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わんだふるぷりきゅあ! 第38話「こむぎの帰る場所」

2024-10-20 17:25:17 | わんだふるぷりきゅあ!
わんだふるぷりきゅあ! 第38話「こむぎの帰る場所」

 まるで以前からそう呼んでたかのように自然な「いろはちゃん」呼びをする悟くん。好き。こむぎといろはの絆を断言するユキも優しくて好き。

 今回はこむぎ=マロンの元の飼い主・栗原さんが登場。出会ったばかりのこむぎがいろはに対して警戒心むき出しだったため、てっきり人間に恨みを抱いているものだと思っていましたが、実際は愛情をもって接されていた様子。当時は小食・臆病と現在とは真逆だったため、ボランティア団体の施設から抜け出そうとしていたのも、知らない場所を恐れての行動だったのかもしれませんね。というか、そういう描写にしておかないと「ずさんな管理で逃げだされてしまった」的なことにもなりかねませんし……(汗。

 いっそ悪い人であれば堂々とこむぎを返して欲しいと言えたかもしれない。けれども事情も、愛情もあった。それでも当時、元の飼い主が見つかった別れるという約束を守るには、あまりにも大事な存在になり過ぎた。そんな一人の少女のわがままと、わんだふるな思いを伝えんとする少女の気持ちは栗原さんにもしっかり伝わりました。
 あそこまで行ったら正体バレしても問題ないんじゃないかと思いましたが、あそこは察してくれるからこそ、より栗原さんの優しさが伝わるシーンなんだろうなと。栗原さんも「今までマロンを大切に育ててくれてありがとう」と言っていたことから、いろはが言い出さなければマロンを再びボランティア団体に預けていたか、いつかまた一緒に暮らす日を夢に見ていたことでしょう。
 元の飼い主の話は一旦落ち着きましたが、最終回などで、あれからもこむぎを連れて栗原さんに会いに行っている、的なエピソードがあってもいいかなと。

 とまぁ、こむぎ(マロン)を巡る温かな物語が展開されたわけですが、次回は何やらこむぎの足に嫌な雰囲気の枷がはめられているっぽいですが果たして。そしてラストには謎の美少女が登場。一体何コ様なんだ……

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