ひびレビ

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相棒14 第2話「或る相棒の死」

2015-10-22 00:00:41 | 相棒シリーズ
相棒14 第2話「或る相棒の死」


1回目:右京さんにお茶を出すけど、断られる。
2回目:右京さんにはお茶を出さず、冠城には出したけども結局断られる。
 今シーズンも特命係を使ってあれこれ画策する峯秋ですが、こういうやり取りを見てると何だか落ち着きます(笑。

 さて今回はとある相棒の死についての捜査。「警察官は警察官を守る」。同じ警察官の不祥事や裏金作りを守るために、組織ぐるみで活動していた埼玉県警の浦上署長たち。しかしその犯行は、同じ警察官である右京さんによって暴かれることとなりました。
 前回の刑務所事件にて、右京さんが「人格者だということが、殺人を犯さないという根拠にはなりませんからねぇ・・・」と呟いていたのを聞いて、カイトのことを指しているのだろうと思いました。そして今回も右京さんの「人殺しの理由にならない事ぐらい、警察官ならばご存知ですよね?あなたに残された道はひとつ。生きて、罪を償うことです」や、冠城の「いや、自分にとってはいい人間でも、他人にとってそうとは限らない。逆に、信じられないほどひどい人間ということもある。本当のこととは、そういうものでしょう」など、カイトの犯罪について思い起こさせる台詞がありました。

 暗示させるだけに留まるかと思いきや、最後の最後に「あなたは自分の相棒も逮捕した人ですから」という衝撃的な一言が!あれだけ世間を騒がせた事件ですし、法務省にいた冠城ならば右京さんのことを調べるのも容易かったことでしょう。出会って間もないというのに、気になる癖を利用するだけでなく、相棒の逮捕の件まで利用していたとは・・・何というか、本当にいいキャラしてますね、冠城亘。この一歩間違えれば敵にもなりかねない距離感、好きです。
 未だお客さん扱いのため、特命係の木の札がかかっていません。今シーズン最終回ぐらいにはかかるかな。でもそうなると、お客さんではなくなるから、利用するのではなく協力する形になりそうですが、どうなることやら。
 それにしても眼鏡の件は驚かされました。あんな眼鏡を持っているのはコナンぐらいだとばかり(苦笑。

 知らなくてもいい真実があると、浦上は言っていました。麻衣は真実を求めなければ、彼女の中ではいい父親のまま、記憶の中で生き続けたでしょう。しかし、辛い真実だったとしても、冠城はそれを包み隠さず麻衣に伝えていました。最低な人間だったとしても、麻衣にとってはいい父親であり、冠城にとっては親友だったのもまた真実。1人の人間に対する真実はひとつではなく、人によっていくつもの真実があるという話だったと感じました。

 そんなこんなでまた次回。
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