ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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仮面ライダー鎧武 第41話「激突!オーバーロードの王」

2014-08-17 10:12:02 | 仮面ライダー鎧武
仮面ライダー鎧武 第41話「激突!オーバーロードの王」

世界を守って、己を滅ぼす。それが紘汰が選ぶ道。飛びきりのお人よしでも、そこまでバカになれるのかと疑問に思うサガラだが、舞は「バカじゃなかったらあんな辛い思いをしてない」と告げる。サガラは自分は見守るだけだとして去り、ロシュオは「己を犠牲にしてまで、果たして人類にはあるのか・・・」と考えていた。

その頃、光実=斬月・真メロンエナジーアームズと、バロンレモンエナジーアームズの戦いが続いていた。舞は世界で唯一価値がある人間であるとする斬月・真MEに対し、舞は強く、貴様の救いなど必要としないとバロンLE。戦いの中、2人の変身は解け、生身での殴りあいが始まる。
光実は自分だけが舞を幸せに出来るというが、戒斗は「貴様はただ人形が欲しいだけだろう!貴様は結局誰も愛してなどいない!」指摘する。その時、デュークレモンエナジーアームズはビートライダーズの面々に対し、舞がヘルヘイムに連れ去られたこと、そこにはロシュオというオーバーロードの王がいることを連絡する。それを聴いた紘汰は急ぎ走り出し、連絡したデュークは何かを企んでいるようで・・・?


感想
「クズはクズなんだよ」を変換したら「葛葉クズなんだよ」と出てきて笑ってしまいましたw

今回は遂にロシュオ、レデュエとの決着がつきました。ロシュオは紘汰たちを滅ぼそうとしていたわけではなく、紘汰たちが黄金の果実を手にする資質、そしてその強大すぎる力を手にする覚悟があるのかどうか、試していたように思えます。紘汰に近づくロシュオからは、紘汰に黄金の果実そのものを託す雰囲気を感じました。どちらが強いか、ではなく、覚悟があるかどうかが重要だったのでしょう。

そんなロシュオを背後から貫いたのは卑劣なレデュエ。最初はデュークLEが漁夫の利を狙ったものだと思いましたw
黄金の果実を手にしたと喜んだのもつかの間、あっという間に果実は腐り、レデュエは怒り狂ってロシュオを滅多刺し。仲間である彼に対してそこまでの仕打ちをしたレデュエに紘汰の怒りも爆発!ロシュオの武器を使って戦う様もかっこよかったです。

レデュエら、オーバーロードの脅威は無くなったものの、舞の体内に黄金の果実が託されるという案件も発生。舞の右目は王妃と同じく赤く輝いていました。紘汰のみならず、舞の運命はどうなってしまうのか。もしかして、ロシュオ=別の世界の紘汰で、王妃=別の世界の舞だったりするんですかね。

いよいよクライマックスですが、相変わらず今後どう動くのか分からない鎧武。次回は光実最後の変身。ブドウとキウイを足して錆びさせたようなアームズ登場!
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仮面ライダー鎧武 第40話「オーバーロードへの目覚め」

2014-08-10 10:03:47 | 仮面ライダー鎧武
仮面ライダー鎧武 第40話「オーバーロードへの目覚め」

ユグドラシル内部の変貌を、まるで他人事のように興味深そうに見て回る凌馬と、それに苛立つ紘汰。しかし凌馬は急に真面目な雰囲気になり、見知らぬエレベーターに紘汰と共に乗り込む。そこで見たのは、奇妙な装置に繋がれ、眠る人々だった。凌馬は機械を見ただけで、ここにいる人間が皆機械の部品にされていると指摘する。
そして、そこにいたのはレデュエだった。凌馬はレデュエと色々語ろうと考えていたが、紘汰は姉たちを利用したことに怒りを燃やし、鎧武極アームズへと変身する。凌馬も仕方なしにデューク・レモンエナジーアームズへと変身。2人はレデュエによって、装置のある部屋の天井を突き破り、階上の通路に連れ込まれる。

レデュエは戦いながらも「強すぎる自分自身のことをおかしいと思わないのか」と鎧武KWに問いかけた後、「この先、お前を待ち受けている世界に案内してやろうじゃないか」と鎧武KWに催眠術をかけ・・・


