ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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ふたりはプリキュアSplash☆Star 第45話「ケーキと和也とクリスマス!」

2024-12-07 17:58:22 | ふたりはプリキュアSplash☆Star
ふたりはプリキュアSplash☆Star 第45話「ケーキと和也とクリスマス!」

 ここ最近、満と薫が二人きりになるシチュエーションを作るためか、毎回のようにフラッピとチョッピが食事を要求している気がします。

 さて今回はクリスマス回ということでサンタ衣装で日向家のお手伝い!衣装について「派手」と呟いた薫も、苦手な接客をみのりと一緒に頑張っていました。
 満は以前も接客をこなしていましたが、その時よりもだいぶ柔らかい笑顔になっていましたね。一人鏡に向かって笑顔を見せるのは、咲から「満の笑顔を見ると嬉しくなる」と言われたためか、自然と笑えるようになったことの確認か……何にせよ「何してるの?」と問われた際に、ちょっと恥ずかしそうにしながら「なんでも」と答える満が超可愛かったですね!
 更に、和也が女の子と訪れた際には「咲が奥にいる」という事実のみならず「呼びましょうか?」という気配りも見せていました。本当に明るく優しく、穏やかになったなぁ……

 一方咲は和也のためにケーキを用意していましたが、和也はクラスメイトとのパーティーのため来られないうえに、その和也が女の子と一緒に来店しケーキを選んでいたことにショックを受けて落ち込んでしまいます。そんな咲を心配してムープとフープが声をかけるのですが……「失恋でもしたププ?」「見事に当たって砕けたププ?」と、フープの容赦ない一言がグサグサ刺さっていました(笑。初登場時は人見知りしていたのに、今ではこんな容赦のない言葉を言えるあたり、仲良くなったとも言えますが……味方陣営で咲のマジトーンの「うるさいわねぇ!!」を引き出せるのはムープとフープだけかもしれません(汗。


 フラッピたちから相談を受けた満と薫がさりげなく咲を励まそうとしているとは露知らず、店にやってきたのはサンタレスキー&サンタターレ!……ではなく、キントレスキー&ミズ・シタターレ。咲の父親からは「夫婦」と間違われ、落ち込み、いら立つ咲からも「カップル」と間違われた二人。筋肉全開なマッチョとスラっとした美女。確かに絵になる強者二人ではありますが、「強者とは」に対する考えが異なるため、相性はイマイチ……
 かと思いきや!キントレスキーは先んじて満と薫の動きを封じるミズ・シタターレの行為を素直に認めており、その後プリキュアにトドメを刺そうとした際にも自分を差し置いて攻撃を放ったミズ・シタターレには一言も文句を言いませんでした。戦闘中に彼女の強さを認めつつあるのが伺えますね。

 そしてプリキュア・スパイラル・ハート・スプラッシュに対しては、ミズ・シタターレから「私たちも力を合わせるわよ!」と連携を申し出たうえに、まさかまさかの……今回ブルームとイーグレットに変身したのは、浄化技が「ハート」だったからですかね?キントレスキーに「強者」として認められ、共に戦えて満足だったと告げられ、頬を染めるミズ・シタターレ。そんな二人に断末魔の叫びは似合いません。「あんた惚れたね!」「アンタガスキー!」想像以上に最高の締めくくりでした。
 復活した幹部たちともこれで全員お別れ。単に復活するに留まらず、他の幹部との交流という今までに無かった要素を引っ提げての登場となり、以前とはまた違った魅力が引き出されていましたね。カレハーンとキントレスキー、モエルンバとミズ・シタターレなど、見られなかった組み合わせだったらどのように戦っていたかなど、想像も膨らみます。


 戦闘中、みんなからの励ましを受けて再起した咲にも、戦いが終わった後には嬉しいプレゼントが待っていました。こちらはカップル誕生とまではなりませんでしたが、それでも微笑ましい光景が繰り広げられていましたね。

 そんな楽しいひと時が終わり、次回はアクダイカーンとの再戦。そろそろ……ですかね?
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ウルトラマンアーク 第21話「夢咲き鳥」

2024-12-07 10:59:11 | ウルトラシリーズ
ウルトラマンアーク 第21話「夢咲き鳥」

 リンの友人であり、子供に夢を与えるSF作家を志してながらも、今は編集者として忙しない日々を送るアオイ。そんな彼女の元に現れたのは、願いを叶えるという赤い球!……お前「ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦」で消えたんじゃなかったの!?……と思いましたが、改めて「超時空の大決戦」を見ると、赤い球自身が「(我夢とは)別次元の人間が作った究極のマシン」と語っていましたから、その別次元の人間が性懲りもなく赤い球を作っていたとしてもおかしくはないですし、また異なる世界の人間が到達してもおかしくないか……
 また、終盤でリンが赤い球の声とアオイの声の類似性を指摘していましたが、赤い球が人間の欲望を反映するが故に、その人間の声に似るのかもしれませんね。

 で、赤い球といえば最強合体獣キングオブモンス。「超時空の大決戦」では3人の子供が作った怪獣のパーツが合体していたため、バジリス、スキューラを生み出していましたが、今回はドリちゃんこと(ベビー)ザンドリアスを経由しての出現となりました。まぁ確かに目は赤いし、翼もあるし、あくまでも「ドリちゃん」の変化ではありますが、言われてみると何となく似ていなくも無い……か?
 しかしいつ見ても威圧感のある素敵なデザインですよね、キングオブモンス。そのド直球なネーミングも含めて、印象深い怪獣です。

 子供に夢を与えるSF作家になるはずが、破壊衝動から子供から夢を、未来を奪おうとしてしまっている。その過ちに気づいたアオイの声が届く先は……「キングオブモンスだから、当然!」と思っていたら……あ、お前来てくれんの!?ていうか、そこにいたの!?!ぶっちゃけガイアに会いたかったので残念な気持ちもありますが、目まぐるしく変わるアングルと迫力のある戦いが見られて楽しくもありました。個人的には剣を展開していた右腕が上半身をグルっと回転させたことで左腕になり、アークアイソードを構えたアークと並んだ時に良い感じの構図になるシーンがお気に入りです。
 また、助けに来てくれたアイツ自身もそうですが、アイツがキングオブモンスの体をガッシリと掴んだのって、「超時空の大決戦」で我夢が乗っていたアドベンチャーのオマージュだったりするんだろうか。というか、割とボロボロでしたけど大丈夫なんですかね?


 事態は一件落着。アオイもまた忙しない日々へと身を投じていきましたが、その顔はどこか晴れやかでした。
 今回はドリちゃんと出会う前、一緒にいる時、別れた後と、アオイが階段を登るシーンが描かれていました。それは「夢」という、いつたどり着くか分からない頂上までの道のりを表しているようにも思えます。
 また、いずれの場面でもアオイは多くの荷物を抱えていましたが、夢を追うためだけには生きられないという描写に見えました。日々の仕事や親からの小言など、様々な負担を背負うことで夢への階段を登る足取りが重くなってしまうこともあるでしょう。
 そして不意に立ち止まることがあっても、アオイは自ら登ることをやめたりはしませんでした。ドリちゃんはもういないけれども、これからもアオイは時に気合を入れつつ、夢への階段を一歩ずつ登っていくのでしょうね。


 次回は……なんかQっぽい雰囲気の絵面ですけど、一体……?
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