長がコマンドツインバックルを使用する模様。英寿、景和専用だと思ってましたが、そんなこと言われてませんでしたもんね!本当、一つのバックルを長く使うなぁ、ギーツ。
 といった感じで、総集編でありながら状況の推移と今後の目的が整理されたことで、今後のギーツがますます楽しみになる話でした。
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仮面ライダーギーツ 第23話「乖離T:いざ!推しのためなら」

2023-02-19 09:35:29 | 仮面ライダーギーツ
仮面ライダーギーツ 第23話「乖離T:いざ!推しのためなら」

 ヴィジョンドライバーを用いて創世の女神へのアクセスを試みたベロバですが、ゲームマスターとプロデューサー、二つの権限がなければアクセスは不可能。以前も女神の力をその手にしようとした野蛮な輩はいたとのこと……もしかすると、それが映画に登場したコラスでしょうか?そもそも、創世の女神の存在やヴィジョンドライバーの機能を知る者は限られているでしょうから、参加者がヴィジョンドライバーを狙ったとは考えづらいですし。運営側も一枚岩ではなさそうです。そもそも、どういう基準でゲームマスターとプロデューサーが選ばれているのやら。

 デザイアグランプリの根幹に迫ろうとする英寿たちですが、全てを知れば忘れてしまうことになり、願いも叶わない。実力者の英寿といえども、そもそもゲームが開催されないのでは意味が無いと。
 それぞれのサポーターから後押しを受け、向かうはデザイアグランプリによって消されたエリアが元となったジャマトの本拠地・ジャマーガーデン。良く見れば道路標識などが転がっています。

 肩を並べて戦うギーツとジーン。変身ポーズといい、武器といい、推しへの愛が凄い……そして因縁の相手との戦いには手を出さないという、一線をわきまえているこの感じも見事ですね。
 英寿と道長の戦いの最中、英寿はベロバが「既に終わっている大昔の世界」と口にするのを聞き逃しませんでした。そこで英寿がたどり着いた結論は……あぁ、なるほど。「ギリシャ神話や戦国時代」を引き合いに出されると、彼らのやっていることが良く分かりますね。歴史に名を残した人物たちを題材にしたゲームや漫画、小説。それらとデザイアグランプリは等しい存在だと。唯一違うのは、我々は想像の中で楽しんでいるのに対し、デザイアグランプリは実際の時代を元にしているという点でしょう。
 終わっている大昔の世界だからこそ、多少の世界改変が行われたところで、ジーンたちが生きる未来には影響を及ぼさないってことなんでしょうね。となると、同じくこの時代の者とは思えない英寿は、過去を遊び場にしているデザイアグランプリを終わらせるための存在……とか?

 そしてベロバも遂に……てっきりジーンの色違いを想像していたら、想像の斜め上の存在が飛び出てきました。果たしてデザイアグランプリはどうなるのか、これでまだ折り返し地点というのだから、先が読めませんね。
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仮面ライダーギーツ 第22話「乖離Ⅵ:追跡!チラミ鬼をつかまえろ!」

2023-02-12 09:35:43 | 仮面ライダーギーツ
仮面ライダーギーツ 第22話「乖離Ⅵ:追跡!チラミ鬼をつかまえろ!」

 この時期はビルド・ハザードフォーム、ジオウⅡ、メタルクラスタホッパー、プリミティブドラゴン、ジャックリバイスと何かしらのパワーアップが登場していますが、現状ギーツにその気配は無し。一応パワードビルダーがそれに該当するんでしょうか?

 さてデザスターを交えたゲームもいよいよ大詰め……が、肝心のジャマトが現われないため、ババ抜きをし始める参加者一同。「誰がデザスターか」を決めるゲームをしている最中に「誰がジョーカーを持っているのか」を探り合うってのもなかなか……サラッとゲームに参加したり、その後のゲームで「いーち」と数を数え始めるツムリが可愛らしかったです(笑。
 ジャマトが出現しないのは大智の策。案の定、しびれを切らしたチラミは自らを鬼とした鬼ごっこを開始。しかもヴィジョンドライバーを用いてグレア2に変身!……いやいや、ヴィジョンドライバー、追加変身機能多いっすね!?

 前半戦終了後、デザスターである祢音は、世間知らずの彼女を放ってはおけないという謎の人物と遭遇。祢音TVの視聴者ではあるもののファンではない様子。ならばアンチかとも捉えられますが、実は鞍馬家の関係者、何なら祢音の実の兄とか?
 で、後半戦においても英寿に疑いの目を向けさせるべく行動しますが……ああもあからさまに英寿に疑いの目を向けさせるのは幼稚過ぎるなぁと。デザグラを経験してきたものの「世間知らずのお嬢様」の枠はまだ抜けきれず。お人好しである景和にも論破されてしまっては、どうしようもありませんね。冴から助けてもらったというのに、あの行動は残念過ぎます。

 一方のチラミはといえば……予想外の事態に見舞われていました。そこへ現れたのがまさかの人物!更に変身!白と黒の配色がカッコいいですねぇ!あれもスポンサー権限の一つでしょうか?左右非対称のデザインにも何かしらの意味があるのでしょうか。今は英寿が推しだけど、彼の行動如何では敵にもなり得る……的な?

 ベロバの「ベー!」を正面から見せて欲しかったところで、また次回。推しとの共闘の行く末や如何に。
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