「阪急電車」

2011-04-25 01:02:37 | 映画
レイトショーで観てきました。っていうか満席!

小説よりもいいじゃん!正直、小説は…。

いや~泣いた笑った!
っていうか、この作品めちゃスピリチュアル的に仕上がってるんですが…と思ったのは私だけか…?

阪急今津線は、宝塚にはまる前からも利用していたし、宝塚にはまってからは当然の如く利用していたし、っていうか生まれは西宮やし。こんなローカルな路線が小説の舞台となり、そして映画化されるとは…。地元人間としては非常に嬉しい限りです。

見終えた感想は本当スピリチュアル的やな~って思いましたね。なんか江原さんが監修してるみたいな感じがしました。小説を読んだ時は全くスピリチュアル的だとは思いませんでしたからね。何がスピリチュアル的かは江原さんの本をお読み下さい。これは美輪さんではないね。

本当、心が温まるというか洗われるというか…。

なんせ、この世に生まれたことが奇跡であって、これ以上の奇跡を望むことは間違っている…いや、間違ってはないけども、奇跡を望まない方が幸せだと感じられる確率が高いと思いました。

奇跡を期待するからついつい不幸の数を数えてしまうんじゃないかな…てね。←これは美輪さん的な発想だな…。

そうそう、小説で一番好きだった下だり(“件”の誤り)完全に削除されていましたね。これが一番の目当てだったのに。でも全然残念ではないです。ていうか、パンフを読んで事実が判明しました!そりゃ知らんわ!事実が判明して逆に嬉しくなりました。本当ありがとうございます!←なんのことか分からない方は小説と映画とパンフをお読み下さい。

中谷美紀さん、ほんま最高!この方の表情筋大好きです。アジア系の役者さんは欧米系と違って感情を表現する時、どうしても目だけで表現しようとして表情が薄かったりするんですが、中谷さんは上手く表情筋を使っているので「嫌われ松子…」以来大好きな映画女優さんです(日本では)。

キャストの皆さん本当いいキャラしていて、演技上手い下手関係なくいい味出してましたね!

宮本信子さんが玉山鉄二さんを見つめる目がとても良かった。そう、玉山さんの関西弁めちゃ自然。と思ったら京都の人やったんですね。戸田恵梨香さんも自然やったし、子役の芦田愛菜ちゃんはもっと自然やったし。言葉だけでなくキャラが立っていて本当良かったです。

小説より感動するなんて想像もしてませんでしたが、上手く映画用に脚色してましたね。

関西の方は是非ご覧下さい!きっと誰もがそう思うと思いますよ。

今日のまとめ:「ザ・ファイター」の時の感想じゃないですが、関西圏以外の方がこれを観たらどう思うんでしょうね?