感想
凄くまじめで怖く、カッコいい話なのですが、「大丈夫かね!?我が友よ!」と駆けつけたデュデュオンシュがカッコよくて笑いましたwお前そんなキャラだったのかよwデュデュオンシュがいるなら、インベス化も悪くないのではと感じてしまいました(苦笑。
後は戒斗が装置を破壊したシーンも驚かされました。昔のテレビは叩けば直ることもありましたが、まさか特別な技術抜きで、蹴っただけで壊れるほど脆い装置だったとは・・・これも戒斗がヘルヘイムの植物に犯されている副作用だった!という伏線だったらどうしよう(汗。

さて今回は、レデュエにオーバーロードとして歩まなければならない悪夢のような現実を見せられた紘汰。たとえ世界を守ったヒーローであっても、戦いが終われば強大な力を持った恐怖の対象でしかなくなってしまう。それが、敵が使っていた力と同種のものであれば尚更でしょう。悪を倒したヒーローが、今度は人々の恐怖によって、ヒーローにその意思がなくても悪にされてしまう。救った世界に殺されるとは、何とも皮肉です。

そんな紘汰の言葉に耳を貸してくれるのは、同じオーバーロードであるレデュエたちだけ。言葉巧みに紘汰を壊そうとしていたレデュエは、裕也、そして彼が変身する鎧武オレンジアームズまで見せていました。戦った場所も含めて、初瀬がインベス化した光景を思い出します。もし、チーム鎧武に紘汰が所属し続けていたら、こんな未来もありえたのでしょう。自分はインベスではなく人間だと必死に説明しようとしても、人間と違う鋭利な爪は、仲間を傷つけてしまう。自分に怯え続ける紘汰の演技は鬼気迫るものを感じました。

しかし、例え己がどんな姿になろうとも、守りたいものは変わらない。紘汰が望む結末も変わらない。世界を救うために己を滅ぼしたとしても、紘汰はそれを犠牲だとは思わない。戦いの後に待ち受けている光景を見せられてなお、ここまで行動できるとは・・・誰のためでもない、他でもない自分の思い描く未来のために戦う紘汰はとてもカッコよく、そして悲しく感じました。

いよいよ次回はロシュオと激突!しかし何やらCMの雑誌表紙には不穏なアームズが・・・?
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仮面ライダー鎧武 第39話「決死のタワー突入作戦!」

2014-07-27 09:50:21 | 仮面ライダー鎧武
仮面ライダー鎧武 第39話「決死のタワー突入作戦!」

紘汰は舞を助けるべく、凌馬にタワーへの侵入路を案内させることを決意する。戒斗から貴虎が出来なかったように、光実を止めることが出来ないと言われても、なおも紘汰は放っておけないという。戒斗はそれを「いい囮になる」「舞を救い出す絶好のチャンスだ」とし、タワーへの潜入に同意する。ザック、城乃内、そして負傷のペコも名乗りをあげるが、さすがにその怪我では無理。そんなペコから見つめられた凰蓮が「とことん面倒な子たちね」と立ち上がる!

感想
ロックシードのアーマードライダースペシャルを購入しました。紘汰、戒斗、光実、貴虎、凰蓮の5人のボイスがそれぞれ収録されているのですが、その中でも光実ボイス入りブドウロックシードは人気?のようで、なかなか見つかりませんでした。そして私が押すと、大体怖いほうのミッチで「変身」と鳴るんですが(汗。

サラッと舞が大好きだと告白した光実。レデュエが舞を囮に使いかねないと感じた光実は、ロシュオに彼女を預けることに。舞は自分が捕まったことの恐怖よりも、仲間が危険を冒してまで助けに来ることに恐怖を感じていました。オーバーロードの王に対しても、物怖じせずに自分の思いをはっきり伝える舞。それもまた、彼女の強さなのかもしれません。何度裏切られようとも、仲間を信じ、分かり合おうとする気持ちを忘れない。ウルトラマンエースを思い出します。

