兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール

2013-06-07 00:18:52 | ライヴ
実は初めての劇場。中ホールは良く行きますが…。ジュピターに導かれて行ってまいりました(笑)

フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮コレギウム・ヴォカーレ&シャンゼリゼ管弦楽団の日本公演。

今日は元々行く予定になく、職場の方が行けなくなり、たまたま休みだった私に白羽の矢が当たり、チケット代タダでその方の代わりに行ってきたわけであります。

クラシックコンサート、ぶっちゃけ学生以来(笑)学校の行事でクラシックを聴くことってありましたよね?学生時代は全くクラシックに興味がなかったら、当時は寝てた(笑)

今は、クラシック音楽は、宝塚や映画や演劇、フィギュアスケートなどのスポーツ界でも欠かせないBGMだったりするので、気に入った曲があったらCDを買うくらい好きなんですが、コンサートで生演奏を聴くのはホント学生以来。

ちょくちょく行きたいコンサートがあったんだけど、なんせ安いチケットは完売していることが多く、もしくは土日だったりするので優先順位が後回しになるんですよね。今回はホント、ジュピターのお導きで、たまたまが重なり行けることになって超ラッキーでした。

今回のコンサートのメインはモーツァルトの♪レクイエム♪だったのですが、当日の今日分かったことなんですが、前座(?)がモーツァルトの♪ジュピター♪だったんですよ!

ホルストの♪ジュピター♪は超有名だけど、モーツァルトの♪ジュピター♪はわたくし全く存じ上げませんでした。第二楽章がめちゃ良かったです。

モーツァルトってイメージ的には明るい曲が多いけど、急に地の底に落ちたようなトーンがドンと落ちる瞬間の曲があって、この♪ジュピター♪にもそういう節があってそのギャップが好き(笑)なので安いCDを探そうと思いました(笑)

♪レクイエム♪は超有名ですね。映画でも良く使われていますが、全楽章合唱で構成されているので正直眠たくなるのでは?と不安でしたが、蛇に睨まれたカエルのようにプチ金縛りにあって緊張感で全く眠たくなりませんでした。

時々、凄いものに出会うとプチ金縛り状態になるときがあって、本当に金縛りにあってるわけじゃないんだけど、目だけ泳いでる時があります。今回も身動きしてない時間が多かったくらい圧倒されてしまいました。

ソプラノ、アルト、テノール、バリトンのソロの方がいて、聞き惚れました。いや~綺麗な声は素敵やね。テノールの方は田代君を思い出した。声がそっくり(笑)←えっ、テノールは皆同じ声てか?

一番映画で使われる楽章はもうエレキが走りまくりでしたね。

劇場は木板の壁で温もりがありました。音響に関してはフェスティバルホールには適わないかと思いましたが、劇場の雰囲気はこちらが好き。

指揮者の方や楽団に関してはよく分かりませんが、結構人間観察が楽しかった(笑)やはり日本人はない雰囲気や動きがありますもんね。

たまにはクラシックコンサートもいいですね。安かったら行きたいけど、クラシックで一万円は払えんな…。同じ一万円なら演劇を選ぶ…。

今日のまとめ:実は、今日の♪レクイエム♪を聴きながら、宙組で「銀河鉄道999」を脳内舞台化してました(笑)妄想じゃないですよ、想像です(笑)

テル君がメーテルで、キタロウ君が鉄郎(笑)みりおんちゃんは…ガラスのメイドさんm(__)m

終着駅の惑星メーテルに到着して、人間を機械化するシーンで、綺麗なドレスを着たメーてるが大階段を降りてきて、取り押さえされたキタ鉄ロウが驚愕の事実を知って叫び散らすシーンが浮かんできました(笑)そのメーてるが無表情でキタ鉄ロウを見つめながら大階段を降りるところで、第三楽章の♪涙の日♪が流れるんです←どんな想像やねん!?(笑)でも結構楽しい(笑)

はい、わたくし、クラシックのCDを聴く時は、いつも何某のシーンを想像してます。たとえば、宝塚の「戦争と平和」のチャイコフスキーの♪1812♪をショスターコヴィッチの交響曲第五番第四楽章に置き換えたりと(笑)←バカだね~。

突然別の話になりますが、今回の♪レクイエム♪では歌詞の対訳(字幕ではなく紙で)があったのですが、“生け贄”に対してやはり違和感を感じた。う~ん、やはり生け贄を差し出す意味が分からん。