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名作

2011-04-12 23:20:09 | 日記
「悪人」の余韻が今も冷めやらず、もう一本「ダークナイト」を借りていたので、気持ちの切り替えをしようと見ましたが、30分でアウト。最後まで見れませんでした。

結局「悪人」はもう一回見て返却しましたが、本当涙が止まりません。誰が悪人とかではなくて、「あんた、大切な人いるか?」の一言に尽きると思います。どの登場人物も無駄はなく絶対不可欠でしたね。キャストも存在感があって素晴らしい演技をされてました。

なぜ神様がいると思ったかというと、この作品の感性が自分の感性とマッチしたこと。そして、この作品のロードショーが始まったのが去年の9月だったこと。

観たいな~とは思っていたので、もしあの時期に映画館でこれを観ていたら、今ブログを書いている自分が果たしていたかどうか…って思います。あの時期は相当病んでいたので、もっと病んでしまっていたかもしれないと思うと、あの時期に観てなくて良かったと思ってます。それぐらい私には衝撃的な内容でもあったのです。見えない力でストップをかけてくれたんだと神様に感謝する気持ちと、名作に出会えた感謝の気持ちで今はいっぱいです。

李監督の「フラガール」も好きなので、この「悪人」でまた一人、監督で観る作品が増えました。出演者や内容に関係なく監督で観る作品…ラース・フォン・トリアーと中島哲也監督の作品。そして、李監督が三番目の監督です。

ちなみに、この間まで私のベストワンの邦画は今村昌平監督の「楢山節考」でした。あるの風習や人間性を描いた社会性のある名作です。今は、やはりスピリチュアル的に「(人間)愛」は絶対不可欠なので、「悪人」がナンバーワンになったかな…。

基本私は邦画はあまり好きではないのですが、あえて書きます私の好きな邦画…皆さん興味ないでしょうが…。

「青春の門(筑豊編)」、「Wの悲劇」、「マルタイの女」、「疑惑」、市川崑監督の金田一耕助シリーズの「悪魔の手毬唄」「女王蜂」、「姉妹坂」、「ジョゼと虎と魚たち」、中島監督ならば特に「嫌われ松子の一生」、「顔」 、「かもめ食堂」、「黄泉がえり」など。

アニメでは「ガンダム(元祖のみ)」「風の谷のナウシカ」。これに続く作品・越える作品はまだ出会ってないですね。

ざっと思い出すだけでこれぐらいです。今思うと、ほとんど女優さんの演技が光る作品が多いですね。あっ、五社英雄監督の作品も好きですね。この監督ほど女優さんを綺麗に撮る監督はいないと思います。

私にとって名優さんは、今も昔も緒形拳さん。若い頃の拳さんの演技は松田優作さんより怖かった。


今日のまとめ:「Wの悲劇」の三田佳子さんの演技は凄いよ!蜷川さんの劇中劇も見物です。未見の方で、特に女優さん志望の方はオススメします!

「悪人」

2011-04-12 02:21:39 | 映画
またまた映画が観たい症候群にかかってしまい、でも映画館では観たい作品がなかったのでTSUTAYAでこれを借りて今見終えました。

言葉にならない感動というか切なさというか…なんとも言えない余韻を今も引きずっています。大変良かったです!

私にとっては邦画歴代No.1って言っても過言でないくらい素晴らしい作品に出会えました。ありがとうございました。

今日のまとめ:やっぱり神様おるよ!