ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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仮面ライダー鎧武 第32話「最強の力!極アームズ!」

2014-06-01 09:37:48 | 仮面ライダー鎧武
仮面ライダー鎧武 第32話「最強の力!極アームズ!」

バロン・レモンエナジーアームズ、ナックル・クルミアームズは共にデェムシュに立ち向かう。デェムシュも疲労しており、2人のコンビネーションの前に押し切られようとしていた。更にダンデライナーに乗った黒影トルーパーも駆けつけ、状況は一転有利になるかと思われたが、デェムシュは「いずれまた遊んでやる」と退却してしまった。

デェムシュによる破壊された沢芽市。未だ電話もネットも繋がらない状態であり、救急車も呼べない。ユグドラシルは街に黒影トルーパーを派遣し、インベスの処理に当たっていた。ザックはこれでビートライダーズの疑いが晴れると考えていたが、戒斗は休息を与えたのはまずかったという。もしデェムシュの体の仕組みが、インベスと同じならば・・・戒斗の悪い予感は当たり、デェムシュは沢芽市の地下に繁殖していたヘルヘイムの果実を食し、パワーアップを果たしていた・・・


感想
・・・「見た目だけならカチドキアームズの方がカッコいいんじゃね?」とか思ってすいませんでしたー!極アームズ、大・大・大・大・大好きです!超カッコいいじゃないですかー!スカッとするぐらいの強さですね。「ロックオン」ではなく、「ロックオープン」。カチドキアームズに封じられていた力が、鍵によって解き放たれた感じでしょうか。全ライダーの武器が使えるということで、これまでの玩具も生きてくる。ACシリーズもアームズチェンジのみならず、武器の入れ替えでも楽しめる。1つだけでも楽しいけれど、集めれば集めるほど楽しくなる。販促だろうと何だろうと、こんなに楽しいんだから良いじゃないか!

その強さの前に、デェムシュもフェムシンムの言葉に戻っていたのが印象的でした。散々苦しめられてきたデェムシュ、しかもパワーアップした存在相手にここまでやってのけるとは。
極アームズの活躍はもちろんですが、これまでそれぞれの思惑で動いて争いの耐えなかったアーマードライダーが協力したというのも良かったです。それをまとめる戒斗の指揮に耀子も心動かされたようで。紘汰はジンバー系やカチドキ、極という力は手に入れましたが、戦闘のセンスや状況判断においては戒斗の方が優れていそう。

個人的にはパティシェ師弟の活躍が嬉しかったです。あの城乃内が「諦めちゃだめだ!」という台詞を言えるようになるとはなぁ。「ネバーギブアップ」の名に恥じない、立派なアーマードライダーになってくれました。ナックル共々、ロックシードのランクなんて関係無い戦いを見せてくれました。ランクが上にも関わらず、まさかの逃亡を果たしたプロフェッサーもいますしね・・・あの人、今後どうするんだろう。このまま退場とは思えないけども・・・

世界を救う方法は、紘汰自身がオーバーロードになること。別に無月を撃ったりはしませんが、紘汰本人にそれ相応の反動はありそう。戦極ドライバーとはいえ、あれだけのロックシードの力を無害なものに変えきれているのかどうか。
デメリットの大きかったオーズのプトティラコンボ、スイッチ連打でデンジャーなフォーゼのコズミック、ファントムに近づくと言われたウィザードの各種ドラゴン形態と色々ありましたが、さて紘汰にどんな影響が出るのか・・・

街の皆が頑張っている一方で、レデュエと行動を共にする光実。しかしそろそろ斬月・真の偽者であるという正体がばれそうです。メロンの君と慕っていたブラーボが暴きそうなので、これまた見逃せません。



余談
極アームズの音声を思い浮かべていて、ふと何かのリズムに似ていると感じ、悩む事数秒。焼き肉の晩餐館のタレのCMで、牛が歌っている歌でした。
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仮面ライダー鎧武 第31話「禁断の果実のゆくえ」

