ひびレビ

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ウルトラマンコスモス 第45話「遊園地伝説」

2021-10-27 06:42:42 | ウルトラシリーズ
ウルトラマンコスモス 第45話「遊園地伝説」

 サラッとデートっぽいことをしてるムサシとアヤノ。アヤノもいつからかアヤノちゃん呼びを否定しなくなっています。「ウルトラマンマックス」のカイトとミズキもそうでしたが、話が進むに連れて自然と関係が進展しているの、良いよね…

 さて今回はとある理由から遊園地で暮らしている伝説妖精ムゲラが登場する、どことなく「ウルトラQ」のような雰囲気が漂う話でした。原典よりも「dark fantasy」よりだと感じたのは、時代故でしょうか。「dark fantasy」も配信してくれないかな…何本かはDVD持ってますが、あれ割と高いんですよね…(汗。

 で、そのムゲラにアヤノは恩があったものの、いざ別れの時が訪れた際には、遊園地を営んでいる家族の少年とムゲラの間に割って入ろうとしなかったのが印象的でした。
 幼い頃ムゲラに助けられていたアヤノが「私のこと、覚えてる?」などと言ってムゲラに近づく、ぐらいのことはするのではないかと思っていましたが、アヤノは遠くからムゲラを見つめるだけ。今この瞬間は少年とムゲラにとっての大事な時間だと、大人として理解しているからこそ、敢えて距離を置いていたのかなと。インキュラスにグラガスと、アヤノのメイン回は幼い頃との対比が描かれる機会が多いように思えます。

 今回のコスモスは防衛軍と謎の宇宙船の争いを中断させたのが主な役割でしたが、まさか砲弾を止めるのみならず、防衛軍に返却するとは思わなんだ…
 宇宙船もいざムゲラを探しに来たものの、いきなり姿を現したら攻撃されるかもしれないという不安があった故に、なかなか正体を明かせずにいたのかもしれません。防衛軍にしても、いつどう動くか分からない相手を前にのんびりとしているわけにもいきませんから、彼らの行動も妥当かなと。そんな互いの警戒心を解く役割をコスモスが果たしていたように思えます。コスモスがいる限り防衛軍の弾は宇宙船には届かないし、その逆も然り。そしてコスモス自身は互いが動かなければ何もしない。だから安心して姿を見せて欲しい。そんな意図があったのかなと。 
 
 最後はEYESのみならず防衛軍も一緒にムゲラを見送っていました。防衛軍の中にも話が分かる人はいる、決して怪獣だから、宇宙人だからといって誰彼構わず敵対するわけではない、というのが伝わる良いシーンでした。
 …いや、良い話なんですよ。それは分かるんですよ。でも私、ムゲラって見た目がちょっと怖くて、やや苦手の部類に入るんですよね…(汗。

 次回は…あ、この話に吉井ちゃん登場するんだ…知らんかった…
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