マランツ#7の「艶やかなサウンド」を発する源は何だろうか?と考えて、当時のパーツを自分のプリアンプに投入して確認しています。クラロスタットのボリュームも艶やかさを持っていますが、これも1因で有って、決定的なパーツではないと思います。バンブルビーのコンデンサーも購入して持っていますが、まだこちらは取り付け確認もしていません。
一番可能性が高いと考えているのは「セレン」整流です。ダイオードは半導体と材質的には違いませんので「カチッ」とした質感になると思います。これはこれで良い質感だと思います。整流管整流でもあの艶やかさには届きません。マランツ#7には整流管は使われていませんので、元々参考程度に確認しただけです。整流管を使うと「見通しの良さ」(電源部が良くなると見通しの良さが出て来る)が非常に良くなります。
セレン整流も考えないではないのですが、まともなパーツが手に入らない状況では諦めざるを得ません。涼しくなったらバンブルビーを試して見たいですね。