2014-05-25 10:08:36 | 仮面ライダー鎧武
仮面ライダー鎧武 第31話「禁断の果実のゆくえ」


鎧武ジンバーレモンとバロンレモンエナジーは沢芽市に侵入したデェムシュを止めようと試みる。だがデェムシュはいきなり街を破壊し始めた。街を、人間を襲うデェムシュは抵抗してきた警官に「その程度の力で何故生きている」と攻撃し、このような世界を認めないと言い切った。追ってきた鎧武JL、バロンLEに対し「我らフェムシンムが失った栄華をまだ持っている。それだけで十分許しがたい」というデェムシュ。バロンLEはデェムシュが力に溺れるタイプだというのは、初めから分かっていた。バロンLEは、鎧武JLにそれでも尚話し合いの予知があると思うかと問いかける。
2人が戦っている最中、耀子は市長からの苦情に対応していたが、凌馬は奥の手を用意しているといい、マスターインテリジェントシステムをスタンバイさせる。するとその途端、沢芽市全域の通信網を掌握し、黒影トルーパー部隊を仕向けてオーバーロード捕獲作戦を決行する。凌馬は監視カメラの映像を統合し、鎧武JLらの戦いをリアルタイムで把握する。そして禁断の果実の在り処を聞き出した後、指の先まで解剖することを楽しみにしていた。

感想
当初からロックシードの売人として活動し、最近はシグルドとしても行動していたシドでしたが、今回遂に退場することとなりました。さすがにあの状態では生きていないでしょう。神の力を手に入れ、誰の言いなりにもならず、誰にも舐めた口をきかせない。そんな彼の願いが叶うことはなく。紘汰たちが反抗してきた時は随分苛立っていましたし、ジンバーレモンやレモンエナジーアームズ、カチドキアームズといった力を手に入れた紘汰や戒斗には苦戦を強いられることもありました。
ロックシードを売り払っている間は影の支配者のような立ち位置だったのが、次第に支配していたと思っていた人間に反抗される羽目に・・・相当悔しかったのではないかと。命を懸けてまで願いを叶えたいという強い思いだけは認めるべきかもしれませんね。

デェムシュは戦いを楽しみ、レデュエは自分の手を汚さずに自分の思う結果を手に入れようとし、ロシュオは禁断の果実により愛する者の復活を望む・・・何となくこの3人は戒斗、光実、紘汰と似ている気がします。デェムシュの強者に関する発言の正しさを認めた戒斗、レデュエと同じく手を汚さずに求める結果を得ようとする光実。そして紘汰も、叶うのであれば裕也や初瀬を復活させたいと願うのではないでしょうか。オーバーロード側にも様々な思惑があるようですが、とりあえず光実とレデュエのコンビとか嫌過ぎます(汗。
戒斗は強者の本性を見抜きつつも、それでいて弱者が弱者であり続けることを良しとはせず、そういった強者に立ち向かうための力が必要であると考えているようで。力を持つ者は、一歩間違えればデェムシュのように力に溺れてしまうかもしれない。けれども力が無くては対抗できないものもある。
紘汰は戦う力のない人を守るために戦いますが、戒斗は戦う力の無い者も立ち上がって力を手に入れるべきだと考えているのでしょうか。

次回はアーマードライダー集結、そして極アームズ!・・・白っ!?

併せて夏の映画の予告も流れ始めました。極アームズの隣には新ライダー、そして右端には黒影のようでいてまさかのゲネシスドライバー装備の新ライダーも!
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仮面ライダー鎧武 第30話「赤と青のキカイダー」

2014-05-18 09:37:59 | 仮面ライダー鎧武
仮面ライダー鎧武 第30話「赤と青のキカイダー」

時は2週間前に遡って、沢芽市に近づくロボットが1台・・・
紘汰と舞が偶然出会った青年・ジロー。見た目は人間だが、彼はロボットだった。紘汰は彼の名前がジローだと知ると、昔飼おうと思っていた犬を思い出し、自分が世話をすると言い出し、必死の説得により晶も何とか理解してくれた。
料理は作れるが味見は出来ない、子犬を飼いたがっていたといえばどこからか子犬を連れてくるなど、どこかずれたところもあるが、それらは紘汰が喜ぶと思ってしてくれたこと。助けてくれたお礼がしたいという彼を見て、紘汰はジローはロボットであるが心があることを知る。スを退けた。
それを見た紘汰はジローが戦闘用ロボットだと知り、ジローも、守らなければと思った時、体が勝手に動いたという・・・
その頃、凌馬は知り合いの研究者から、黒いアンドロイドの最終テストを任されていた。そのアンドロイドに記憶されていたのは、相反する2つの感情を有する伝説のヒーロー「キカイダー」。




