Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

A727導入後の変化

2008年02月06日 | ピュアオーディオ

727rain1 昨夜A727を念願かなってトランスポートとして導入いたしました。導入すれば2ランクは音質アップと思っていましたが今朝の時点で既に2ランク上がっています。非常に聴きやすいです。

JazzBar2007の7曲目の松尾明トリオのトロンボーンの音色が今まではチョッと聴き辛かったのですが(音色に違和感が?)それがまったくなくなりました。ピアノやヴァイオリン、ヴォーカルは前でも充分と思っていましたが、更に良くなりました。西野一馬さんの言葉を借りますと「星クズが飛散しているような・・・」シンバルワークです。シンバルがブレているのさえ簡単に判ります。

727rain4 これは聞き出すとそこを離れたくなくなります。困ってしまうくらい「良いサウンド」がします。もちろんA727ですのでまだ上が有ります。A730の凄みの有るサウンドにしてみたいとも考えます。音の「ヌケ」も格段に上がっています。

まだ電源ケーブルがSCE-43なので45ルシファーに交換したなら更に上のサウンドを出してきます。

727rain3 電源・インコネ・SPケーブルを全て「ルシファー仕様」にしてアンプをTrail仕様のものに統一した時は更に別次元のサウンドになる予感が致します。既にWE310Aスモールパンチのプリアンプも準備できていますので、近いうちに実験をして見ましょう。


マッキン MC2500 VS VT-62pp Trail仕様アンプ

2008年02月06日 | ピュアオーディオ

昨日佐賀の方から若いお客様がお見えになり、3時頃から7時頃までミッチリと当社のモニターシステムのサウンドを聴いて行かれました。

5.1chのサウンドを良く聴いていらっしゃる様でしたが、事務所のアルテック銀箱システム、オリンパスシステム、テレフンケンRB46システムを熱心に聴いていただきました。

オリンパスでカルロス・クライバー指揮の「魔弾の射手」の8曲目から10曲目を聴いていただきましたが、「このシステムなら5.1chは要らない!!」と仰っていました。目をつむって聴きますと奥行きやホールの大きさまで判ります。歌い手のセリフや動作や動きが「目の前でステージを見ているような」感覚に陥ります。

20080205_mc2500_vs_vt62pp 同じ曲をアルテック銀箱でも聴いていただきましたが、MC2500ではチョッと表現力が足りませんのでTrail仕様のVT-62ppアンプと交換して聴き比べを致しました。

「ハー~・・・全然違う。断然VT-62ppが良い・・・・」と唖然としていらっしゃいました。何処がと云いますと「音の線の太さや余韻・質感、音場の広さ」がまったく数段上の表現です。このアンプと組み合わせたサウンドは奥の部屋の「オリンパスシステムさへ要らない」と思わせるほどのサウンドです。当然「このシステムも5.1chシステムは要らない。2chで充分」とのお言葉をいただきました。

その後テレフンケンRB46 Trail仕様のシステムの「ヌケ切った」サウンドを聴かれて、銀箱かRB46を欲しい様な様子でした。(これなら置けるとの現実的なお話です)

カルチャーショックのような物ですので、冷静に判断できるように「またいらっしゃい」と言ってお送りいたしました。