ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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仮面ライダーエグゼイド 第36話「完全無敵のGAMER!」

2017-06-25 09:23:09 | 仮面ライダーエグゼイド
仮面ライダーエグゼイド 第36話「完全無敵のGAMER!」


 エグゼイド・ムテキゲーマーの初見の印象は「獣神サンダー・ライガーさんっぽいエグゼイドだなー」でした。全身金ぴかは無敵に相応しいけど、ちょっとやり過ぎなんじゃとも思ってましたが、変身の過程からその活躍に至るまで全てがカッコよかったです。

 クロノス攻略クエストを開始することで、人々に希望を持たせ、新たなプレイヤーを増やそうと目論む正宗。人々は自分がヒーローになる、大切な人の命を取り戻すためとそれぞれの理由でゲームを始めたわけですが、正宗にとってそんな人々の決意も命も、全ては「ゲームの宝」に過ぎない。人の命をお宝扱いし、それを求めて戦いを挑んでくるプレイヤーを圧倒的な力でねじ伏せる・・・性質悪いってレベルじゃねーぞ!(汗。

 そんな正宗でしたが、さすがにハイパームテキガシャットの力は想定外だった模様。そもそも「主人公がずっと無敵で無双の最強ゲーム」って売れるんですかね・・・と思いましたが、ワリオランド2や3におけるワリオが似たような感じだったので、まぁゲーム内容によっては十分にアリなんだろうと思いました。
 主人公よりも先に無敵の力を使うゲンムには「さすが黎斗!」と思いましたが、その後調子に乗って説明をしている最中に制限時間が切れて、ポーズでガシャットを奪われるという残念過ぎる有様には笑いました(笑。何というか、本当に色んな意味で物語を楽しくさせてくれている人物ですね、黎斗は。

 そんな無敵の力を奪還してくれたのは、やはり裏切っていなかった貴利矢!プロトガシャットを取り返すために動いてくれていたようです。「自分の嘘に乗れ」と、何ともバイクゲーマーらしいセリフを永夢に囁いており、永夢もその嘘に「乗る」ことで、正宗を出し抜くことに成功したと。パラドが永夢に囁いたセリフといい、今回はセリフがどれも良い感じですね。
 貴利矢はニコとは初対面。CRではどこか貴利矢を警戒していたニコですが、直前の戦闘時にはテンションが上がっていたためか、一緒にはしゃいでいましたから、すぐに仲良くなれるでしょう。

 そして姿を現すエグゼイド・ムテキゲーマー!まさか「俺とお前が組めば、無敵だぜ」というパラドのセリフが伏線だとは思ってもみませんでした。永夢とパラド、2人が組むことによって誕生したムテキゲーマーの力はまさに圧倒的。散々苦戦させられていたので、この勝利は嬉しい一勝です。問題は、ますますパーフェクトノックアウトの影が薄くなりつつあるということでしょうか(汗。

 CR側が色々と盛り上がりを見せる中、タドルレガシーを使うためには覚悟を決める必要があると言われた飛彩。勇者と魔王の力を手に入れた飛彩が、小姫を救う覚悟を決める。ヒーローが、姫を救う・・・名前も上手いことつけたもんだなぁと感心してました。まぁ飛彩=ヒーローに今更気づいたのは遅すぎる気もしますが(汗。

 ともあれ、次回はタドルレガシー登場!飛彩の選択や如何に。そして大我が・・・?
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仮面ライダーエグゼイド 第35話「Partnerを救出せよ!」

2017-06-11 08:55:05 | 仮面ライダーエグゼイド
仮面ライダーエグゼイド 第35話「Partnerを救出せよ!」


 来週は放送お休みなので、次回は6月25日。でもハイパームテキガシャット自体は6月17日(土)発売。そしてガシャットのCMは今日初披露・・・順番どうなってんの!?(汗。