鎧武とキカイダーのコラボ話でした。デェムシュが沢芽市に!という気になる終わり方をした前回からのコラボ話なので、もう少し入れる場所をずらして欲しかったとも思います。まぁ1話だけだから良いか。

誰かを守れる力があるのに、戦いが嫌いだと遠ざけていては守れるものも守れない。紘汰もそうした戦いへの恐怖を乗り越えて今があるわけですから、説得力がありますね。リブートしたキカイダーの活躍はそのうち見に行きます。しかしキカイダーことジロー、見れば見るほどアクセルこと照井竜っぽいなぁw

キカイダーの敵であるハカイダー。キカイダーは本編を見たことが無いですし、ハカイダーも「価格破壊だー!」の印象が強いですが、凌馬ハカイダーはなかなかかっこよかったと思います。
しかし、「ハカイダーの横にもベッドがある」「凌馬が頭に点線を入れていた」「『私はここにいる』と脳を示す」「『元の体に戻っては』という耀子の言葉」、「戦闘後、頭に包帯を巻いた姿で登場」・・・つまり凌馬の頭脳を丸々ハカイダーに移植したってことで良いんですよね?で、移植してまた元に戻したと・・・かがくのちからってすげー!(汗。

そんなこんなで次回は本編に戻って禁断の果実に迫る時!
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仮面ライダー鎧武 第29話「オーバーロードの王」

2014-05-11 09:39:49 | 仮面ライダー鎧武
仮面ライダー鎧武 第29話「オーバーロードの王」

斬月・真の裏切りを貴虎の裏切りと勘違いしたままの紘汰。街を守るために行動する紘汰の穴埋めをするために、舞もフルーツパーラーで働くことに。2人で1人分の給料であるものの、それは舞が望んだこと。紘汰には紘汰の出来ることをやって欲しく、その手伝いが出来ることに舞は嬉しさを感じていた。

そこへ耀子が現れ、ユグドラシル本社地下にて紘汰、光実、そして戒斗にシドの裏切りや施設破壊について説明する凌馬。ユグドラシルのロックビークルはシドにより全滅。残された希望は紘汰たちの持つロックビークルのみ。シドの目的は禁断の果実。人造クラックの修復はめどがたたず、ロックビークル作成にも時間がかかる。シドに先を越される前に、シドを阻止してもらいたいと凌馬。紘汰は都合の良い事をとつぶやきつつ、貴虎に会わせて欲しいという条件をつきつける。だが貴虎はシドの上司であり、シドに聞いたほうが良いという凌馬の言葉を信じ、紘汰は出て行った。


感想
祝!貴虎兄さん生存!ちょっと前に知ってしまった時は、本編で知りたかったという気持ちもありガックリきましたが、生き延びていた上に、ロシュオとの対話に成功するとはなぁ。オーバーロードと呼ばれたロシュオたちフェムシンムは、滅びを乗り越えたものの、その手にした力の使い道を誤り、弱者を次々に倒していくという行動に出てしまい、結果として自ら滅びをたどってしまうことに。
人間もドライバーという滅びを回避する力を得たものの、それを支配するのは同じドライバーを持ったものの中でも、力のある者たちになるのでしょう。自分を崖にまで追いやったのはインベスでもオーバーロードでもなく、同じ人間。それを思い出しては、ドライバーが弱き者を助ける力だとは断言できませんね。
しかし、ここでロシュオが持ってきたドライバーが役に立つとは思いませんでした。

紘汰は人を信じ続け、皆が信じてくれたからこそ戦ってこられたと奮起。偽りの斬月・真を圧倒する力を見せました。戒斗もバナナアームズでシグルドとやりあえていましたし、互いに成長しているのでしょう。ドライバーの性能だけでは無い戦いが繰り広げられているように感じました。
様々な思惑がぶつかる中、突如開かれたクラックに飛び込んだデェムシュ。そして次回はまさかの伝説のヒーロー登場。ギャバンとゴーバスターズはそこそこかみ合っていましたが、さて彼と鎧武がどう絡むのか。本編は進むのか。コラボをやっている余裕はあるのかという気持ちもありますが、赤と青の戦士、仮面ライダーダブル・ヒートトリガーの活躍が楽しみですね!w
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仮面ライダー鎧武 第28話「裏切りの斬月」

