昨日のブログで云っていた工事予定を本日終了しました。内容はコンセントへの配線の酸化膜除去。
オリンパスのサウンドで「高域がピーキー」な症状が出ていて、「音のバランス」何処かおかしい?と感じていました。その原因は「電源供給力不足」(接触抵抗)だと検討を付けていました。
築40年の家なので、奥内配線は相当古いモノで、コンセントをオーディオグレードにした際に「磨いて居れば・・・」と懸念していた処です。しなかった理由は「ペーパーを準備していなかった」だけの事。
#750番のペーパーで磨きました。やる事はたったこれだけです。40年も使っていますと銅線の先端のむき出し部が相当酸化しています。この酸化膜を取り除いてやるだけです。コンセントを交換しますと接触部分が変わります。酸化膜の有る部分を使う事になります。コンセントを交換する時は一緒に今回の磨きをするのが良いと思います。
尚この部分は法律で「一級電気工事士」がする様に決められています。自分でやられる時は「自己責任」でやる事になります。作業自体は「10分」ぐらいで完了します。今回はBC-Ⅱシステム用の分と合わせて、2ヶ所のコンセントを実施しました。
元に戻して早速試聴に入りました。効果てき面。面白い事に「音数」の増加、明瞭さ(シャープさ)が増して、音が分厚くなっています。反応も非常に早くなっています。高域の線の細さもピーキーさもなくなっています。これで随分とマルチアンプの時のサウンドに近づきました。
今日は2時間程聴き込みましたが、時間と共に段々こなれて来ているのが判ります。このまましばらく鳴らし続けてやれば更に上のサウンドになりそうです。