 さて今回はレーザーターボの正体が貴利矢であることが判明。操られているかと思いきや、リプログラミングでも尚正宗に賛同する気持ちは変わらず、自らの意思で従っている模様。永夢にも「失望した」と厳しい言葉を投げかけますが、クロノスにも聞こえないように何かを耳打ちしたのが気になりますね。その直後から永夢が貴利矢を殴るという予想外の行為に出たため、あの言葉がきっかけとなったのは間違いないでしょう。単に失望されたから殴ったのではないの間違いないはず。口の動きだと永夢に駆け寄った直後は「自分を」と言っているっぽくて、最後の言葉は「え」の動きっぽい。となると「自分を殴れ」とか、そんな感じのことを言ったのかなーと。
 敵を騙すにはまず味方から。クロノスの打開策と人々の命を救うべく、敢えて現在は敵側についている・・・のだと良いのですが、果たして。

 そんな貴利矢が変身に使うのは「爆走バイク」ですが、永夢が持っているのと同じ色をしていますね。他のプロトガシャットとはまた何か違うのでしょうか?変身ポーズにおいて印象的だったキックも、前より乱暴になっていると感じました。シャカリキスポーツとジェットコンバットを使用するレーザーターボ。頭部デザインは相変わらず微妙ですが、動きはカッコよかったです。

 人の命を医療ではなくゲームによって管理し、自らが世界のルールになろうとする正宗。消滅者の命がかかっているとあれば、衛生省もクロニクルを容易に取り締まることは出来ず、部下たちも正宗に賛同せざるを得ないところもあるのでしょう。部下はともかく、衛生省ってここ最近何やってるんですかね・・・そもそも衛生省の役目って何でしたっけ(汗。

 正宗が人の命をゲーム感覚で管理するようになったのに対し、仲間の死を経験して命の大切さに気づかされたパラド。ポッピーも人の命を奪って誕生したからこそ、今は人の命と笑顔を守るために戦っていると堂々とパラドに言い返したのがかっこよかったですね。 

 コンティニューから復活する際の「フゥッ!!」が卑怯すぎたところでまた次回。
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仮面ライダーエグゼイド 第34話「果たされしrebirth!」

2017-06-04 08:43:43 | 仮面ライダーエグゼイド
仮面ライダーエグゼイド 第34話「果たされしrebirth!」


 やけにあっさりとCRに姿を現したパラドとグラファイトですが、もしかしてこれまでもやろうと思えばいつでも潜入できたのか・・・それをしなかったのは、目的があくまでも永夢と遊ぶためだからでしょうか。

 さて今回は飛彩の裏切りが「小姫に会うため」であったことが判明。それは分かっていたことですが、永夢たちと戦うことを拒みつつも小姫復活のためならばと容赦なく攻撃を加えるあたり、飛彩の覚悟も相当なものだということが感じられました。また、彼にしては珍しく涙を流したりと、感情的になっている部分が見受けられましたね。冷静沈着なドクターに秘められた、抑えきれない思いがあふれ出したようで、グッとくるものがありました。

 小姫が消えたのは、グラファイトのせいというのもありますが、飛彩は自分に会えないストレスを募らせたせいだと責任を感じていた模様。大我は「ずっと俺のことだけ恨んでりゃ良かったのに・・・」と呟いていましたから、飛彩にそうした後悔を抱いて欲しくなく、憎まれ続けることで飛彩が自分に責任を感じないよう、治療を施し続けていたのでしょう。しかしその治療の甲斐もなく、飛彩の裏切りはまだ続くようで・・・

 そんな飛彩に報酬の一端を示して見せた正宗。「小姫は復活できる」という事実を示すことで、飛彩をより一層操りやすくしたのでしょう。しかも仮面ライダーレーザーターボを復活させたことにより、意識まで戻ることを示して見せるという・・・本当、人の心を操るのが上手い敵ですね。ある意味力が強いことよりも厄介です。

 クロノスに対抗するべく、ゲムデウスの力の一部をその身に宿したグラファイト。クロニクル完成まで1人で頑張っていたパラドの努力に応えようと、彼なりに頑張ろうとしているようで。その甲斐あってクロノスの力を一時的に封じることができ、純粋な力比べへ持ち込むことに!・・・という流れはとてもかっこよかったのですが、レーザーターボに阻まれる羽目に・・・

