ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
当ブログの記事をコピーした、怪しいサイトにご注意ください。

ふたりはプリキュアSplash☆Star 第37話「みんな仲間だ!明日にジャンプ!」

2024-12-02 20:15:02 | ふたりはプリキュアSplash☆Star
ふたりはプリキュアSplash☆Star 第37話「みんな仲間だ!明日にジャンプ!」

 咲の誕生日に送られた目覚まし時計をさりげなく会話に盛り込んでくるの、すげぇ好き……

 さていよいよ文化祭当日!ですがホラーハウスの資材が足りず、いざ開場してもなかなか上手くいかず、更に宮迫くんは急に漫才コンビとしての出場を辞退すると言い出す、と、トラブル続き。宮迫くんが逃げた理由は「漫才をすることを家族に言っていなかった」「失敗してカッコ悪い姿を見せると思ったら、出場できない」とのこと。これに共感したのが文化祭のモニュメントのデザインを任された舞でした。
 咲が舞を励まし、舞が宮迫くんを励ます……そうしてみんなが支えあっていく。文化祭のテーマにも相応しい話ではあるのですが、この後キントレスキーの戦いを経て、てっきり宮迫くんの家族が登場するものだとばかり思っていたら、まさかの未登場。まぁ結果が大事な話ではないので問題ないといえばないのですが、最後に聞こえたのが宮迫くんの緊張が解けたようなため息?だったのも含めて、少々意外な終わりだったなと。

 一方キントレスキーは「明日にJUMP!」というテーマを見て「何故今日飛ばないのだ!」と突っ込んでいました。てっきり褒めるものだとばかり思っていたので、まさかの指摘に思わず笑ってしまいました。かと思えば、逃げる宮迫くんと追う健太を見て「良いぞ!若者は常に走り続けていくものだ」と褒めるという……大真面目にツッコミするから面白いよなぁ。
 戦闘ではわざわざ呼び出したウザイナーを制止してまで自ら戦うキントレスキー。その最中、ウィンディがキントレスキーの攻撃を受けた後、頭を押さえてうずくまる、という描写がありました。戦いでボロボロになることはあっても、こういう痛がり方は昨今あまり見なかった気がするので新鮮に映りました。

 一人で不安なことでも、大切な人がいるから頑張れる。改めて力を合わせることの大切さが描かれたお話でした。次回は咲がアイドルに?
コメント

ふたりはプリキュアSplash☆Star 第36話「何作る?舞の悩みと文化祭」

2024-12-02 19:41:29 | ふたりはプリキュアSplash☆Star
ふたりはプリキュアSplash☆Star 第36話「何作る?舞の悩みと文化祭」

 「よくやった。それでこそプリキュアだ」味方みたいな発言ですが、敵幹部の発言です。

 もうすぐ文化祭。舞は文化祭のテーマモニュメントのデザイナーに任命されることに。クラスメイトにも、クラスの出し物である「ホラーハウス」について話し合う前にそのことが周知されるのですが、ここで咲が自分のことのように満面の笑みを浮かべているのが素敵です。

 ただ、舞は大役を任されたこと、ホラーハウスの作業からも外してもらっていることに責任を感じており、なかなか筆は進まない。そんな彼女に咲は「舞の気持ちわかるよ」と、前回、決勝戦であることを意識しすぎたことを告げます。「試合には負けたけど意味が無いなんてことは無い!」と語っていたとおり、負けたからこそ今こうして友人に寄り添うことが出来るのでしょう。誰かに寄り添うためとはいえ、自身の苦い経験を素直に話せるのもなかなか出来ることではないでしょうしね。咲は一つの負けから多くの大切なことを学んだのだと、改めて感じさせられました。
 そして、あと1週間しかないという舞に対し「あと1週間じゃなくて、まだあと1週間もあるって思わなきゃ!とにかく舞ならきっと大丈夫」と舞の肩に手を置く咲が本当にカッコいいし、距離めっちゃ近いし……

 それでも思い悩む舞に咲が伝えたのは……
 「私が舞の絵で一番好きなとこは、この絵は舞がすっごく楽しんで描いたんだろうなって想像できるところなんだ!」
 「私は舞みたいに絵は描けないし、上手く伝えられないけど、とにかく楽しんでやってみて!それだけ言いたくて」
 そりゃ舞も泣くわ……咲だってホラーハウスの作業で忙しいだろうに、それでも合間を縫って様子を見に来てくれたうえに、自分には無い発想で励ましてくれる。しかも絵の技術を褒めるのではなく、そこに込められた想いを感じ取ってくれている。こんなに楽しくて優しい友人、他にいませんって……正直今回S☆Sを見返すまで「咲ってどんな子だっけ?」と思い出せずにいたのですが、今回のような話を通して、当時の私が如何に本作をちゃんと見ていなかったか思い知らされました。こんな素敵な子、忘れちゃいけないよ……

