先日ネットワークの不具合を修正してやっと本来のサウンドが出る様になった。それがどの程度の「音数」や「質感」で、音楽を聴いた時の印象は「イメージしたサウンド」とどうなのか?を確認した。
まず音数の状況。SPの存在を感じさせない様な鳴り方で、マルチアンプシステムに匹敵する様な鳴り方に変わった。
使ったCDはユンディ・リの「ショパン:ノクターン」。前面一杯にピアノが広がり、ユニゾンの響きさえ判る程の分解能になっている。余韻タップリで、低域の力感もエネルギー感も十分な響きが得られている。
ドライブしている機器は上の写真の機器で有る。クロックにルビジウムを追加している。CDPはEMT#981をそのまま使い、ライントランスをへてプリアンプに入っている。ライントランス・プリアンプとパワーアンプは自作品で、内部配線をSuperTrail仕様にしている。
ハイルドライバーの後ろに有るのがN500(16Ω)ネットワークを入れた「ネットワークBOX」。ノーマルのN500では端子の数が足りない点と、取扱いを容易にする為に「木箱」にSP端子を取り付けている。先日補修したのはこのN500からSP端子への配線。
SPを前面から見るとこんな具合になる。CDスタンドの置き場所が無いので、ハイルドライバーの上に置いている。
特製のアンプ。オンリーワンのアンプなのだが、まだ完全に完成した訳ではない。4月以降に手を付けて完成させる予定。単純に音楽を楽しむ事ぐらいは出来るが、完成度の面でもう少しメンテいないといけないのです。