 私情にとらわれず、あくまでも患者の治療に徹した永夢。打倒クロノスに燃えて新規ガシャット開発に勤しみつつ、かつとっくの昔に永夢のゲーマドライバーも修復していた黎斗。ゲムデウスの力の一部を手に入れて形勢逆転かと思われたパラドとグラファイト。それぞれが努力する中、突如現われたレーザーターボ。何故クロノスに味方しているのか、本当に貴利矢なのか。「貴利矢はデンジャラスゾンビに倒されたから、該当するプロトガシャットが無いのでは」という話もありましたが、どうなんでしょうね?
 彼ならば敢えてクロノスの身近にいることで、何かしらの機会をうかがっていてもおかしくはないですが、果たして・・・

 新たなフォームの気配も見えてきたところで、また次回。
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仮面ライダーエグゼイド 第33話「Company再編!」

2017-05-28 08:41:59 | 仮面ライダーエグゼイド
仮面ライダーエグゼイド 第33話「Company再編!」


 「クロノスはプレーヤーが手に入れる力だから、攻略対象ではない」という考えはなるほどと思わされました。そんなクロノス攻略の可能性に気づいた永夢と黎斗が笑顔で通じ合う姿が微笑ましかったです。何だかんだ言って、2人ともゲームが好きなことには変わり無いですから、難解なゲームの攻略法を見つけた時は嬉しいんでしょうね。

 その方法とは黎斗がコンティニュー可能で、かつバグスターであることを利用したものでした。わざと倒されることでバグヴァイザーⅡの中に潜むことで、プレーヤーと同じ側に立つことになり、それにより「ポーズ」の能力を回避すると・・・その方法にパッと気づくことが出来た永夢もさすがですが、それを瞬時に理解する黎斗もさすがでした。
 永夢と黎斗のコンビプレーが炸裂するかと思いきや、何とブレイブが裏切るという展開に!・・・正直、予告の時点で予想できていたとはいえ、この展開は辛いですね。次回予告からすると、飛彩自身も辛いのでしょう。戦いの前、自分の笑顔のためにも頑張ると言ってくれた永夢と明日那が相手だから尚更。しかし、次回エグゼイドの前に敗北しそうな気配もあり・・・?

 そんな飛彩を引き込んだ正宗は、マスターガシャットを使うことでバグスターの消去も復活も思いのまま。いつ仲間が消されるか分からない恐怖に怯えていたパラドですが、一方でグラファイトは戦う気満々の様子。ここまでパラドが怯えているのは、永夢と感情を共有しているからでしょうか?もしくは、グラファイトは一度倒されることを経験していたわけですから、その違いでしょうか。ともかく、グラファイトがいなければパラドが立ち直るのも難しかったことでしょう。

 飛彩の異変に気づいていた大我がどう動くのか、パラドに唆された永夢はどうするのか、そして次回はレーザー復活・・・!?あ、レーザーはギリギリチャンバラ使用でお願いします。どうにもレベル5は頭部が微妙で・・・(汗。
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仮面ライダーエグゼイド 第32話「下されたJudgment!」

2017-05-21 08:49:58 | 仮面ライダーエグゼイド
仮面ライダーエグゼイド 第32話「下されたJudgment!」


 ・・・うおおお!?クロノスめっちゃカッコいいじゃないですかー!止まった時の中で次々と繰り出される攻撃!BGMも一切無く、クロノスの声とクロノスが出す音だけが響き渡る静かな世界!その世界で次々に下されるクロノスの審判!時計の針の動きと連動した「終焉の一撃」!・・・あらゆる点がカッコよすぎます。
 ゲームにはつきものの「一時停止」機能をこういう形で使ってくるとは予想できませんでした。しかも止まった時の中で死を迎えた場合、バグスターであっても「死」で時間が止まっているため復活不可能とかいう、とんでもない能力まで兼ね備えている始末。この能力を使わなければ勝てない「ゲムデウス」って、どんだけ強いんですかね・・・

