ひびレビ

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小林さんちのメイドラゴン 第14話「バレンタイン、そして温泉!(あまり期待しないでください)」

2021-10-01 07:25:48 | 2017年アニメ
小林さんちのメイドラゴン 第14話「バレンタイン、そして温泉!(あまり期待しないでください)」

 先週「小林さんちのメイドラゴンS」の放送は終わりましたが、今週は何と1期の未放送話である第14話をテレビ初放送!ありがとうございます!

 というわけで2期最終話でシュプリームエンディングテーマとして流れた「青空のラプソディ」を、今度は1期OPとして聴くことに。改めて見ると曲も素晴らしいのですが、印象的な映像ですね…トールの角からトールの顔がニョキニョキっと生えたり、カンナの「どこいくのー」とか、意味はよく分からんけどとにかく印象に残るなぁ…と。

 で、1期14話はサブタイトルどおりバレンタインと温泉の話なのですが、そういえば1期は小林さんとトールの出会いから始まり、夏にはみんなで海へ、秋は運動会、冬はクリスマス等々…と、ドラゴンたちとの春夏秋冬を描いていたのに対し、2期は主に春・夏ごろの話だったなーと。
 1期はトールに始まり、カンナ、ファフニール、ルコア、エルマと次から次へと新しいドラゴンたちが現われて、どんどん賑やかになって、目まぐるしく時が過ぎていきました。一方で2期はイルルとタケの登場を経て、お互いの関係性を見つめつつ、じっくりと同じ時を歩んでいったという印象を受けます。1期がドラゴン感覚での1年なら、2期は人間感覚での1年…といった感じかな。


 さて前半では各々のバレンタインが描かれており、カンナは下駄箱にもチョコレートがいっぱい詰め込まれていました。一番仲が良いのは才川ですが、カンナは転校してきた初日から勉強にスポーツにと活躍の場面を見せていましたから、人気なのも納得です。トールとルコアがあげる側、カンナもエルマは食べる側というのにも納得です。
 また、恐らくバレンタインのことを「ゲーム内で限定アイテムがもらえる日」ぐらいにしか認識してなさそうなファフニールと、そんな彼とアイテムのやり取りをする滝谷さんの描写も良かったです。

 後半は滝谷さんのお誘いでみんなで温泉旅行!コミュニティ、関係性を大事にしている滝谷さんのカッコいいところが見られます。そりゃ翔太くんも憧れますわ…良いよね、ああいう剣にドラゴンが巻き付いたキーホルダー…私も修学旅行で買ったことがあるくらいには魅力的な一品でした。
 ラストでは勇気を振り絞ったトールが小林さんにバレンタインチョコをプレゼント。小林さんから「チョコは…ありがたく受け取っておくよ」と言われた時の、トールの寂しさを押し殺して作った笑顔や、ちょっと悲しそうな声の感じがトールの心情をこれ以上ないくらいに表していて素敵でした。そして想いを真正面からぶつけてくるトールに対し、想いを口にはしないけれども、行動で示そうとする、伝わって欲しいと願う小林さんも良いなぁ…

 また、この話では「トールたちは意識してその姿になっているのか?」についての回答が出されています。この解釈面白くて好きなんですけど、「プラトン」と聞くとね…「氷室の天地」のプラトンを真っ先に思い浮かべてしまって、ちょっと笑っちゃうんですよね(苦笑。
 
 
 と、そんな感じでバレンタインと温泉の話を楽しませてもらいました。2期の未放送話は1月に発売されるVol.Sに収録とのことで、そちらも気になりますね…
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