2014-05-04 09:23:00 | 仮面ライダー鎧武
仮面ライダー鎧武 第28話「裏切りの斬月」

今回は珍しく?OPからすぐに本編に入りましたね。そんな28話は紘汰が貴虎=ユグドラシルの人間が仲間になってくれたと舞たちに話すところから始まりました。戸惑う光実ですが、苗字までは知られていないと知り一安心したようで。そんな彼と、凌馬、耀子、シドを集めて貴虎はオーバーロードについての会議を開くことに。人類に絶望以外の選択肢が残されていたことに、どことなく顔もほころんでいるように感じました。紘汰に対しても、大分考えが改まったようで、決して諦めない彼に光実が紘汰に引かれたのもわかると語っていたものの、光実は「紘汰さんのせいだ」と呟く始末。「紘汰さんに関わると皆おかしくなる」と発言していましたが、案外紘汰絡みで一番おかしくなったのって光実なような・・・それとも元々こういう性格をだったとか?
自身の行動がばれるとまずいと感じた光実は戒斗の始末も考えるものの、戒斗は自分が言っても紘汰は信じないとして、彼に言うつもりはないそうで。しかし光実を卑劣な弱者と称した戒斗は光実を「敵」と認識することに。

姉の理解を得ているとはいえ、バイトを探そうとする紘汰の前にはまたもインベスが。久々のパインアームズで倒したものの、履歴書はボロボロ。そんな紘汰に手を差し伸べてくれたのは阪東さんでした。紘汰が一生懸命やっているのを知っているからこそ、差し出してくれたのでしょうね。
そんな嬉しい出来事があった一方で、オーバーロードの調査に赴いた貴虎=斬月・真メロンエナジーアームズに襲い掛かったのは同行していたシド=シグルド・チェリーエナジーアームズでした。さらにマリカ・ピーチエナジーアームズも加わり、1対2の不利な状況になったかと思えば、とどめとばかりに凌馬がデューク・レモンエナジーアームズとして登場。「人類救済のための戦極ドライバー」という貴虎は、最後まで凌馬の求める理解者ではなかったようで・・・
そして変身も解除させられ、ドライバーもロックシードも外れてしまい、シグルドに追い詰められる貴虎。崖から落ちる直前、光実を見つけた貴虎は弟に「この事実を本部に伝え、紘汰と一緒に世界を救え」と叫び、落下・・・「この高さなら助からない」「助かってもドライバーが無ければヘルヘイムの環境では生きていけない」とされた貴虎ですが、まだだ!まだ戦極ドライバーとメロンロックシードがあるはず!終盤、斬月メロンアームズを身に纏って帰ってくるのを信じるとします。

兄の言葉に何も言い返さず、助けようともしなかった光実。そして兄のドライバーとロックシードを拾って何をするかと思いきや、紘汰を呼び出して斬月・真メロンエナジーアームズとして紘汰に襲い掛かる始末。変身する姿さえ見せなければ、斬月・真ME=貴虎と紘汰が信じるのも無理は無いですが、見ている側としてはやきもきさせられますね・・・
どうして襲ってくるのか理解できない紘汰。紘汰の後をつけてきた戒斗はバロン・レモンエナジーアームズに変身して応戦するも、見かねた紘汰は鎧武カチドキアームズに変身して2人の戦いに割って入ることに。必死に斬月・真MEに語りかけるが、斬月・真MEはロックシードでインベスを呼び出して撤退。インベスを瞬く間に撃破した紘汰と戒斗ではあったものの、紘汰は信じられないという面持ちでした。「人を信じすぎる」「仲間に寝首をかかれるな」と一応光実関連の忠告をして去っていく戒斗。何だかんだで敵ではありませんから、それなりの忠告はしてくれるんですね。

これで終わりかと思いきや、最後はシドが凌馬と耀子を出し抜き、ユグドラシル地下の人工クラック周辺施設を破壊。一人ヘルヘイムの森に突入し、禁断の果実を求めるのでした。貴虎が行方不明になり、シドは裏切り、光実は斬月・真MEとして暗躍するようになり、デェムシュはロシュオに制裁を加えられ・・・あれこれと変わり始めた今回。斬月・真MEから攻撃を加えられてなお、「人は分かり合える」と信じる彼の思いだけは変わりませんでしたが、さてどうなっていくのやら。

