ひびレビ

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仮面ライダーガヴ 第8話「デュアル チョコレイト」

2024-10-20 12:16:10 | 仮面ライダーガヴ
仮面ライダーガヴ 第8話「デュアル チョコレイト」

 ショウマと絆斗、幸果。誰も彼も誤魔化しなれていないあたり、根の人の良さが現れていて好き。

 さて前回画廊にて出会ってしまった絆斗とグロッタ。正直ここまでグロッタにはさほど注目していなかったのですが、人間に化けたままでもヴァレンでは全く歯が立たないほどの強さを誇るグロッタ姉さんめっちゃカッコよかったので一気に好きになりました。「歯食いしばれ!」からのアッパー!鎌で壁にたたきつけた後、足で追い打ち!のコンボ、めっちゃ良い……ヴァレンのパンチを顔に食らった時も「よくも私の顔に!」などと焦るそぶりを見せなかったのも、強者感マシマシで最高でしたね。ヴァレンにトドメを刺さなかったのは「歯牙にもかけない」という印象なのでしょう。
 また、酢賀によればグラニュートは人間が服を着替えるように化けられるとのこと。ということは、うっかりあの姿で人間界をうろつけば、シータやジープの「服」の元になった人間の縁者と出会う可能性があるのでしょうか?

 一方幸果は雅子の家に住むもう一人の芸術家の卵・末継を傷つけてしまったことを悔やんでいました。どうやら過去にも「幸果にはうちらの気持ちわかんないよ」と言われたことがあり、「多分うち苦労とかあんまりしてないんだよね。だからきっと、うちには人の気持ちとかわかんないんだよ」と幸果。それに対し「ううん。本当に人の気もちが分からない人はそんな顔しないわ。上手くいかないこともあるでしょうけど、人のことを思って真っ直ぐ動ける幸果ちゃんのこと、私は好きよ」という雅子さんの言葉が身に染みます……
 雅子さんの言うとおり、本当に人の気持ちが分からないならばペンキをぶっかけられた時にキレているでしょうし、そもそも励まそうとすら思わない、それ以前に誰かの役に立ちたいと思える仕事を始めたりもしないでしょう。今回の一件を雅子やショウマに言わなかったのも、そのせいで末継が悪く言われるのも、心配をかけてしまうのも嫌だったからではないかと。彼女もまた、笑顔という仮面の下で涙をこらえていたという点では、仮面ライダーだったのかなと感じました。

 そして今度は末継を狙って現れたグラニュートを前に、幸果も奮起!また失敗してしまうかもしれない、傷つけてしまうかもしれない。それでも困っている人を見過ごせない。怯えながらも一歩踏み出し、誰かのために怒れる幸果がカッコよかったですね。
 人を励ますというのは簡単なようでいて難しい。幸福にもすれば、不幸にもしてしまう。そんなことを感じたお話でした。

 敵の攻撃を回転させた剣で防いでいる間にフォームチェンジするガヴがカッコよかったところで、また次回。


 ……え?末継がグラニュートを手引きしたって疑ってた?……何のことだか(汗。

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