 そして遂に完成したデザインを、翌朝咲が来てからお披露目するってのが良いよね……キントレスキーとの戦闘後も冒険旅行の時のことを思い出して仲を深めてますし、改めてこの二人の絆の強さを実感したお話でもありました。


 そんな折に現れたのが、アクダイカーンからやり方が悪いと指摘されたキントレスキー。やむなく作戦を立てるのですが、「かぼちゃの仮面をつけて草むらから顔を出す」という、とても作戦とは呼べないものでした。本当に策を練るのが苦手なんだなと。ここら辺「大役を任されたが咲たちに支えられて見事果たした舞」と「一応の義理を果たしただけに留まったキントレスキー」の対比でもあるのかな?
 にしてもキントレスキー、モニュメントを壊してしまったことは謝ったり、「文化祭だと!?体育祭なら見逃してやるが、それ以外なら認めんぞ!」と無茶苦茶言うあたりも憎めない、良いキャラクターですね(笑。


 今回は舞中心の話ではありますが、一方で宮迫くんの成長を再度確認できる話でもありました。クラス委員としてみんなの前で堂々と提案する姿を見せたほか、登校中の舞を見かけた際には健太よりも先に大きな声で挨拶をしていました。健太との漫才についても思っていた以上に乗り気でしたし、初登場時のあの気弱な感じはどこへやら。すっかり明るく頼れるクラス委員です。

 そんなこんなで次回は文化祭開幕!
コメント

ふたりはプリキュアSplash☆Star 第35話「いざ決勝!ファイトだ凪中ソフト部!」

2024-12-02 07:34:22 | ふたりはプリキュアSplash☆Star
ふたりはプリキュアSplash☆Star 第35話「いざ決勝!ファイトだ凪中ソフト部!」

 冒頭から「今回は動くな」と感じた第35話。ムープとフープ以外からも満と薫らしき声が聞こえるのは気のせい……?

 今回は凪中ソフト部の試合模様をお届け。決勝という大舞台、更に3年生たちにとっては引退試合というプレッシャーの中、早くも1点を先制されてしまう事態に。この時の咲の顔、なんとなくジョジョっぽいなーと思ってしまうほど、なかなか見ない顔つきになってましたね。
 そんな咲を明るく励ます泉田キャプテンも、エラーがきっかけで全力を出し切れなかった悔しさをバネに懸命に練習してきた人物であり、咲はそんなキャプテンと共に練習を重ねて来た。自信を持て、ネバーギブアップだと、篠原先生からも励まされ奮起する咲。
 最後の一球の行く末は見ず、歓声も耳に入らず、聞こえるのは早くなる鼓動だけ。ひたむきに走る咲の目に飛び込んできたのは立ち止まる泉田キャプテンの姿。最後の最後まで結果が分からないあの演出、緊張感があって素晴らしかったですね。

 試合後、静寂に包まれた球場のベンチに一人腰掛ける咲。そこに舞が少し離れて座るのですが、敢えて声をかけず、咲から話すのを待つのが良いんすよ……先輩たちの前では口に出来なかった思い、零せなかった涙だってあるはず。そんな咲の想いを受け止め、泣きたいだけ泣かせる舞が本当に良いなぁ……
 そんな青春の一幕を「ぬるい!」と一喝するキントレスキー。試合中は公平な分析に努め、立ち聞きしてしまったことを謝る点は紳士ですが、結局は「勝つため以外の努力は全て無駄」と語るダークフォールの戦士。でも夕日をバックに、ウザイナーとして形作られようとしている液体金属の中にたたずむ姿が普通にカッコいいのがズルいんだよなぁ!(笑。
 
 自分のことは良いとして、先輩やチームの皆を悪く言うのは絶対に許さない。そんな決意のもと挑んだ戦いは、自在に形を変えるウザイナーとの熱いバトルが繰り広げられました。特に地上戦から空中戦、そしてまた地上戦へと移行するあたりの状況変化、めっちゃ良いっすね!


 勝つことも大切だが、それ以上に大切なこともある。負けたから意味が無いなんてことは無い。かつての泉田キャプテンのように、敗北をきっかけに、精神的により強くたくましくなった咲の姿が描かれた第35話でした。次回は文化祭の準備……手すりに寄りかかったり、舞の肩に手を回す咲、イケメンすぎでは?
コメント