私には挿し絵にしか思えないけど、一応ジャンルは絵本です。これは間違いなく子供向けでなく、大人向けです。
元々は、10年以上前の映画作品で、村上龍さん(春樹氏の方じゃないですよ)がわざわざ小説化されたんですよ。素晴らしいお仕事されました!ぶっちゃけ泣けました。
映画では全く感じなかった(今観たら分からないけど…)スピ要素が満載で、お爺ちゃんの話だけど、特に女性に読んで欲しいと思った。
この前、宙組を観に名古屋に行った時、時間潰しでBOOK・OFFに入って偶然手にしたのがこの映画版のパンフレットでした。
そしたら、最後のページに絵本版の告知掲載されていたので早速検索して取り寄せた次第でございます。
ちなみに、この映画版は、監督デイヴィッド・リンチの作品で一番好きな映画。なのに映画館で観てないという…。だからパンフレットを購入してなかった。
デイヴィッドの作品は、小さい時にテレビで観た「エレファント・マン」が衝撃的で、それ以来大人になってからはデイヴィッドの作品を注目して観てました。
ぶっちゃけ、「エレファント・マン」以降の作品ってほとんどカルト&エロ作品ばかりなんですよね…。で、いつか必ず「エレファント・マン」を越える作品を創ってくれるはず!と信じて観てきましたが、毎回ガッカリだったんですよ。
たがら、この「ストレイト・ストーリー」もガッカリするだろうと思ってあえて映画館に行かなかったんですよ。
そしたら!レンタルで観たら、デイヴィッドどないしたんっ!?て訊きたくなるくらい今までの作風と180度違うハートウォーミングなヒューマンドラマに仕上がっていて、それだけでもう感動してたんですよ。ぶっちゃけ、内容でなく作風にね(笑)結局、次作からはまたカルト系に戻ってたけど…(涙)
この村上龍さんが小説化した文章の中には、簡素ながらにも現代社会に必要なメッセージがたくさん込められてます。今だから分かること、今も変わらないこと、今も問題であることが描かれてます。
兄弟の確執をとり拭うために、病気で倒れた兄の許へ芝刈り機で何百マイルも何週間も掛けて旅するお爺ちゃんの話…と簡単には書けるけど、
実は兄弟愛は二の次で、お爺ちゃんが旅先で出会う人達の会話がとても重要なんですよ。
戦争体験、子供への愛、世の中や社会の仕組みを、ピンポイントメッセージとして訴えかけてくるものがあるんですよ。
実は私自身、超久々に心が折れた時があったんですが(仕事で。自分が悪いんだけど…)、この絵本を読んでたくさん元気を貰いました。あと、江原さんの“朱に交われば赤くなる”という言葉にも救われた。やはり、仲間はいいものだ!
絵本の具体的内容は書きません。スピ好きな方、直感で読んでみたいと思われた方にはオススメします。買うには値段が高いから、良かったら図書館で探してみてください。ちなみに私はP36のフレーズが好き。
デイヴィッドの作品には必ず車はキーアイテムとして登場します。今回は芝刈り機。歩く速度より遅いという…。そこが何とも言えない愛しさがあります。←あ、これP36とは関係ないです。
今日のまとめ:お前は、映画を勧めているのか!?絵本を勧めているのか!?
はい、どちらもです(笑)
元々は、10年以上前の映画作品で、村上龍さん(春樹氏の方じゃないですよ)がわざわざ小説化されたんですよ。素晴らしいお仕事されました!ぶっちゃけ泣けました。
映画では全く感じなかった(今観たら分からないけど…)スピ要素が満載で、お爺ちゃんの話だけど、特に女性に読んで欲しいと思った。
この前、宙組を観に名古屋に行った時、時間潰しでBOOK・OFFに入って偶然手にしたのがこの映画版のパンフレットでした。
そしたら、最後のページに絵本版の告知掲載されていたので早速検索して取り寄せた次第でございます。
ちなみに、この映画版は、監督デイヴィッド・リンチの作品で一番好きな映画。なのに映画館で観てないという…。だからパンフレットを購入してなかった。
デイヴィッドの作品は、小さい時にテレビで観た「エレファント・マン」が衝撃的で、それ以来大人になってからはデイヴィッドの作品を注目して観てました。
ぶっちゃけ、「エレファント・マン」以降の作品ってほとんどカルト&エロ作品ばかりなんですよね…。で、いつか必ず「エレファント・マン」を越える作品を創ってくれるはず!と信じて観てきましたが、毎回ガッカリだったんですよ。
たがら、この「ストレイト・ストーリー」もガッカリするだろうと思ってあえて映画館に行かなかったんですよ。
そしたら!レンタルで観たら、デイヴィッドどないしたんっ!?て訊きたくなるくらい今までの作風と180度違うハートウォーミングなヒューマンドラマに仕上がっていて、それだけでもう感動してたんですよ。ぶっちゃけ、内容でなく作風にね(笑)結局、次作からはまたカルト系に戻ってたけど…(涙)
この村上龍さんが小説化した文章の中には、簡素ながらにも現代社会に必要なメッセージがたくさん込められてます。今だから分かること、今も変わらないこと、今も問題であることが描かれてます。
兄弟の確執をとり拭うために、病気で倒れた兄の許へ芝刈り機で何百マイルも何週間も掛けて旅するお爺ちゃんの話…と簡単には書けるけど、
実は兄弟愛は二の次で、お爺ちゃんが旅先で出会う人達の会話がとても重要なんですよ。
戦争体験、子供への愛、世の中や社会の仕組みを、ピンポイントメッセージとして訴えかけてくるものがあるんですよ。
実は私自身、超久々に心が折れた時があったんですが(仕事で。自分が悪いんだけど…)、この絵本を読んでたくさん元気を貰いました。あと、江原さんの“朱に交われば赤くなる”という言葉にも救われた。やはり、仲間はいいものだ!
絵本の具体的内容は書きません。スピ好きな方、直感で読んでみたいと思われた方にはオススメします。買うには値段が高いから、良かったら図書館で探してみてください。ちなみに私はP36のフレーズが好き。
デイヴィッドの作品には必ず車はキーアイテムとして登場します。今回は芝刈り機。歩く速度より遅いという…。そこが何とも言えない愛しさがあります。←あ、これP36とは関係ないです。
今日のまとめ:お前は、映画を勧めているのか!?絵本を勧めているのか!?
はい、どちらもです(笑)