最初の光実を懐かしく思いつつ、また次回。
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仮面ライダー鎧武 第27話「真実を知る時」

2014-04-27 09:41:34 | 仮面ライダー鎧武
仮面ライダー鎧武 第27話「真実を知る時」

カチドキアームズを身に纏う寸前の、無防備な鎧武を背中から撃った龍玄ブドウアームズ。龍玄Bは倒れた紘汰にとどめを刺そうとするが、そこへバロンレモンエナジーアームズが割って入った。紘汰を放っておけばバロンLEの邪魔をし続ける、ここでとどめを刺した方があんたのためにもなるはずだという龍玄Bに対し、紘汰は邪魔者であっても敵ではないとバロンLE。「俺の敵とは、強い者を背中から撃つような奴だ!」と、バロンLEは龍玄Bをソニックアローで切り裂く。力の違いを感じたのか、龍玄Bはそのまま去ってしまった。変身を解除した戒斗は「どこで誰の恨みを買っているのか。貴様ほどのバカなら気づくこともないんだろうな」と紘汰に向けて呟くのだった・・・目を覚ました紘汰は木の上で、ヘルヘイムの植物に覆われていた。

舞は紘汰とは仲直りしたのかを光実に問いかける。「いつものミッチらしくない」という舞の言葉に戸惑う光実。「僕らしい僕」とはどういうことなのか。舞は光実は何でも分かっている大人っぽい子だと思っていたが、そんなこと無いと光実は否定する・・・



感想
自分らしい自分とは何か。人によって顔を変え、状況によって振舞い方も変えてきた光実には、何が本当の自分なのか分からなくなっているのかもしれません。大好きで、笑顔を守りたいと思っていた人を背後から貫いてしまったことも影響してきそうな気がします。
そんな光実を次回で敵と認める戒斗。今回の行動はなかなかかっこよかったですね。自分と意見が食い違う者を邪魔者と認めても、敵ではないとし、敵とは強い者を背後から撃つ奴とのこと。何だかんだで紘汰をインベスから隠してくれましたし。

貴虎と凌馬の過去も明かされました。最初は2人の仲は良好だったものの、貴虎は人類生存のためにドライバー量産を優先し、凌馬は貴虎のためのドライバーを作ることを優先しようとしていたため、意見が食い違うことに。凌馬にしてみれば、顔も知れないどこかの誰かのために作るよりも、理解者のために最高のドライバーを作りたかったのでしょうか。自分の作ったドライバーで、理解者が新たな世界を統率する力を得る・・・そんな夢があったのかな。

オーバーロードを知った貴虎は、「戦意を喪失させて拘束し、話を聞く」という紘汰と戒斗の折衷案のような案を打ち出してきました。こういった点は紘汰や戒斗よりも大人だなぁと感じました。戦闘後、これまで様々ないざこざがあった紘汰に対しても、人類生存のための新たな道を示してくれたことに礼を告げ、硬い握手。初対面から随分と立ちましたが、こうして分かり合えたのは嬉しかったです。なのに次回は嫌な予感。
ファーストコンタクトが失敗に終わっても、出会ったばかりだからまだ変わることが出来る。紘汰と貴虎も出会いは最悪でしたが、今はこうして握手を交わすことも出来るようになりました。その一方で、出会いが良くても後に別れるパターンも・・・人間関係が変わりつつあるところでまた自戒。


余談
「お、秋山殿の垂れ幕可愛い!と思ったらダブルとオーズの一番くじもあるのかー。C賞狙いでやってみるか」



・・・え?4回やってA賞とB賞当たるとかなんなの?俺の運バグってんの?今後クリアファイルしか当たらない呪いにでもかかったの?


鳴海探偵事務所が描かれたクリアファイルは当たるし、小さいダブルのフィギュアも当たるし・・・運の再チャージにはしばらくかかりそうです。
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仮面ライダー鎧武 第26話「バロンのゲネシス変身!」

