宇宙大怪獣ドゴラ

今回の東宝特撮映画DVDコレクションは「宇宙大怪獣ドゴラ」。ドゴラは気になっていたので購入。

最近頻発する衛星の消失。更に国際的なダイヤ盗難事件。それらは全て宇宙細胞が突然変異した大怪獣ドゴラの仕業だった。宇宙からはドゴラが襲来し、地上では国際的ダイヤ強盗団を追って刑事の駒井やダイヤGメンのマークらが奔走する。

アメーバのような、生物彗星の元になった方のWoOっぽいドゴラ。空に不気味に浮かぶ姿は何とも不気味。しかもでかい。おまけに細胞分裂して増えるという、後のヘドラ並の厄介さ。能力は「周囲を無重力化、怪力の触手」と意外と強い。弱点が分からなければ地球上の炭素が無くなって本当に大変でしたね。バルンガと一緒に出てこられたら絶望。
怪獣だけど、怪獣らしく無い感じは好きです。レオのシルバーブルーメを思い出して、ちょっとトラウマが・・・主にFE3の方の。

さて主人公の駒井刑事と、後に味方だと判明するダイヤGメンのマーク。この2人のやり取りが面白かったです。当初はマークもダイヤ強盗だと疑われていましたが、後にダイヤGメンと判明し、協力する事に。この時の駒井とマークのやり取りが
「警察には割り当ての枠が無いんでね」
「では枠の外で」
「じゃあよろしく」
「おお!正義の味方」
「いいからいいから」
上手く言葉で言い表せないですが、とにかくこのやり取りが良かった。味方だと分かった後も、肝心な所は言わなかったり、常に一緒には行動しないこの2人。これまであまり見たことの無いコンビだったので、凄く新鮮で面白かったです。それでいて最後には連盟で報告書を書こうというなど、友情も育んでいる。この作品の魅力はドゴラはもちろん、この2人のやり取りかもしれません。

ところでこの作品、冒頭でドゴラが点滅するシーンがあるのですが、それを映像で見た研究員が「宇宙ボタルか?」と言い、それに対する返答が「宇宙ボタルが鳴くか?」というもの。宇宙ボタルの存在を否定しない辺り、この世界には宇宙ボタルが実在するのでしょうか（汗。それとも単に冗談に乗っかっただけなのか。ともあれ、冒頭からちょっと引き込まれた「宇宙大怪獣ドゴラ」でした。

次はいよいよVSメカゴジラ!バーンスパイラル熱線が楽しみすぎる。

節約じゃ駄目なんですか?

「消費を悪と考える嫌消費世代が市場で台頭!」

嫌消費というからどんなのかと思いきや、どう考えても節約にしか思えませんでした。何で貯金に励んだり、アルコール取らないだけで「嫌消費」なんて呼ばれなければならないのやら。この感じだとタバコ吸わないのもそう捉えられてるんですかね。「消費＝悪と考えている」とまで言うなんて、20代後半が何をした（汗。

あれやこれやの事件と関連付けてますが、これまた凄い言われようですね・・・23歳で、20代半ばぐらいですが、数々の事件で暗い影なんて落ちた記憶ありません。そもそも「金融ビッグバン」なんて当時さっぱり分かってませんでしたし。「今もだろ」って言うな!
自分の理論に説得力を持たせるためには関連付けは便利でしょうけども、何でもありな気がします。「○○に見る□□」。有名な著書や理論の視点から、対象を検証する。バックアップが強いと何でも言えそうな気がします。