Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

音のバランスについて

2015年08月12日 | ピュアオーディオ
最新の機器を使われている方の機器の音を聴かせていただく機会が有り、その「音数の多さ」にビックリした事と「違和感」を覚えたのを覚えています。最近のオーディオ機器は高域及び超高域の解像度を意図的にと上げている様に感じる。この点に違和感を覚える。何故なら「ドンシャリ」のバランスだからだ。

以前(たぶん10年ほど前)SS誌で菅野氏が同じ様な事を書いて居られた。お使いのシステムでは「高域や超高域が出ていない様に感じるが、測定して見ると20KHzもキチンと出ている・・・云々」。多分他所で高域の高解像度の音を聴いて、自分のシステムで高域が出ていない様に感じられたのだろう。

今までにも色んなところで試聴させていただいた事が有るが、「私はドンシャリが好きだ」とおっしゃる方が意外と多い。「低音がドーンと迫力が有って、高域が高解像度で延びていないといけない」と云う事らしい。そう云う方からすれば私のメインシステムでは一見高域不足の様に聴こえると思う。それでも25Hz~100KHzまで対応できる様に、ケーブル類とユニットを配置している。

自然界では高域のみが高解像度などあり得ない。嗜好的な部分であり、もちろんドンシャリ好きなお客が喜ぶ様にしているのだろう。私の経験から云えば高解像度でなければならないのは「低域」である。500Hzの帯域で出ている音の70%以上、エネルギー感では80%以上が決まる。低域が変われば全体のサウンドが激変する。高域が強くなればこれもまた低域が強くなる傾向になる。この原因は多分に「音のバランス」が変わった為であろうと思う。

銅線のケーブルを使っていて100Hzが出せるだろうか?多分何のためらいもなく盲信して有る方が多いと思う。ケーブル材にはそれぞれ出せる周波数特性が有って、またその音のバランスもそれぞれによって違う。ケーブル材の周波数特性やバランスにも目を向ける必要が有る。

高域の高解像度のサウンドは「造られた音」だと感じる。それでは「生演奏」のサウンドではなく「嗜好」のサウンドになる。自分は「生演奏」の音に拘りたい。

今朝は早起きして・・・

2015年08月12日 | ピュアオーディオ
今朝は4時半起床、室温30.5℃。5時ぐらいから雨が降って来ました。雨が降ると外仕事は出来ません。庭の芝刈りを予定していましたが、今日は「音楽」を楽しもうと思っています。

6時からFM放送でチェンバロの演奏をやっていました。7時20分からはクラシックカフェの再放送。サブシステムで楽しんでいます。6時の時点でメインシステムのSWを入れています。9時くらいからメインシステムで今日はじっくりと楽しみたいと思っています。暑さの方も今日は最高気温が28℃ぐらいの予報で、凌ぎやすい気温になって来ています。