2014-04-20 09:40:55 | 仮面ライダー鎧武
仮面ライダー鎧武 第26話「バロンのゲネシス変身!」

舞に様子が変だ、隠し事をしていると問われる紘汰。遂には裕也のことではと指摘され、紘汰は帰ろうとした足を止める。「知る権利はあるはずだよ」という舞、ヘルヘイムの果実を食べた人間はインベスになること、裕也がインベスになったことを伝える。そして知らなかったとはいえ裕也は自分の手で殺してしまったことを告げ、紘汰は必死に詫びる。それがいつの話かと問われ、紘汰は割りと最近の話だと嘘をつく。
舞は「辛かったんだね、紘汰」と、紘汰が大変なことを一人で背負っていたことを知り、紘汰一人には背負わせない、一人で苦しまなくて良いよと優しく抱きしめる。

貴虎は通信で量産型ドライバーの進行が、地球がヘルヘイムに支配されるまでには間に合うと告げていた。全ては人類の救済・プロジェクト・アークの成就のためにと思っていても、やはり人類を10億人までに減らすことには辛さを感じている様子。
貴虎は光実に、俺が背負うべき罪だという。特別な力や地位をもつものには、果たさなければならない責務、ノブレス・オブリージュがある。いつか光実もその手を汚さなければならない時がくる。覚悟を決めておけという貴虎の言葉が光実に響くのだった・・・



感想
「ノブレス・オブリージュ」と聞くと坊ちゃましか思い出せませんw

今回は遂に紘汰が舞にヘルヘイム、裕也に関する真実を話すことに。それを聞いた舞はショックを受けつつも、紘汰が一人で抱えていた辛さを感じ取り、更には街の人々にも危機を知らせようと立ち上がりました。ただ守られているだけではなく、舞には真実を知って尚立ち上がれる強さがありました。特別な力は無くても、舞は舞なりの力を持っているのだと感じます。決して守られているばかりの存在でも無いのでしょう。

が、それを良く思わないのが光実。舞には何も知らずに笑顔でいて欲しかったのに紘汰が台無しにしてしまった。紘汰に怒りをぶつけていると、舞にひっぱたかれる始末。あの時の呆然とした表情、凌馬たちに指示通り動くよう詰め寄るシーン、ヘルヘイムの森で笑顔を作って振り返ったシーンと、今回は光実の様々な表情が描かれていましたが、どれも怖かったです(汗。好きな人のために行ったのに、それを理解してもらえず、おまけに好きな人が苛立つ奴をかばって自分はひっぱたかれる・・・辛い気持ちは分からなくもないですが、どんどん光実が怖くなっていきますね。この期に及んで、まだ表面上は紘汰との関係を保っているのも恐ろしい。

一方の戒斗は遂にゲネシス変身!バロン・レモンエナジーアームズはなかなかの強さでした。元々センスがあるためか、ドライバーが変わっただけで大きく戦況が変わりましたね。これで逆転かと思ったら、紘汰の割り込み。正直、バロンLEの強さを見せて欲しかったので、もう少し遅れてきて欲しかったです(苦笑。

そして最後は変身前の僅かな隙を狙うという、ディアボロモンを思い出す攻撃を放った龍玄ブドウアームズ。鎧を纏えば現状敵無しだが、鎧を纏わなければどうとでもなる。何も正面からぶつかり合うだけが戦じゃない。相手が装備を整えるのを待つ必要なんて無い。改めて光実の怖いぐらいの頭の良さを感じさせられる話でした。

次回は人間関係に変化の兆し。貴虎と紘汰の共闘っぽいし、非常に楽しみです。あと凰蓮も・・・?
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仮面ライダー鎧武 第25話「グリドン・ブラーボ 最強タッグ」

2014-04-13 09:38:34 | 仮面ライダー鎧武
仮面ライダー鎧武 第25話「グリドン・ブラーボ 最強タッグ」

クラックが増加しているためか、インベスの数も急増していた。紘汰とザックは鎧武オレンジアームズとナックル・クルミアームズに変身して立ち向かう。光実も龍玄ブドウアームズに変身して加勢し、何とか追い払うことが出来た。オーバーロードたちが何かの手がかりになればと焦る紘汰と、今焦ってしくじれば街を守る人がいなくなると忠告する光実。そんな2人に対し、ザックはまだまだ余裕だと告げる。そんな彼ら、アーマードライダーを見る目も少しずつ変わってきているようで。
それが面白くないのは城乃内。本来なら今頃は他のチームを出し抜いてトップに・・・と思うものの、今ではランキングそのものがない。そんな事を考えていると、久々にチームの女性を見つけた。声をかけようとすると、彼女は舞たちと共に去ってしまう。その最中、自分が話題にあがり「カッコつけているのに、男なのかというくらい弱弱しく、しかも眼鏡も似合っていない」と散々言われてしまい落ち込んでしまう。

