今日は久しぶりに「アンプ類の試聴」と「RCA Wフロントロードホーンシステム」のサウンドを聴きました。
ここ1ヶ月程は、午前中ハーベスシステム、午後前半はアルテック#614システム、その後オリンパスシステムの鳴らし運転。自宅に帰ってからもBC-Ⅱ、メインシステムの切り替え鳴らしを続けていました。正直言って面白くないのです。「機械のお守り」をして聴くのも辛い物が有ります。
久しぶりにRCA箱システムのサウンドを聴いて「ワクワク」しました。それくらい充実したサウンドが出ています。まだSP内配線は「化け物ケーブル」でオリンパスや自宅の707Jシステムのレベルまでは有りませんが、組み合わせるVT-62ppアンプとの「重厚で軽いサウンド」はとても魅力のあるサウンドです。
また、久しぶりに3B252Bシングルアンプを引っ張り出して、現有のアンプ類の位置付けも出来ました。
やはり、最上のサウンドを聴くと2線級のアンプは聴けません。ここで2線級と言うのは、アルテック#614SPをドライブしている松下6CA7ppステレオアンプです。この1機種のみ大きなレベルダウンを感じます。日常鳴らし続けるので安物真空管でいいと思っていましたが、もう耳が受け付けなくなってきているようです。来月にもパワー管を6L6仕様に作り替えようかと思います。何故なら、ムラードのEL34(6CA7)はなかなか手に入らないし、1本¥15000円以上の価格では使いづらいです。その点6L6はメタル管も有り非常に安く手に入ります。それも1960年以前に生産された「本物」を使うことが出来ます。
6L6のメタル管は色々なメーカーから出ていますし、サウンドも繊細さは少ないですが線の太さがあり、雰囲気は悪く有りません。ガラス管の6L6Gを使えば繊細感も十分に出てきます。こちらもメーカーでサウンドの違いが大きく、良い管を見つける勉強も出来ます。KT66もWE350Bも規格的には「6L6」です。チャンスがあれば使ってみたい真空管です。