 ここに来てまさかのライダー変身を果たした正宗。ライダー側でも、バグスター側でもない審判者。彼は黎斗の才能もバグスターの力も、幻夢コーポレーションの商品の一部としか見ておらず、行動の理由は「仮面ライダークロニクルを永遠に愛され続けるゲームで無ければならない」からというもの。
 息子である黎斗のことも「デンジャラスゾンビ」と呼び、エグゼイドを「マキシマムマイティX」、パラドクスを「パーフェクトノックアウト」と、ゲーム名で呼んでいました。そのことからも、人間もバグスターも、個人も関係なく、単に「幻夢コーポレーションの商品」としてしかみていないことが分かります。そんな彼らに魅力=商品価値が無いと判断すれば、容赦なく絶版扱い=死を迎えさせられることになると・・・理不尽にも思えますが、そんな理不尽も「社長」である彼の命令ならば絶対。
 黎斗がゲームマスターならば、正宗はそのゲームをそもそも世に出すかどうかの審判をくだせる上の存在のように感じました。

 時間停止といえば、かつて「仮面ライダーカブト」においては「フリーズ」という時間停止能力を有するワームがいました。その際は時間停止直前に攻撃を放ち、敵が油断している隙に背後からその攻撃を命中させる、という戦法で攻略していました。なのでクロノスに気づかれない攻撃を放てばチャンスがありそうですが・・・・


 一方でここ最近出番の無かった灰馬が、実はクロニクルを攻略しようと頑張っていたことも判明。灰馬が灰馬なりに頑張っていたことや、飛彩の「俺が誰の背中を見てドクターを志したと思っている?」という言葉はかっこよかったですね。飛彩に灰馬の影が重なるのもまた良し。一見頼り無さそうに見えますが、患者の命を救おうと必死な思いはしっかりと息子に受け継がれていました。


 バグヴァイザーⅡを使っただけでなく、プロトガシャットまで盗み出した正宗。どうやら次回はそれで飛彩を篭絡しようとしているようですが、まさか闇落ちで、本当の魔王になったりしないよね・・・?
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仮面ライダーエグゼイド 第31話「禁断のContinue!?」

2017-05-14 09:39:55 | 仮面ライダーエグゼイド
仮面ライダーエグゼイド 第31話「禁断のContinue!?」


 新檀黎斗、謝罪するような事をした覚えが無い、満面の笑みで土管からの復活・・・何でしょうね、凄く厄介で面倒な存在で、いつ裏切るとも知れず、復活しない方が良いに決まっているのに、出てきただけでこうも面白いことを次々とやってくれると復活を歓迎したくなります(笑。

 黎斗復活により、次々と新しい情報やアイテムがもたらされた今回。ニコには飴が渡されていましたが、口では悪態をつきつつ顔はニコニコなニコが可愛らしかったです(笑。
 ゲンム・レベル0はフィールド内でのバグスターウイルス抑制のみならず、触れた相手のレベルを下げるうえに、最初からライフ99個の残機有りという、レベルの低さが気にならないほどの能力を有していました。今回二度倒されましたが、それでも残機は97。おまけにデンジャラスゾンビガシャットが戻ったことにより、次回はゾンビゲーマーに変身する模様。残機ほぼMAXのゾンビとか、どうやって倒せば良いんでしょうね・・・
 ともあれ、味方としては頼もしい限り。パラドクス・レベル99も触れているうちにどんどんレベルを下げられていましたし、一度変身解除すればレベルが元に戻るとはいえ、この能力は脅威でしょう。しかも相手は何度倒しても復活してくるわけですから、じわじわとレベルを下げられ、疲労もたまる・・・何とも嫌らしい相手です(汗。

 反省の色が全く見えない黎斗でしたが、ポッピーから感じた命の鼓動により、少しはマシにまった模様。ポッピーは黎斗が母親にウイルスを感染させた件について、母親のデータを残したかったのではないかと考えていましたが、多分その考えが当たっていたのでしょう。ポッピーは言わば母親の生まれ変わり。母を二度も亡くしたくないという思いが、黎斗を動かしたのかもしれません。

 そんな黎斗に振り回されまくる一同。永夢はいつになく険しい表情を保ったままでしたし、黎斗を一生許すつもりは無いと断言していました。それでも、ポッピーを通じて「命」というものを感じた黎斗には更生の余地があると感じたのか、共闘することに。最終的な目的は違っても、やることは同じ。これまで敵同士だった2人のマイティの見事な連係プレーは非常にカッコよかったです。黎斗もゲームマスターだけあって、エナジーアイテムの使い方も見事でしたね。
 まぁエグゼイドのアーマーはどこに行ったのかは気になりましたが(汗。アーマーを着なくてもレベル99の状態なんですかね?

