中日劇場に行ってきました。
いや~、みりお、頑張っとるやん!格好良かった!
この「ベルばら」は大劇場お披露目の「エリザベート」の前哨戦だと思っているから、身体の小さなみりおが、いかに大きく見せられるかが勝負どこだったね。
そういう意味では、アンドレよりフェルゼンの方がもってこいの役柄でした。
結果は、本当によく頑張っていたと思う。文句ございません。
みりおに対しては文句ないし、他の生徒に対しても文句ない。けども、脚本が本当に酷い!ブログUPしてませんが(できない)、宙組のBパターンも観させてもらいましたが、観れば観るほど脚本が役者の努力を潰していて悲しくなる。役者が頑張れば頑張るほど脚本の荒らさが目立つ。
今回のフェルゼンとマリー・アントワネット編はまだマシだけど、ぶっちゃけ書くとチエドレ&テルカルが特出した雪組フェルゼン編の方が断然良かったんだけどね…。
今回の花組に関しては、宙組同様、新場面(平成初演の星組に近いシーンはあった)における登場人物の心理描写が後の場面に繋がってない。これはベルナールに関してです。
王妃の脱走・逃亡を企てようとしていて、結局は、王妃を断頭台に導いてるやん!?不自然だと思わないの?せめて、「救出できなくてすみません…」みたいな台詞があればまだ筋が通るものの、何のフォローない。思わず、ベルナール、何がしたかってん?と言いたくなった。
私は、平成初演の雪組と星組のベルばらの登場人物の心理描写を基本にしているので、それを前提で書いてますが、
フェルゼンが今頃オスカルの想いに気付くのも遅すぎやろ!とも言いたい。
フェルゼンはオスカルの気持ちに気付いていても尚、王妃様を思い切れない訳(のはず)なんだから、あんなわざとらしいシーンいらん!
そりゃ、一幕ラストのフェルゼンの告白のために必要たのは分かるけど、今頃気付いたんか!?的なやり取りはやめてもらいたい。これは、雪組フェルゼン編でもそうだったけど、なんか今日はめちゃ違和感を感じた。
筋が通らない脚本にしがみ付かなくてはいけない生徒達が本当に可哀想。
あと、生徒の起用のバランスにも言いたいことがある。
オスカルはダイモンが演じるべきだったと思う。アンドレは芹香君が身長的にもバランスが良かったと思う。番手的にもその方が自然だったのでは…?
ダイモンがオスカルを演じたところで、ルキーニに支障をきたすとは到底思えない。
芹香君のオスカルは、ぶっちゃけあれは完全なる男です。ま、女性的なオスカルよりマシだけど、残念なことに芹香オスカルに色気がない。注意してもらいたいのは、オスカルは男性“的”ならいいけど“男”では困るんです。男役を演じる上でも色気は大事。芹香君は役に対して真っ直ぐ向き合う人なんだろうね。それはそれで悪くないんだけど、色気も大事やで。まさかこんなところにオスカルの落とし穴があるとは思わなかった。
劇団が持ち上げたい気持ちも分かるけど、見た目のバランスは本当に大事だと思う。植田先生は生徒に恥をかかせたくなかったんじゃないんですか???フェルゼンより、アンドレより大きいオスカルはあり得ない。芹香君が可哀想。でもバスティーユは良かったよ。
かなり文句書きまくりましたが、それ以外は役者の努力がまざまざと窺い知れるくらい頑張っていたので、それだけで十分名古屋まで来た甲斐はありました。
蘭ちゃんのマリー・アントワネットも素晴らしかった!