相変わらず何を考えているのか分からない凌馬ではありますが、とりあえず秘密の地下通路の件は本当でした。しかし、仲間を誰も信じていないというのもまた事実。自分だけの通路以外にも、ドライバーの性能も凌馬だけ特別仕様。それを全員に行き渡らせていれば、耀子ももう少し戦いが楽になるでしょうに。解析機能や幻影(CG?)を投影する機能もあるようで。まだまだ信用ならない相手です。
一方で最近戒斗の株が上がりっぱなしです。「これからは無駄口を叩く前に、殴られる覚悟をしておけ」と凌馬を殴ったシーンはスカッとしました。

次回予告を見ると、紘汰が初瀬のようにインベス化(オーバーロード化)しそうです。裕也がオレンジのロックシードを持っているということは、紘汰と裕也が入れ替わっていた場合の映像でも見せられているのでしょうか?気になる次回は8月10日。8月3日はゴルフかな?と思っていたら、ただの特番生放送SPとのこと。今じゃねぇよ!夜にやれよ!せめて9時からで良いだろうに・・・
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仮面ライダー鎧武 第38話「プロフェッサーの帰還」

2014-07-20 09:42:59 | 仮面ライダー鎧武
仮面ライダー鎧武 第38話「プロフェッサーの帰還」

貴虎と光実を戦わせまいと急ぐ紘汰だったが、着いた先で見たのは、壊れた戦極ドライバーとメロンのロックシードだった。そしてそんな紘汰を見つめるのは、かつて1人ユグドラシルを見捨て消え去った彼だった。

貴虎を手にかけた光実の目を、いい目になったと称するレデュエ。光実を心を痛めるどころか、兄を乗り越え、その呪縛から逃れられたことを喜んでいた。しかし、そんな光実の前に、「お前は決して、私からは逃れられない」と貴虎の幻影が姿を見せる。幻影貴虎は「1人では何も出来ない半端者」が光実の本性だという。レデュエは幻と争い続け、叫ぶ光実を見て、「もしかして、壊れちゃった?」と呟く。


感想
なりふり構わない光実が恐ろしいまでの強さを発揮しました。単なる説得では応じないと分かれば、ペコを痛めつけて舞を無理やり従わせると・・・「一緒に来てください」と舞には終始笑顔で語りかけるのが怖すぎます(汗。笑い声に笑顔。以前は素敵なものだったのに、こうも変わってしまうとは。幻影の貴虎すら乗り越えた彼は、一体どこにいってしまうのでしょうか。

で、こんな状況に帰ってきた凌馬。見捨てたかと思えば謎の帰還。これは何を意味しているのでしょう。耀子いわく、人を裏切ることに躊躇の無い男とのことで、そのことはこれまでの行為や、誰にも明かしていない秘密の通路の存在からも明らかですね。そんな彼を信じるしかないこの状況。気づけば38話と、結構終盤ではあるのですが、どうなるのか予想がつきません。

蛇ことサガラや、オルタナティブ舞の存在も気になるところでまた次回。
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劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!

2014-07-19 15:14:28 | 仮面ライダー鎧武
「劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!」も見てきました。

閉鎖された沢芽市の中で、インベスたちと戦う仮面ライダー鎧武オレンジアームズ=葛葉紘汰。そんな彼の前に、ラピスという少年が現れた。ラピスは廃墟の中に転がっていたサッカーボールに興味を示す。サッカーでは戦った後に負けた相手を殺すことも無いと知ったラピスは驚き、紘汰の前から姿を消した。
そして紘汰は、大勢の人々の歓声を耳にする。それに誘われるように紘汰が向かった先は、何とサッカー会場だった。そこではチーム鎧武とチームバロンのサッカー対決が行われていた。アーマードライダーの力を使い、試合に勝ったチーム鎧武。だがそこには、死んだはずの裕也が生きて、チーム鎧武のチームメイトとして活躍していた。この世界の違和感に気づいたのは紘汰だけではなく、光実も同じだった。貴虎が彼にはいないはずの妻を見舞いに行くといったのだ。

そんな折、チームバロンのペコがマツボックリエナジーロックシードにより黒影・真に変身してザックに襲い掛かるという事件が発生した。戒斗が変身したバロン・バナナアームズによって諌められるも、突如黒影・真は謎の植物に覆われてしまい、その力はロックシードを通して別のロックシードへと移っていった。
次第に互いに争うようになっていったアーマードライダーたち。それは全てコウガネという存在による仕業だった。「邪悪の種」を植えつけて闘争本能を掻き立て、互いに争わせることで自分の力としていたのだ。彼らの力を吸収してコウガネは金のリンゴロックシードを用いて、仮面ライダーマルス・ゴールデンアームズに変身する!


