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団塊の世代が後期高齢者になって来た。日本の高度成長時代を担った方達だ。同時に「オーディオ趣味」も担った方達です。私がオーディオに目覚めた50年前は、実に多くの「オーディオショップ」や「メーカーの試聴室」が在ったものだ。もう2度とあの頃の盛況は戻らないだろう。
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50年前の当時、20歳の若造ではとても手の届くスピーカーではなかった「JBL:オリンパスと蜂の巣ホーン」の組み合わせは最高の憧れであった。当時「菱目」のサランネットを持った、オリンパス・L-101・サンスイSP-707Jが所有してみたいスピーカーだった。
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オリンパスシステム・サンスイSP-707Jを入手したのは51歳の時。それまで26歳からJBL:4343を25年以上使っていた。この#4343が終のSPの筈であったが、「憧れのSP」の「物欲」には勝てなかった。しかし、古いJBLのSPは唯では鳴ってくれない。「鳴らすスキル」を要求される。しかし、5年もしたらほぼ満足の行く鳴り方や音質まで到達できた。やってみなければ分からない処です。
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特に2インチスロートのコンプレッションドライバー#LE-375の鳴らし方にはスキルを要します。そのままでは「じゃじゃ馬ですっ飛んでくる音」に悩ませられることになります。