 黎斗からもたらされた情報により、消えた人が生き返るかもしれないという可能性にすがり始めた飛彩。そんな彼を大我は笑うことなく、クリアした先にあるものを確かめろと言葉をかけていました。
 飛彩の恋人・小姫を救えなかったことは大我にとっても心残りでしょうし、亡くなった大切な人を蘇らせたいという気持ちを笑うことは誰にもできないでしょう。
 ドクターとしては死んだ人間の蘇生は否定するべきところであっても、鏡飛彩個人としては蘇る可能性を信じたい。そんな飛彩の気持ちを汲み取った大我がカッコよかったですね。

 黎斗登場によりブレイブ・レベル50、スナイプ・レベル50の共闘が可能になったところで、次回はまたしても決戦の模様。最近最終決戦めいた雰囲気が漂いまくりですが、どうなるのだろうか・・・全員生き残るかはお約束できないという、不穏なメッセージもありましたし・・・
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仮面ライダーエグゼイド 第30話「最強VS最強!」

2017-05-07 08:41:28 | 仮面ライダーエグゼイド
仮面ライダーエグゼイド 第30話「最強VS最強!」


 オロナミンCのCMでめっちゃ仲良さそうにしてますけど、本編でハイタッチしたことってありましたっけ(笑。

 さて今回は永夢とパラドの頂上決戦!レベル99同士の戦いはパラドに軍配があがることに。ゲーム好きなのは元々の永夢の性格ですが、天才ゲーマーMと呼ばれたその実力は元はパラドによるものであるために、永夢は敗北すると・・・ゲームが好きなのと得意なのはまた別の話でしょうしね。
 永夢が絶体絶命の窮地に追い詰められたところへ、何と仮面ライダーゲンム・レベル0が登場!予告の声からして「ポッピーがゲーマドライバーとプロトマイティアクションXを使って変身した姿」だと思ってましたが、まさか黎斗が復活を果たすことになろうとは・・・

 恐らくプロトマイティアクションXのゲーム内に自分のバックアップデータか何かを仕込ませておき、自分が消滅した際の保険をかけていたのでしょう。けれども、いくら復活のために準備していたとはいえ、あの研究所とガシャットに気づかなければ意味がありません。
 そう考えると、黎斗はポッピーが彼の母親らしき人物から生まれたバグスターであると知っていたと考えられます。ポッピーが母親の記憶を受け継いでいるならば、いずれバグスターウイルス抑制にまつわる記憶を思い出し、研究所を訪れるはず。他ならぬ永夢がゲーム病に感染しているとすれば、ポッピーは何が何でも救おうとするに違いない。それを見越してのドライバーとガシャットだったのでしょう。ゲームの世界に入り込むというのも、バグスターであるポッピーにしか出来ないことなはず・・・とことんポッピーの出自と気持ちを利用した作戦だったようで。

 復活しても相変わらず騒がしい黎斗。一応バグスターになったことで、ポッピーとバグヴァイザーⅡにより回収可能となったという抑制方法はあるものの、面倒な性格はそのまま。
 このまますんなり味方になってはくれないでしょうし、またいつ敵になるとも分かりません。どうすることやら・・・

 次回は命が復活する可能性に迷いを抱く飛彩が描かれる模様。
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仮面ライダーエグゼイド 第29話「We're 俺!?」