・・・サッカーを絡めるにしても、ラストバトルまでサッカーなのはショウジキナイワー。いや、テーマを最後まで盛り込んでいたという点では良かったのかもしれませんが・・・
今回は鎧武ブラックジンバーアームズ、ドングリアームズ、ドリアンアームズなどの新しいアームズも見ることが出来ました。馬に乗ってのバトルもバイクとはまた違った面白みがあるとは思います。ですが、デュークが変身した途端に退場したり、冠(かむろ)に至っては変身直後にあんな姿に・・・鎧武極アームズと一緒に、マルスGと戦わせてあげたって良いじゃないですかー!(涙。

ぶつくさ言ってはいますが、そこそこ楽しめました。紘汰の生身の身体能力もさることながら、鎧武やバロンのサッカーも、よくよく考えたら大変だろうなぁと。ライダーのスポーツ風景も珍し・・・あぁ、そういえばディケイドの頃に競争してましたっけw
久々に明るい光実が見られるかと思いましたが、そんなこと無かったぜ!(汗。光実の発言から、先週のサッカー回、というか貴虎を海に吹き飛ばした後の物語のようです。コウガネやラピスの正体は予想外でしたし、ラピスがサガラを「蛇」と呼んでいたのも気になるところ。

コウガネがばらまく「邪悪の種」。それによってアーマードライダーたちは互いに憎み、争う心を高ぶらせていくわけですが、それは人間が本来持っているものを活性化させているだけに過ぎない。もちろん紘汰にだってそういう気持ちがある。しかしそれを抑えるか、解放してしまうかはその人間次第。ラピスの協力もあって自分の闇を抑え、再び誰も争わずに済む世界を望むことに。「自分との戦い」がテーマとのことなので、それが描かれていました。例え力が無くても、自棄になるのではなく、自分を信じて弱い心を倒して前に進む。弱い部分があることを知りつつ、それを乗り越えようと努力する。その強さが人間にはあるのでしょう。

そんなこんなで夏の劇場版でした。昨年のウィザードに続き、次回作のライダーは登場しませんでした。が、今年の冬もMOVIE大戦はあるようです。
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仮面ライダー鎧武 第37話「バロン・サッカー対決夏の陣!」

2014-07-13 09:39:36 | 仮面ライダー鎧武
仮面ライダー鎧武 第37話「バロン・サッカー対決夏の陣!」

レデュエにつけられた傷に悩む戒斗の前に、「葛葉紘汰との差は開くばかりだな」とサガラが現れた。紘汰が成長していたとしても、戒斗は紘汰に勝つ自身があった。するとサガラはいきなりクラックを開き、その向こう側の世界で戦っていた鎧武オレンジアームズがこちらへ招き入れた。鎧武Oは極アームズへと姿を変え、戒斗もバロンレモンエナジーアームズとして立ち向かう。だが力の差は歴然。大橙丸、ソニックアロー、バナスピアーを振るう鎧武KWには手も足も出なかった。
紘汰は更に前へ進む覚悟を決めた。それでもバロンLEは「力の差があるなら、戦うだけだ!」と立ち向かう。その時、戦いを見つめる少年が目に入る。そしてバロンLEは、鎧武KWの火縄大橙DJ銃により吹き飛ばされ、目を覚ますと、何故かそこはサッカーのフィールドだった・・・


感想
今回は劇場版とのコラボということで、プロのサッカー選手も交えての特別編でした。とは言われても、まともにサッカーを見ていないので、どんな活躍をされている方々なのかは存じ上げておらず・・・(汗。

ワールドカップの年ということで、プリキュアでもサッカーとのコラボがありました。これで日本が優勝争いでもしていれば、また盛り上がりも違ったのかもしれませんが、大して興味も無い私としては、あまり盛り上がれずにいます(苦笑。コラボじゃなくても、電王やウィザードのサッカーの方が面白かったかなーと。まぁ19日公開の映画の、導入としてはちょうど良いのかもしれません。バロンのライダーキックという珍しいものも見られましたし。