観るまでは蘭ちゃん特有の幼さをどう自己フォローするかが正直気掛かりでしたが、蘭ちゃんも頑張ってた。特に二幕の母親のシーンに魂が籠もっていてとても良かった。このシーンが蘭ちゃんの一番の見せ場でしたね。
歌も非常に努力していたのも窺い知れたし、ぶっちゃけ、蘭ちゃんのエリザベート心配してません。今日の歌を聴く限り、♪私だけに♪歌えると確信しました。あとは、年代分けをどう工夫するかですね。上手く声音を使って、喉を潰さない程度に低音が出せるようになれば、エリザベートにも迫力が増すことでしょう。見た目の幼さはどうすることも出来ないので、歌声も含め、声が勝負ですね。
蘭ちゃんが演じたかったエリザベート、どれだけ演じたかったのか!?その気迫を感じられるエリザベートを楽しみしてます!
蘭ちゃんの対抗馬のように書いて申し訳ないですが、今回、みりお以外で注目してたのが、花乃まりあさんでした。
ロザリー、めちゃ良かった!綾瀬はるかさん似で化粧も上手いし、歌もお芝居も良かった。トップ娘役、文句ありません。その予定なのかは噂に過ぎないけど。
ついでだから書くけど、同期である雪組の咲妃みゆちゃん、星組の綺咲同様、実力があるねんから、96期の汚名をその実力で払拭して頂きたい。ぶっちゃけ書くと、イジメは表沙汰になってないだけで、昔からあったはず。昔はファンからの嫌がらせもあったからね。ま、それは今も変わらないか…。
なので、花乃さんには劇団の意図に関係なくトップになってもならなくても頑張ってもらいたい。これまた、ぶっちゃけ書くと、花乃さんの演技から「戦争と平和」のナターシャが浮かんだ。喋り方がマイマイさんに似ていた。だから余計頑張ってもらいたい。
ということで、毎度毎度訳分からない文章になってすみませんm(__)m
今日のまとめ:結局、一番に言いたかったことは、
みりおが格好良かった!(笑)
です。
やっぱ、まだまたファンやめられない。ついつい『我が命の続く限り…!!』A4サイズ買っちゃった(笑)めちゃ格好良かったから。ポスターはイマイチだけど、プログラムのみりおフェルゼン必見!もちろん舞台上でもね!
いや~、みりお、頑張っとるやん!格好良かった!
この「ベルばら」は大劇場お披露目の「エリザベート」の前哨戦だと思っているから、身体の小さなみりおが、いかに大きく見せられるかが勝負どこだったね。
そういう意味では、アンドレよりフェルゼンの方がもってこいの役柄でした。
結果は、本当によく頑張っていたと思う。文句ございません。
みりおに対しては文句ないし、他の生徒に対しても文句ない。けども、脚本が本当に酷い!ブログUPしてませんが(できない)、宙組のBパターンも観させてもらいましたが、観れば観るほど脚本が役者の努力を潰していて悲しくなる。役者が頑張れば頑張るほど脚本の荒らさが目立つ。
今回のフェルゼンとマリー・アントワネット編はまだマシだけど、ぶっちゃけ書くとチエドレ&テルカルが特出した雪組フェルゼン編の方が断然良かったんだけどね…。
今回の花組に関しては、宙組同様、新場面(平成初演の星組に近いシーンはあった)における登場人物の心理描写が後の場面に繋がってない。これはベルナールに関してです。
王妃の脱走・逃亡を企てようとしていて、結局は、王妃を断頭台に導いてるやん!?不自然だと思わないの?せめて、「救出できなくてすみません…」みたいな台詞があればまだ筋が通るものの、何のフォローない。思わず、ベルナール、何がしたかってん?と言いたくなった。
私は、平成初演の雪組と星組のベルばらの登場人物の心理描写を基本にしているので、それを前提で書いてますが、
フェルゼンが今頃オスカルの想いに気付くのも遅すぎやろ!とも言いたい。
フェルゼンはオスカルの気持ちに気付いていても尚、王妃様を思い切れない訳(のはず)なんだから、あんなわざとらしいシーンいらん!