2017-04-30 09:10:58 | 仮面ライダーエグゼイド
仮面ライダーエグゼイド 第29話「We're 俺!?」


 敵側のパワーアップで曲が流れるというのも新鮮ですね。

 さて今回はパラドの口から次々と真実が語られました。パラドこそ永夢に憑依していたバグスターであり、これまでの戦いにおいても感情を共有、時には永夢のピンチを救うこともあった。全ては永夢と戦うため。どこまでも永夢に執着していたパラドですが、彼が永夢から生まれたバグスターであるならば当然のことでした。
 既に財前の手によって分離されていたため、かつて飛彩が永夢を治療しようとした際も、永夢の体内からバグスターが出てくることは無く、パラドが永夢の中に戻ることによって永夢は一時的ながらもストレスから逃れて消滅の危機を免れたと・・・まさかあそこでパラドが消えたことに、こんな意味が隠されていたとは思いもしませんでした。

 マイティブラザーズXXは2人で1人。俺がお前で、お前が俺で。変身音にもこんな秘密が隠されていたうえに、永夢VSパラドの演出に使われるとは・・・上手いこと考えられているなぁ。見ていて心が躍ります(笑。
 改めてみると、永夢とパラドの顔もどことなく雰囲気が似ている気がします。演技で似せているというのもあるとは思いますが。

 リプログラミングでやったか!?と思いきや、マイティブラザーズXXを使っていたことが仇となり、パラドの遺伝子に人間の遺伝子が組み込まれてしまう羽目に。このためにわざわざパラドクスではなく、マイティブラザーズXXを選んだのでしょう。全ては永夢ともっと遊ぶために。
 レベル50の時点で強敵だったパラドクスが、遠近両用武器を手に入れたうえにレベル99へとレベルアップ。「3連鎖!」「7連打!」とパーフェクトパズル、ノックアウトゲーマーの要素も残しつつ、エナジーアイテムを組み合わせて2人のレベル50を圧倒。敵ながら、BGMも相まって非常に心をたぎらせてくれる演出でした。今のところ、エグゼイドで一番すきなのがパラドクスだったりします。

 永夢のゲーム病、最強のレベル99となったパラドクスを打開するにはどうしたらいいのか。ポッピーが探し当てたレベル0の意味とは一体・・・次回、運命の対決だそうですが、パラドクスにはもう少し生き延びてもらいたいのが本音です(笑。
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仮面ライダーエグゼイド 第28話「Identityを超えて」

2017-04-23 08:38:47 | 仮面ライダーエグゼイド
仮面ライダーエグゼイド 第28話「Identityを超えて」


 さも当然のようにいつもの部屋がファンシーな感じになっている大我サイド。そこで平然とくつろいでいる大我が実に微笑ましかったです(笑。協力して仮面ライダークロニクルを攻略しようとしていたりと、何かもう、めっちゃ仲良しな雰囲気が素晴らしいですね。ニコは元に戻ったポッピーにちょっと厳しい態度でしたが、パラドに乗っ取られた永夢にポッピーが攻撃された際には彼女を心配していたのが印象に残りました。

 さて今回はポッピーとの一悶着に決着が。エグゼイドLV99の力によりリプログラミングされ、自身の存在意義に戸惑うようになったポッピー。見た目は可愛いですが、彼女もまた人の命を奪い誕生したバグスターであることに変わりは無い。それは誰よりも彼女自身が分かっていたことでした。それでも、人の命を救うべく奮闘してくれたのもまた事実。生まれはともかく、その後の行動は全て人のため。ドレミファビートは誰かを傷つけるゲームではなく、誰かと一緒に笑顔になる音楽ゲーム。永夢の決死の行動とポッピーが涙ながらに本音を明かすシーンはとても良かったです。
 仮面ライダーポッピーの出番には不安が残りますが、正直ポッピーの悲痛な叫びは心にくるものがあるので、これ以上傷つかなくていいならそれはそれで助かります(苦笑。

 珍しくドレミファビートを使って戦っていた飛彩。パラドの発言に何かを感じ取ったりと、彼なりに状況を分析しようとしているさまが描かれていました。一件落着した後、ちゃんとポッピーに謝っていたのも良かったです。