次回はプロフェッサーの帰還。今更何をしに戻ってくるのやら。そして案の定しぶとい兄さん。
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仮面ライダー鎧武 第36話「兄弟の決着!斬月VS斬月・真!」

2014-07-06 10:40:26 | 仮面ライダー鎧武
仮面ライダー鎧武 第36話「兄弟の決着!斬月VS斬月・真!」

「どうしたんだよ!ミッチ!」「それが分からないあんたが嫌なんだよ!」激突する鎧武オレンジアームズと斬月・真メロンエナジーアームズだったが、鎧武Oは斬月・真MEの前に変身解除に追い込まれてしまう。「もう、あんたに引っ掻き回されるのはうんざりだ」と、紘汰に迫る斬月・真MEだが、その前に貴虎が立ちはだかった!


感想
弟を追い込んだ責任を感じた兄は、自分の手で弟を終わらせようと試みていました。しかしやはりそこは家族の情が沸くもの。一瞬刃を止めた結果、弟によって自らが終わらせられることに・・・崖から落ちても何とか生き延びていた兄さんなら、きっと今回も・・・生きているかなぁ。
あそこで貴虎の刃が止まってしまうのも、仕方の無いことだと思います。むしろ、躊躇った兄を躊躇無く切り裂いた光実は、それほどまでに精神的に追い詰められていたということなのでしょう。兄の教えであるノブレス・オブリージュ。今はまだ理解できずとも、いつか光実も散り際にそれを理解しそうな予感・・・

裏切られたことに悔しい気持ちはありつつも、今でも光実のことを心配する紘汰と舞。光実を敵と認めるのは簡単だが、それは弱い考え方。友達を諦めるような弱い人間になりたくないと語った舞は、十分に強い人間だと思いますし、戒斗もそれには納得したようで。そんな戒斗は急に現れたレデュエによって傷つけられ、傷口からは植物が・・・最近では世界がヘルヘイムに覆われるかもしれないという危険性の方が目立っていますが、インベスによって傷つけられた際の症状も深刻なもの。果たして戒斗の体がどこまでもつのか。あるいは、レデュエが気づいた紘汰の力によって、事なきを得るのか。まだまだ鎧武の物語はどうなるのか分かりませんね。

「人を騙し続けるのはもっと辛い」というのは、紘汰自身、舞たちにあれこれ隠してきたことがあるからでしょう。例え病気レベルのお人よしであったとしても、何とか仲間を救おうとするのは、裕也のことがあったからだと思います。こんな状況下でも他人を思い、1人でも多く救おうとする。自分にどうしようもないことだとしても、放ってはおけない。立ち止まらず、がむしゃらに走り続けられるのが紘汰の強さかもしれません。


次回は夏のサッカー対決!・・・緊迫した状況なのに映画コラボをやらなきゃいけないとは、制作側も大変だなぁ・・・
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仮面ライダー鎧武 第35話「ミッチの箱舟」

2014-06-29 09:59:25 | 仮面ライダー鎧武
仮面ライダー鎧武 第35話「ミッチの箱舟」

ロシュオはこの街を守ったのではなく、レデュエの城を守ったのみ。レデュエにはまだ重要な役割を残しているといい、ロシュオは貴虎を捕らえておく必要も無いとして、長たる者として世界が滅び行く様をその目で見届けるように告げるのだった。
全ては自分の思惑通り。そう言い残してレデュエは去っていった。グリンシャは再度鎧武極アームズとバロン・レモンエナジーアームズに攻撃を仕掛けてきた。グリンシャのパワーに対抗すべく、鎧武KWはマントを闘牛士のようにはためかせて挑発し、壁に激突させることに成功する。バナスピアー、キウイ撃輪、ソニックアローを用いてバロンLEと共闘し、バロンLEがグリンシャを捕らえている間に、火縄大橙DJ銃のパインチャージによって撃破するのだった。
その頃、晶が連れてこられた先には、紘汰の友人であるラットやリカも捕まっていた。きっと誰かが助けに来てくれることを信じる3人だが・・・