凰蓮の店で修行を受ける城乃内だが、手が止まっていた。凰蓮は事情を聞くと、最初からアマチュアのお遊びだと言っていた事、薄っぺらい男だと指摘する。しかしそれに気づけただけでも上出来。凰蓮はこれからビシビシ鍛えていくといい、城乃内をどこかへ連れ出した。


感想
「ネバーギブアップ!」の掛け声通り、諦めなければ城乃内だってまだまだ成長できる。同じ木の実ライダーでもザックが頑張っていますし、城乃内にも頑張ってもらいたいですね。そんな城乃内に対して厳しく接しつつも決して見捨てず、認める時は認めてあげる凰蓮はまるで父親のようでした。プロフェッショナルの元で、彼はどれだけ成長できるのか。と思いきや、凰蓮は単独ヘルヘイムに突入。特殊部隊にいた彼なら、森の中でも生きていけそうではありますが、間違って木の実をそのまま食べたり調理したりしませんように(汗。

これまで紘汰に協力していたサガラですが、今度は凌馬たちに接触。そこでヘルヘイムにある禁断の果実の情報を与えていました。北欧神話やギリシャ神話に登場した果実は、ヘルヘイム由来のものと推測する凌馬の着眼点も驚きです。それを手にするべく動き出そうとする凌馬たち。で、貴虎はどうなるんですかね?
オーバーロードが禁断の果実を手にしているそうですが、それを用いない理由は何なのでしょう。サガラが使うのを止めているのかどうか分かりませんが、紘汰たちアーマードライダー、ユグドラシル、オーバーロードと、様々な勢力に加担するサガラ。本当に彼は何者なんでしょうね。

次回はバロンがゲネシス変身!今回も若干苛立っていたような口調だった光実が、次回遂に我慢の限界のようで。
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仮面ライダー鎧武 第24話「新たな強敵 オーバーロード」

2014-04-07 20:41:07 | 仮面ライダー鎧武
仮面ライダー鎧武 第24話「新たな強敵 オーバーロード」

ヘルヘイムの森の中、オーバーロード・デェムシュと戦う戒斗=バロン・マンゴーアームズ。だが相手は想像以上の強さを誇り、テレポートや体を液体のように変化させて突進してくる技まで持っていた。追い詰められたバロンMの前に、マリカが救援に現れた。「こいつに勝つのは次でいいの!」とマリカはオーバーロードを狙い撃ち、わずかな隙を作ってバロンMと共に逃げ出すことに成功する。
あれだけの戦闘データが収集できたならば十分な成果、引き時が分からないのかという彼女に対し、相手を理解するためには力でぶつかり合うことが一番分かりやすいと戒斗は考えていた。そんな2人を見つめるのは、もう1体のオーバーロード・レデュエ・・・


感想
DJサガラ=オーバーロード説も現実味を増してきましたが、サガラが蛇のようなものから自分の映像?を映し出していたのが気になります。確か「アダムとイブ」の物語で、果実を食すように唆したのは蛇だったような。始まりの女=オルタナティブ舞=イブ、果実=ヘルヘイムの植物だという発想は突飛過ぎますかね。

さてそんなサガラに引っ掻き回される凌馬たち。久々登場のシグルドは、切り札であるシドロックシードを使用!これがジンバーレモン辺りで使っていれば圧倒できたかもしれませんが、カチドキアームズ相手では、スイカアームズ×3すらも通用せず。おまけに自分から奪ったロックシードを用いて逃走されるとは、さぞ悔しかったでしょう。とりあえず、耀子もシドも、ロックシードが奪われて戦闘から離脱ということにならなくて良かったです。

耀子から奪ったピーチエナジーロックシードを用いたジンバーピーチが初登場。聴力特化という、クウガのペガサスフォームを思わせる珍しい形態です。聞こえすぎて辛いということは無いようですが、それでもレデュエの放った音波攻撃?には苦しめられましたから、相性は相当悪いですね。デェムシュも単なる近接攻撃だけでなく、ワープや肉体をエネルギーの塊?に変化させて突進する能力もあるようですし、一筋縄ではいかない様子。それに、オーバーロードが他にいないとも限りませんし・・・

