ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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鎧モスラと白亜紀ギドラ

2011-10-13 21:42:55 | 特撮
東宝特撮映画DVDコレクションから「モスラ3~キングギドラ来襲~」を視聴しました。

エリアスの秘宝を奪いに来たベルベラは、モルとロラに「恐怖の大魔王が来る」と告げる。そして巨大な隕石として地球に飛来したキングギドラ。かつて恐竜のエキスを吸収したキングギドラは、今度は子供達をさらい、そのエキスを取り込もうと富士の樹海にドームを作り、そこへ閉じ込めてしまう。モルとロラはモスラを召喚するが、圧倒的な力の前にレインボーモスラすら歯が立たず、ロラはキングギドラに操られてしまう。
不登校の少年、翔太と出会ったモル。そしてモスラはモルの助けを借りて、白亜紀のまだ若いキングギドラを倒すべく、時間の壁を飛び越える。


平成モスラシリーズ3部作の最終章。性格の異なるエリアス3姉妹だが、勇気と知恵と愛、考え方が違っていて、それで良い。3つが揃って初めて本当の強さになる。優しさは、相手の憎しみのわけをしって強くなる。第1作では人の家で大暴れした3姉妹ですが、最後には一応分かり合えた様子。
離れていても心は届く。どんなに辛く苦しい事でも、やらなければならない事がある。翔太が何故不登校になったのかは明かされませんでしたが、何か事情があったのでしょう。それでもやらなければならない事がある。勇気を出してキングギドラにも立ち向かい、ドームの中に突入できたのですから、苦しい事も乗り越えられるはずです。

さて今回、前作のアクアモスラに続き、レインボーモスラ・光速モード、鎧モスラへの変化を会得したレインボーモスラ。モルの力を借りているとはいえ、光速移動して時間移動する蛾の怪獣・・・そして鎧モスラでは現代版キングギドラを完全に圧倒。その姿は蛾というよりは蜂のような印象を受けます。どのシリーズでも柔和な印象を受けるモスラの顔ですが、鎧モスラだけは思いっきり睨んでます(汗。アクアや光速モスラも目つきが鋭いですが、鎧モスラは怒りすら感じます。

3部作最後を飾る敵は、お馴染みギドラ族のキングギドラ。口からの引力光線、翼からの紫色の光線、子供達をさらう、目で見つめて洗脳する、尻尾からでも再生する能力・・・恐竜エキスを吸った結果がこれだよ。個人的には白亜紀型キングギドラも結構好きです。まだ若々しく、レインボーモスラの攻撃にたじろぎ、足も比較的細く、飛行もまだ慣れてない様で。ですがその野性っぷりもまたカッコいい。


改めて面白いなーと思いながら見ていたのですが、ふと「これって時間の流れ、どうなってるんだろう」と思いまして。
過去/現代
モスラ、白亜紀に到着/モル、力尽きる
モスラ、白亜紀ギドラと激突・尻尾を切断/翔太、ドームに突入しロラと出会う
モスラ、白亜紀ギドラに苦戦/翔太、ロラの洗脳を解き、ロラ、モスラに力を送る
モスラ、白亜紀ギドラを火山に葬る/現代ギドラ消失
モスラ、原始モスラの糸に包まれる/生き残った尻尾から現代ギドラ復活
鎧モスラ誕生
と、今と過去がリンクしてるんですね、この作品。これまで気にせず見てきましたが、よく考えると不思議な感じがします。過去に送るだけでは「ギドラが消滅する」という結果は生まれず、ロラが力を送って初めて「ギドラが消滅する」という結果となり、現代版のギドラが消えると。
初めは「モスラを過去に送る⇒過去で勝利して現代ギドラ消滅したけどすぐ復活⇒鎧モスラが出てきて一件落着」という凄くあっさりした流れが正しいんじゃないかと思ってしまいましたwモルが翔太にエリアスの剣を預けようとしてるのに、いきなり消えて現れて倒してが上で起こったら、感動も何も無いww

鎧モスラの活躍ももちろんですが、この作品の見所はモスラVS白亜紀ギドラです。初めこそ善戦していたものの、白亜紀ギドラに苦戦し、ボロボロになっていくモスラ。それでも足掻こうとする悲壮さが良く表現されていたと思います。夜に映えるレインボーモスラの翼、画像の輝く鱗粉なども美しかったですね。特撮作品は朝の戦いよりも、夕暮れや夜の戦いが好きです。

平成モスラ3部作は、どの戦いも自然の中で行われていました。キングギドラが都市破壊するシーンはありましたが、1作目は大草原、2作目は海、3作目は樹海と太古の世界と、ゴジラが舞台を都市とするのに対し、モスラは自然。人間の文明を破壊するゴジラと、自然と人間を守ろうとするモスラ。同じ怪獣でも、戦いの舞台も異なるとDVDで見直して思いました。

平成モスラ3部作も無事完結。ゴジラシリーズが復活した暁には、モスラを主役とした映画も見てみたいです。



余談
百鬼夜行をぶった斬る!地獄の番犬!デカマスター!!のレンジャーキーが当たりました。なのにデカグリーンが出ない。
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秋アニメあれこれ

2011-10-13 07:34:28 | 2011年アニメ
さて、今年の秋アニメ。感想を書いている作品以外も視聴してまして、第1話が出揃ったので、各々の感想を。視聴を続ける予定の作品のみです。

「ベン・トー」
とあるスーパーで繰り広げられる、半額弁当争奪バトル。まさか半額弁当でバトるアニメを見る日が来るとは思いませんでしたwキャラクターも結構良さそうですし、単に半額弁当を奪い合うだけですが、吹っ飛んでて面白そうです。
それとラジオを聞いたのですが・・・悠木さん、マジ半端ねぇww

「侵略!?イカ娘」
イカ娘可愛い。

「WORKING'!!」
1期に続き、安定した面白さだと思います。最初から伊波さんが惚れていて、山田もいると面白さが更にアップした感じですね。

「境界線上のホライゾン」
原作の分厚さがとんでもないとは聞いていますが、1話からキャラは多いわ、名前は覚え切れんわで大変です。どんな風に進んでいくのか全く予想がつきません。とりあえず、葵・喜美が良い感じです。

「C3~シーキューブ~」
OP映像は今期№1だと思いますが、本編が予想外すぎる件について。
1話:日常系かなー
2話:拷問器具だったりバトルだったり
・・・1話とは何だったのか(汗。

「未来日記」
未来の事が書かれる日記、未来日記を所有する12人が、次期時空王の座を狙って戦う物語のようです。妄想の中の神様だと思ったら、実際にいたと。既に3rdが敗北し、3rdを倒した1stである主人公が狙われました。頼れる仲間は10分ごとに主人公に関する日記をつけている美少女ストーカー!・・・味方なんていなかった。

「たまゆら~hitotose~」
軽く吹っ飛んだ作品が多いので、この作品を見ていると非常に和みます(苦笑。

何本かは途中で断念しそうですが
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