そりゃ、一幕ラストのフェルゼンの告白のために必要たのは分かるけど、今頃気付いたんか!?的なやり取りはやめてもらいたい。これは、雪組フェルゼン編でもそうだったけど、なんか今日はめちゃ違和感を感じた。
筋が通らない脚本にしがみ付かなくてはいけない生徒達が本当に可哀想。
あと、生徒の起用のバランスにも言いたいことがある。
オスカルはダイモンが演じるべきだったと思う。アンドレは芹香君が身長的にもバランスが良かったと思う。番手的にもその方が自然だったのでは…?
ダイモンがオスカルを演じたところで、ルキーニに支障をきたすとは到底思えない。
芹香君のオスカルは、ぶっちゃけあれは完全なる男です。ま、女性的なオスカルよりマシだけど、残念なことに芹香オスカルに色気がない。注意してもらいたいのは、オスカルは男性“的”ならいいけど“男”では困るんです。男役を演じる上でも色気は大事。芹香君は役に対して真っ直ぐ向き合う人なんだろうね。それはそれで悪くないんだけど、色気も大事やで。まさかこんなところにオスカルの落とし穴があるとは思わなかった。
劇団が持ち上げたい気持ちも分かるけど、見た目のバランスは本当に大事だと思う。植田先生は生徒に恥をかかせたくなかったんじゃないんですか???フェルゼンより、アンドレより大きいオスカルはあり得ない。芹香君が可哀想。でもバスティーユは良かったよ。
かなり文句書きまくりましたが、それ以外は役者の努力がまざまざと窺い知れるくらい頑張っていたので、それだけで十分名古屋まで来た甲斐はありました。
蘭ちゃんのマリー・アントワネットも素晴らしかった!
観るまでは蘭ちゃん特有の幼さをどう自己フォローするかが正直気掛かりでしたが、蘭ちゃんも頑張ってた。特に二幕の母親のシーンに魂が籠もっていてとても良かった。このシーンが蘭ちゃんの一番の見せ場でしたね。
歌も非常に努力していたのも窺い知れたし、ぶっちゃけ、蘭ちゃんのエリザベート心配してません。今日の歌を聴く限り、♪私だけに♪歌えると確信しました。あとは、年代分けをどう工夫するかですね。上手く声音を使って、喉を潰さない程度に低音が出せるようになれば、エリザベートにも迫力が増すことでしょう。見た目の幼さはどうすることも出来ないので、歌声も含め、声が勝負ですね。
蘭ちゃんが演じたかったエリザベート、どれだけ演じたかったのか!?その気迫を感じられるエリザベートを楽しみしてます!
蘭ちゃんの対抗馬のように書いて申し訳ないですが、今回、みりお以外で注目してたのが、花乃まりあさんでした。
ロザリー、めちゃ良かった!綾瀬はるかさん似で化粧も上手いし、歌もお芝居も良かった。トップ娘役、文句ありません。その予定なのかは噂に過ぎないけど。
ついでだから書くけど、同期である雪組の咲妃みゆちゃん、星組の綺咲同様、実力があるねんから、96期の汚名をその実力で払拭して頂きたい。ぶっちゃけ書くと、イジメは表沙汰になってないだけで、昔からあったはず。昔はファンからの嫌がらせもあったからね。ま、それは今も変わらないか…。
なので、花乃さんには劇団の意図に関係なくトップになってもならなくても頑張ってもらいたい。これまた、ぶっちゃけ書くと、花乃さんの演技から「戦争と平和」のナターシャが浮かんだ。喋り方がマイマイさんに似ていた。だから余計頑張ってもらいたい。
ということで、毎度毎度訳分からない文章になってすみませんm(__)m
今日のまとめ:結局、一番に言いたかったことは、
みりおが格好良かった!(笑)
です。
やっぱ、まだまたファンやめられない。ついつい『我が命の続く限り…!!』A4サイズ買っちゃった(笑)めちゃ格好良かったから。ポスターはイマイチだけど、プログラムのみりおフェルゼン必見!もちろん舞台上でもね!