Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

球の確保と悲喜こもごも

2012年10月03日 | ピュアオーディオ

ようやく自宅のアンプシステムが固まったので予備の球を確保しています。プリ用の12AX7の球は、良い球が非常に少なくなっています。有っても非常に高価になっています。3年前より確実に球数も少なく価格も高騰しています。もっともロシア・中国球なら入手はたやすいですが音質が伴いません。今のうちに必要な球を確保して置きたいと思います。

使うならやはり本物の球を使いたいですね。WE101D球は使用中も含めて現在12本、互換球4本と持っていますが、今度プリアンプも作りたいと考えていますので追加でNOS品を2ペア確保しました。前段球の6SN7も数が少なくなっている様なので、こちらも1ペア(英国製)NOS品を確保しました。(こちらも5ペア程在庫)

アンプ自体は比較的安価に手に入れていますが、改造費用(数十万?)と予備球の確保でそれなりに金額が膨らみます。

球の確保でも苦労しますが、球の寿命などまったく先が見えませんので、Tr型アンプを使っている方が、「ちょっと音が良いので・・・」等と安易な考えで管球アンプの世界に入ると・・・それなりの覚悟を必要とします。

予備球の保管も大変です。一番つらいのは「使う段になって劣化していた場合」です。NOS品で購入して、入手時点で動作確認をします。その後予備に保管して、いざ使う段になって片chから音が出ない・・・片ch断線・・・なんてのも有りました。数万/本のお金を出してこの状態では本当にガックリきます。