梅雨明けした7月下旬から「猛暑」に悩まされ、メインシステムで「音楽」を聴く事が出来なくなっていました。その期間中は主にサブシステムで音楽を流していました。時には「真剣に聴いても良いかな?」と思ったりもしました。それくらいサブシステムの出来も悪くない状態です。
昨日は雨が降って気温も下がり、快適な温度になりました。久しぶりにメインシステムのリクライニングシートに座って聴きました。やはりこちらを聴いてしまうとサブシステムは「おもちゃのおもちゃ」ですね。まるで音楽の表現力が違う。音楽がうねる様なドラマチックさが有ります。メインシステムでは演奏者の意図した演奏が再現される様な感じを受けます。ピアニストなら指のタッチの感覚、ピアノなら弦のユニゾンの響きの違い等が判る様に感じます。
「音質アップ」を繰り返して来て、「激変」に次ぐ「激変」を何度も繰り返して辿り着いた現在のシステム。そのキーポイントは「ケーブル」に有ります。機器の内部(例えばアンプの内部配線)や電源ケーブル、ラインケーブル、SPケーブル、SP箱内配線等何処にでも使われています。信号を伝達するケーブル材が殆どの音を決めていると云っても過言ではないでしょう。アンプやSPの音(音色)と云われているうちの半分以上は、「使われているケーブル」の音です。アンプ等の機器なら電源ケーブルの音と云っても良いと思います。それくらい「音質」に効いて来ます。