感想
まずはキウイ撃輪、久々の出番おめでとうございます。一体いつ以来なんだろう。戒斗も状況によってはゲネシスではなく、戦極ドライバーの方を使用するようですね。

さて今回は光実の計画が明らかに。サブタイトル通り、自分が選んだ人間のみを生き延びさせる箱舟計画を進める光実。「プロジェクト・アーク」の「アーク」も「箱舟」という意味がありますから、ユグドラシルのやっていた事と変わらないという舞の指摘は的を得ていたと思います。しかし、こちらは単に光実が気に入るか、必要ないと判断を下すかで決まってしまう分、たちが悪いと思います。そんな中で選ばれた人間であるラットとリカですが、あの部屋に立ち入ってしまった以上、おそらくレデュエに捕らわれるでしょう。あくまでも「あの部屋にいる人間」=「いらない人間」として、例え2人から養分を吸い取ったとしても、あの部屋にいた以上約束を破ったわけではないと言い出しそうです。

光実は、紘汰や舞を堕落させ、貴虎にも感染したのは「希望」という戯言であると指摘していました。確かに紘汰は「戒斗に黄金の果実を譲ってもいい」、「光実が裏切るはずが無い」などと、甘い発言や現実を直視しないような行動もありました。しかし、この状況下でここまで人を信じられるというのもなかなか無いことだと思います。誰も彼もを救いたいというのも、この状況では甘い考えかもしれない。しかし、それに向かって諦めずに行動し続ける、希望を持ち続けることもまた大切なことでしょう。頭が良い光実には決して取れない行動でしょうね。
光実の言い分にも正しい部分があるとは思います。しかし、それで紘汰が間違っているというのは光実の理論の押し付けに過ぎません。紘汰には紘汰の、光実には光実のやり方がある。現実を見てもなお諦めない紘汰の行動力と、現実を直視し最善の判断をくだす光実。2人が協力すればこの状況も打開できるかもしれないのに・・・

次回久々に斬月メロンアームズ登場!でも兄弟対決で、結局トドメがさせなくて、逆にやられてしまいそうで怖いです(汗。


バトライド・ウォーⅡか・・・スーパータトバは使ってみたいし、道中悠木碧さんのナビゲートがあるのは魅力だけども・・・安くなったら買います(苦笑。
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仮面ライダー鎧武 第34話「王の力と王妃復活」

2014-06-22 09:56:50 | 仮面ライダー鎧武
仮面ライダー鎧武 第34話「王の力と王妃復活」


凰蓮は間違いなくあの白いアーマードライダー、斬月・真は偽者だという。あれが貴虎ではないのなら誰なのか・・・そこで耀子はある人物に心当たりがあった。と、そこへ現れたのは光実だった。光実はタワーに潜入し状況を探っていたといい、タワーはオーバーロードに侵略されていると語る。様々な人物でにぎやかになったチーム鎧武のガレージ。光実に何かを問い詰めようとする耀子を制し、戒斗は「どうした?居心地が悪そうじゃないか」と声をかけるのだった。その頃レデュエは、工業技術や情報処理能力についてはフェムシンムよりも遥かに進んでいると知り、楽しい玩具を作ろうと試みていた・・・


感想
力をもって征服しようとしたデェムシュとは異なり、頭脳を用いて侵略を進めるレデュエは、人間の技術を使って世界中に宣戦布告することに。その目的は恐らく、宣戦布告と同時にロシュオの力を見せ付けるためのものだったのでしょう。ミサイルを爆発させるのではなく、跡形も爆風も無く消滅させる。まともに正面からやり合わずして王の力を手に入れようとし、尚且つ支配しようとする。頭脳派ほど、相手に回すと厄介な敵ですね・・・ロシュオも王妃さえ復活するのであればレデュエを止めるつもりも無さそうですし、どうすれば良いのやら。おまけにレデュエは極アームズの一撃を植物で防ぐという技まで披露していました。真っ向からぶつかっては勝ち目が無さそうですが、果たしてどうするのやら。

そんなレデュエに加担する光実も、そのやり方やロシュオの力には驚かされるばかりで、おまけに耀子からは痛いところを散々突かれる始末。前回の紘汰といい、耀子は大人の1人として子供たちを説く役割を担っているように思えます。耀子の行く末も気になりますが、まずは次回、とうとう光実が斬月・真であることを明かすっぽいですね。紘汰が「光実!」と呼ぶのも珍しい。

