ケーブルによる「伝送ロス」を極小化させると結果としてどの様な効果が出てくるか箇条書きにしてみました。
1)再生音への「ベールの被り」が無くなりベールに隠れていた音が出てくる・・・・録音が悪い(古い)と思っていたことが実は「伝送ロス」の為だったと気付く。
2)低域から高域までよりワイドレンジになり、しかも「ピーク・ディップ」がなくなるので非常に聴きやすくなり、小音量時でも音痩せがなく、大音量時でも破綻が無く、かつうるささが無くなる。これは部屋のサイズに関係なく実現できる。
3)音色が自然に感じられ「生演奏」を錯覚する。ピアノの打鍵の動きまでも見えるようだ。ティンパニーの皮がピーンと張ったようなサウンドで、反応が早く立ち上がり立下りが瞬時である。
4)ホールの空気感やホールの大きさまでも聞き取れる。
5)どんなシステムにも上述の効果が有るが、SPユニットの形式で表現の仕方が若干異なってくる。
6)録音時の演奏者の配置が前後左右明確に聞き分けられる。サウンド表現はSP間に出来るのではなくSPの外側まで音が広がりスケール感が大きくなる。
以上の内容がフルシリウスケーブルにすることで得られている。
個人的な推察だがサウンドを決定する為には良いケーブルが必需品である。音色や音数等ケーブルの影響がアンプやCDP等の機器の影響より大きいと判断せざるを得ない。
ケーブルの影響はSPのサイズには関係なく、小形SPでも充分な改善効果がある。特に20cmクラスのウーハーを持つシステムで従来の38cmクラスの再生音を出せる。もちろんSPのセッティング次第である。
やっぱり曲がる所ですしあの重いケーブルにちょっと不安がありますね。
宜しくお願いします。
お客様の使われる状況に合わせて端末処理をするのが一番トラブルが少なくなります。