紘汰、凌馬たちがオーバーロードに接触する一方、若干蚊帳の外にいる貴虎兄さん。そんな兄よりも賢いと言われた光実は、凌馬たちの態度を見て何かを察した様子。誰に与え、誰から奪うかを決められる力「権力」を求めたり、言うことを聞いてくれない紘汰を「もっと痛い目に遭わないと分からないのか」と心の中で呟いたり・・・光実、本当に恐ろしい子!(汗。それでも、光実が紘汰の行動に苛立つ気持ちも分からなくは無いです。大好きだという気持ちに嘘が無いからこそ、戦いから遠ざけて笑顔でいて欲しいのに、自分からその危険の中に突っ込んで、舞をも悲しませかねない行動をとっている。そりゃ苛立つかもしれませんが、だからって「もっと痛い目に~」のくだりはゾッとしました。思い通りにいかない現実に、光実がどのように対処していくのか気になります。

次回は久々のブラーボ&グリドンのタッグ!果たしてグリドンは成長できるのか。
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仮面ライダー鎧武 第23話「いざ出陣!カチドキアームズ!」

2014-03-23 10:10:38 | 仮面ライダー鎧武
仮面ライダー鎧武 第23話「いざ出陣!カチドキアームズ!」


生存でも絶滅でもない可能性。それは森にいる知性を備えたインベスがいる。それを凌馬たちは破滅を凌駕し、新たな進化に至ったものたち・オーバーロードと呼んでいた。それを知るのは凌馬たちだけ。神の力、禁断の果実に手を出すというのは生易しいことではない。

自分が鎧武として初めて倒したインベスは裕也だった・・・それを知った紘汰は抜け殻のようにユグドラシルを出て行った。
凌馬は紘汰に教えすぎたと反省の意思を見せるが、光実は良い薬になり、物分りがよくなるかもしれないと考えていた。それよりも今気になるのは戒斗の方。部外者である彼を使って秘密の計画を進めている、それも貴虎の目を盗んで。光実は凌馬が貴虎を裏切ると考えていた。凌馬は貴虎に信頼されすぎている。「兄さんはいつも一番信用してはいけない相手ばかり信じ込む」と光実・・・


感想
いざカチドキアームズ出陣!と思いきや、案外斬月・真に苦戦!(汗。まぁアームズ性能だけでは押し返しきれない差があるのでしょう。究極体に進化したばかりのウォーグレイモンとメタルガルルモンが、同じ究極体に負けたように。
DJサガラから受け取ったためか、DJを意識した新たな武装も追加されていました。これまで通り無双セイバーも使えるようです。しかし、凌馬が見たことも無いというのはちょっと意外でした。確かにこれまでは出てきたロックシードと異なり、果物でも木の実でも、花の種でもない。「カチドキ」という全くの別物を作り上げたサガラは一体何者なのでしょうか。オルタナティブ舞の正体も知っているようですし、相変わらず謎の多い人物です。星の意思とか?w

これまで求め続けた真実により絶望した紘汰。裕也の真実を話せば舞は自分の責任だと感じてしまうという光実の言葉にもあったように、真実が必ずしも人を助けるとは限らない。真実とは誰かを傷つけ、犠牲にする連中のためにあるもの。「真実を守るため」という大義名分のもとに人を傷つけ、犠牲にすることも厭わないと。
落ち込む紘汰に対し、世界のルールをぶっ壊せ!と告げたのはサガラ。納得できないのならば壊せば良い。力とはそのためにこそあるもの。世界のルールをぶっ壊し、オーバーロードに接するため再び紘汰が立ち上がるという熱い流れでした。
生存でも滅亡でもなく、互いを理解することで、互いの世界を守ることだって出来るかもしれません。

ということで当面の目的はオーバーロード探索ということになるのでしょうか。そのオーバーロードはといえば・・・ここではリントの言葉で話せ!もしくは字幕をください!(汗。一応字幕を頼りに書き出してみましたが、どういった法則性があるのでしょうね?「デョミョボリャ」という言葉の前に「シェ」がつくか「フェ」がつくかで意味が変わってきそうですから、ここを頼りに解読すればいけるか・・・?

次回は鎧武&トッキュウジャーのスペシャル番組。頭上からオレンジが降ってくるライダーと、顔に線路が走っている戦隊・・・言葉にすると何だこれw
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