 そして何とかして永夢と戦おうとするパラド。エグゼイドLV99相手にはさすがのパラドクスも歯が立たず、永夢はポッピーの説得に専念していました。高速化とマッスル化で何とか相手をしてもらおうとする様は何だかいじらしく見えました(笑。しかし、散々強敵の雰囲気を漂わせていたパラドクスを、ああも簡単にあしらうとは、LV99恐るべし・・・
 やけに永夢に固執するパラドは、何と永夢の体を乗っ取る事態に。「お前は俺だ」という発言からして、パラドってマイティブラザーズのように、昔永夢が思い描いたゲームキャラクターなんじゃないですかね。ゲームの醍醐味の1つとしては、強敵の存在が挙げられると思います。頭も良くて、力も強い。相反する2つの力を自在に使いこなす。そんな強敵を倒す快感を味わいたい。そんな永夢の思い描いたゲームから生まれたバグスターがパラドなのかなーと。

 次回はパーフェクトでノックアウトなゲーマー登場!
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仮面ライダーエグゼイド 第27話「勝者に捧ぐ love&peace!」

2017-04-16 08:45:49 | 仮面ライダーエグゼイド
仮面ライダーエグゼイド 第27話「勝者に捧ぐ love&peace!」


 今回あまり良いところがなかった飛彩ですが、メイド服を着たバグスター=ラブリーガールズに襲われて「うわあああ・・・」と情けない声をあげていたこと、プレゼント応募の際満面の笑みで手を振る姿が印象的でした(笑。

 さて今回、天ヶ崎の口から仮面ライダークロニクルを完全攻略すれば消えた人の命が戻ることが明らかにされました。が、それが真実かどうかは敵側のみが知る事実。けれども一縷の希望がある限り、今回の患者のように消えた家族や大切な人を取り戻そうとしてゲームをプレイする人も増えるでしょう。ゲーム経験の有無に関わらず救おうとする人もいるでしょう・・・人が消えれば消えるほど、それだけプレイする人も増える可能性がある・・・何とも恐ろしいゲームです。しかも「消えた人を救うヒーローになれる」というのも何とも心揺さぶられる要素ですね。
 人の一番の宝は命。消滅した人間の命がかかっている限り、人々は戦い続ける。改めて黎斗がろくなものを遺していかなかったと感じました(苦笑。ところでこのゲームをクリアしたら、黎斗と貴利矢も復活するんですかね?あくまでもクロニクルで消滅した人だけとか?

 そんなゲームだと知りつつも、ゲームが得意だからと最速クリアを目指して変身を果たしたニコ。その実力は確かなものですが、使えばゲーム病にかかるというリスクが発生するのもまた事実。そんなニコの変身とゲーム病の発症を知って動揺しっぱなしの大我。
 これまであまり本音を表に出すことが無かった大我でしたが、今回ニコの危機を前にして初めてその思いを口にしました。「仮面ライダーは自分1人で十分」というのは、他の人間と違って未来が無い自分だけが戦えばいいと思っていたから、無免許医の自分をニコが主治医だと言ってくれたことが嬉しかったこと・・・前者は何となく察していましたが、後者は意外な本音でした。

 ニコが何度ゲーム病になっても自分が治す。自分の側を離れるな・・・そんなカッコいいことを言われたら、そりゃ敵のバグスターもときめくというものです(笑。ラヴリカバグスターのような甘い言葉ではありませんが、主治医としての頼もしさを強く感じさせるひと言でした。仮面ライダークロニクルを「俺たち」が攻略するというのもまた良かったですね。最後に温かいものを食べに行こうと大我を誘うニコもまた可愛らしかったです。
 その後と、とぼとぼとずぶ濡れになりながら無言で帰る永夢と飛彩が何とも寂しく感じましたが(苦笑。あそこで「俺たちも何か温かいもの食べて帰りますか?」的な一言があるのを期待したのは私だけでしょうか(笑。

 天ヶ崎の正体も「ときめきクライシス」のラヴリカバグスターであると判明。どうやらただの攻撃では通用せず、ニコのように言葉でダメージを与えていく必要があるようですね。この攻略にはニコ、あるいは改心したポッピーが鍵となりそうですが、果たして・・・

 そして最後に笑みを見せたポッピー。果たして記憶を取り戻せるのか・・・
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