ひびレビ

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はじめてのポケモン

2013-10-04 00:37:46 | 2013年アニメ
「ポケットモンスター THE ORIGIN」を見ました。

これぞ最初のポケモン!という感じで楽しく見させてもらいました。主人公・レッドは「岩タイプにノーマル技」「水タイプに炎タイプを繰り出す」など、初めてポケモンに触れ、ポケモンバトルを行うという感じが伝わってきたのが印象的です。最終的にチャンピオンにまで上り詰めたレッドですが、最初からポケモンのことを全て分かっていたわけではありませんでした。ゲームにしたって、プレイする前からポケモンの全てを理解していた人というのはなかなかいないのではないでしょうか。分からないこと、初めてのことだらけだからこそ、全てが新鮮で楽しい。「初めてのポケットモンスター」を描いてくれた、良い作品だと思います。

さすがに全ては描ききれず、一部はゲームを思い出すような説明文入りで紹介されていました。タケシとの初のジム戦、カラカラとガラガラの親子愛、サカキとの決戦、グリーンとの決着、そしてミュウツーとのバトル時にはまさかのメガリザードンX!これには驚かされました。最新作の要素も盛り込んではいたものの、技は全て初代の技でしたし、この程度なら良いかなと。まぁ、タケシ戦でいつメタルクローを使いだすのか、ハラハラしていた気持ちもありますが(苦笑。
そういえば、タケシはバッジの数を確かめた上でポケモンを選択していました。確かにニビジムが最後のジムというトレーナーもいるでしょうし、バッジの数によってポケモンの数も変えていくのでしょうね。

カラカラ編では、レイナが可愛らしかったのはさておいて、ガラガラの「タチサレ・・・」という言葉の解釈が素晴らしかったです。当時は「邪魔をするな、静かに眠らせろ」という意味だと思ってましたが、「これ以上行ってはいけない」という、プレイヤーに向けた警告だと考えると、ガラガラの優しさが感じられますね。これだけでもアニメを見て良かったと思います。

サカキとの熱戦では、サカキがレッドに昔の、ポケモンに熱くなっていた頃の自分を思い出すという心情も描かれていました。ロケット団のボスではなく、1人のジムリーダーとしてバッジを渡すサカキ。サカキは自分の道をまっすぐ行かずに曲がってしまった。レッドに向けた「まっすぐ進め」という言葉は、過去の自分に対して言いたかった言葉、そしてこれからの自分に向けた言葉であったのかもしれません。悪の親玉としてのサカキも良いけど、こういうサカキも良いなぁ。
フィニッシュはリザードンの「ちきゅうなげ」!これもカッコ良かったけど、個人的には目からビームを放つカビゴンに笑いましたwシルフカンパニーで手から「なみのり」を放つニドクインにも衝撃を受けましたが、同時に「室内で戦う」とはどういうことかを、ちゃんと描いてくれたのが良かったですね。サントアンヌ号での戦いを描いた4コマを思い出しました。
・・・ところで、何でシルフカンパニーって事件解決後もあんな不気味な音楽なんでしょうね。


四天王戦で一瞬描かれた「技を放った後、口元の冷気をシュッとするラプラス」の画がツボでした。チャンピオン戦含め、バトルはは技数発でサクサクと倒して行きましたが、実際のゲームもそんな感じですしね。むしろ散々喰らって立っているリングマやエレキブルの方がどうかしてますwでもゴウカザルVSエレキブル戦は超熱いので大好きです。

殿堂入り後は珍しいポケモンや伝説のポケモンたちの捕獲、そしてミュウツー戦!「グリーンがカメックスの下敷きになって負傷」というのも、またリアルな話だなぁと。ホエルオーやグラードンに押しつぶされたらと考えると・・・(汗。
ミュウツーも今ならばシャドーボールなどの様々な技を使えますが、初代の初期レベルだと攻撃技がサイコキネシスとスピードスターだったことを思い出しました。それでも凄く強く、カッコよく描かれていましたね。
決着はリザードンがメガシンカ!リザードンX!ミュウツーにXとYのメガシンカがあるのは知っていましたが、まさかverでメガシンカも異なるとは思いませんでした。しかも色違いリザードンのような、黒い体に青白い炎。色違いリザードンがメガリザードンXになったら、色が通常色に戻るんですかねw


新要素も加えつつ描かれた、初めてのポケモンの世界。シリーズも随分長くなってますが、XやYがポケモンデビューという人もいらっしゃるんですよね。初めてプレイしたポケモンを忘れないでいてほしいです。
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