晶がさらわれ、ロシュオの力に恐れおののく一方、相変わらずグリドンやブラーボは清涼剤になってくれていますねwまさかスイカアームズを操れないとは思わなかったんだ。それでもネバーギーブアーップ!
次回は「ミッチの箱舟」。絶対乗りたくねぇw
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仮面ライダー鎧武 第33話「ビートライダーズ大集結!」

2014-06-08 10:09:17 | 仮面ライダー鎧武
仮面ライダー鎧武 第33話「ビートライダーズ大集結!」

インベスの侵攻により、紘汰の姉・晶も避難所へと逃げていたが、そこで同じく避難してきた人々からは、自分で街の外に逃げるしかないと告げられてしまう。晶は母を捜す子供を連れ、インベスから逃亡するのだった・・・

立体映像を使った会議の中で、各国のトップは責任を貴虎に押し付け、次の主導権を誰が握るかで争っていた。と、そこへ現れたのは単身逃亡した凌馬だった。凌馬は神に至る道を発見したといい、進化の鍵はオーバーロードが持つ禁断の果実にあると告げる。凌馬は事態の責任をどうするのか、さっさと出頭しろという相手に対し、「逃げられないなら仕方ないな」と、プロジェクト・アークの内容を全世界に公開した。逃げなければならないのは相手の方。人類救済のチャンスが無くなるというが、凌馬はそれよりも自分の研究を優先するのだった。


感想
「なんであの人ばかり強くなる!」・・・もうやめてミッチ!キウイアームズのライフはゼロよ!(涙。個人的にはキウイアームズ結構好きなんですけどね。如何せん出番と活躍に恵まれない印象が・・・

にしても、もうやだこのミッチ。「仲間」=「自分の思い通りになる人」とまで思ってしまうとは。それって仲間じゃなくて、単なる道具なんじゃ・・・正直今回変身解除にまで追い込まれて、正体がばれるのを期待していました(苦笑。その正体を、目的を知った時に紘汰は、そして舞はどう接するのでしょう。
おまけに真っ向からの戦いではなく、紘汰の性格を利用して戦おうとしているのも恐ろしい。「自分はオーバーロードに無理やり命令されていた」とかいって、レデュエの元に案内して、後ろから不意を突くとか平気でやりそうだから困る。

ユグドラシルの中で、戦線離脱中の貴虎を除けば唯一の味方である耀子も光実のこれまでの行為については明かしていない様子。その一方で、戒斗に好意を見せており、かつ紘汰に「守り終わったらどうするのか」という問いかけをしていました。「誰かのため」というのは誰にでも言えること。それ事態は立派なことであっても、誰かを理由にして存在するのではあれば、その誰かがいなくなった時に目的が無くなってしまう。今は確かにそれで良いかもしれませんが、「ヘルヘイムの侵攻を止める」という目的が達成された後、果たして紘汰はどう生きていくつもりなのだろう。
皆を守るために、精一杯戦った。けれども平和な世界には、それこそヒーローの力なんて不要なものでしょう。下手をすれば、人々から恐れられる力にもなりかねません。既に体には味覚の変化などが現れているようですし、将来についてあまり考えている時間も無さそうです。

今回登場した新たなるオーバーロード、デュデュオンシュ。残念ながら早々に退場してしまいましたが、エネルギー攻撃を剣で吸収・反射するというなかなかの強敵でした。見た目はクジャクっぽいインベスだと感じました。
そんなデュデュオンシュと、偽斬月・真MEに対抗するべく、極アームズ!今回はマンゴーパニッシャーに影松2本、ソニックアロー2本、メロンディフェンダーにドンカチ、無双セイバー、大橙丸、火縄大橙DJ銃と、これまた武器の大盤振る舞い。特にドンカチはこれまたサッカーを意識してか、蹴りつけるという使われ方がなされていました。あの鎧を身に纏っておきながら、華麗にシュートを決めるとか、中の人ってやっぱり凄いんだなぁ・・・

そんなこんなで1週休んでまた次回。
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