ニセコ移住を夢見て

ニセコに魅せられて移住を決意した夫婦のアクセクストーリー

FMトランスミッタの製作(2)

2016年04月25日 06時49分20秒 |  └ 電子工作
送信周波数設定の続きです。
FMトランスミッタの入力端子をパソコンのイヤホン端子に接続し、パソコンから音楽を流しながら調整を進めます。

ウォークマンのFMラジオで放送の無い周波数で聴きながらFMトランスミッタのコイルのコアを回して探していきます。
コアを回すドライバは鉄製だと近づけるだけで周波数が狂ってしまうので、プラスチックのつまようじをナイフで削り臨時の高周波ドライバを作りました。

ただこのキットのコイルは、コアを少し回すだけでもかなり周波数が変化します。
丁寧にコアを回しているのですが、FMラジオで聞こえるように周波数を合わせることができません。

ウォークマンのFMラジオはPLL方式で0.1MHz刻みに飛び飛びで受信する仕組みなので、マニュアルに書かれてあるようにFMトランスミッタのコア調整である程度近づけ、ラジオ側で良く聞こえる点を探すことを繰り返す方法で何度も試みましたが、きれいに聞こえる点を見つける事はできませんでした。

昔のラジカセのFMラジオ(PLL方式でなく、ダイヤルを回して選局するアナログな方式)で受信してみました。
ラジカセの選局ダイヤルを回すと容易にきれいに聞こえる点が見つかります。
ただし音質は低音と高音がカットされ、時々パリッパリッと雑音も聞こえます。
音楽を送受信するには音質的に問題があります。

ネットでこのキットの製作記事を探すと、やはりいろいろと問題(異常発振、音質が悪い、LC発振の周波数不安定など)があるようです。
記事を読みながら善後策を考えてみます。 

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1 コメント

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Unknown (たこ)
2023-10-21 14:03:30
FET(2SK192)周りの発振部のセラミックコンデンサは、茶色で頭に黒マークがある温度補償型だったのがいまはその青色の単なる積層セラミックになったのですか?
秋月はそうやって売るようになったのですか?発振部
は製作本のどれを見てもCH特性を選んでいたと思います。鈴木憲次氏の書籍(ラジオ&ワイヤレス回路の設計と製作)でもFMトランスミッタが掲載されてます。
(こちらはパイロット信号の19kHz)の矩形波を正弦波にきちんと処理する、L-RのサブキャリアにLPFを掛けて、19kHzの3逓倍の57kHzまで影響がないような配慮があります。ただ20mHの可変コイルはどこを探してももう見つからないので、OPアンプでのLPF+HPFを6段くらい積み重ねる方法しかありません。本気の電子工作という本ならその回路があったとおもいますね。
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